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おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

文楽ポータルサイト 楽文楽-らぶんらく-

2013-03-14 00:59:54 | その他いろいろ(文楽)
 文楽ファンの方なら既にご存じかと思いますが、昨年12月に文楽を応援するサイト「文楽ポータルサイト楽文楽-らぶんらく-」が開設されています。コンテンツも結構増えてきましたので、このブログでも紹介させていただきます。

 文楽公演紹介から始まり、技芸員インタビュー(簑助さんです! 次回は住大夫さんの予定)や歌舞伎評論家の犬丸治さんのコラム、イベント紹介、図書紹介と盛り沢山、本当に文楽ポータルサイトになっています。もうすぐグッズ販売も始まるそうです。ご興味のある方はぜひ!
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文楽の輪ッ!

2013-01-11 23:53:27 | その他いろいろ(文楽)
 今日一日で、お二人の文楽好きな方と遭遇しました。

 一人目はウチの会社の公認会計士の先生です。今日会社にお見えになったのでお茶を出しに行ったら、いきなり私に「文楽行きましたか」って話しかけてこられ、これまで文楽の「ぶ」の字も話したことがなかったので、最初何をおっしゃっているのかわからず、不思議そうな顔をしていたら、「文楽劇場ですよ。よう似た人がいたはるなぁと思って見てたんですよ」とおっしゃって、ようやく話が理解できました。先生も6日の日曜日に文楽劇場に行ってらしたそうで、それからワーッと文楽の話をさせていただきました。結構年季の入った文楽ファンのようで、こんな身近に文楽とつながっていたなんて、びっくりしました。

 もうお一人は、今夜、会社の飲み会で行ったお店のマスターです。お店の中に文楽のポスターがペタペタ貼ってあったので、「文楽お好きなんですか」って尋ねたら、こちらもお古くからのファンだそうで、勘十郎さんとお親しいらしく、そのお店にも時々いらっしゃるそうです。今月の文楽は来週いらっしゃるそうで、「私は日曜に行ったんです。簑助さんが素晴らしかったです。でも夜は空いていて心配です」と一気にしゃべってしまいました。第2部はやはりあまり入りが良くないそうで、来るなら第2部に来てほしいと言われるそうです。ちなみにお店の名前はチルコロです。今日は幹事役でいろいろ用事があったので写真は撮ってませんが、イチからそこで作っているとわかる美味しいお料理を出していただきました。

 何か呼んでるんでしょうか。不思議な縁を感じました。
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吉田簑助さん、芸術院会員に選出!

2012-12-02 22:55:55 | その他いろいろ(文楽)
 11月30日にヤホーのニュースで「日本芸術院の新会員に團十郎さんが選出」という見出しを見て、「ふーん、そうなんや」と何気に記事をクリックしたら、何と!簑助さんも選出されていらっしゃるではありませんかっ!

 時事通信の記事をコピペします。
 
功績が顕著な芸術家らで組織する日本芸術院(三浦朱門院長)は30日、歌舞伎俳優の市川團十郎さんら8人を新会員に内定したと発表した。田中真紀子文部科学相が12月15日付で発令する。
 ほかの内定者は山崎隆夫、池口史子、神戸峰男、井茂圭洞、池澤夏樹、三浦雅士、吉田簑助の各氏。ジャンル別では美術4人、文芸2人、音楽・演劇・舞踊が2人で、会員は112人となる。
 
 まあね、ニュースバリューから言えば、團十郎さんがトップに来るんでしょうけれど、もうちょっとで簑助さんを見落とすところでした。

 簑助さんは既に、平成6年に重要無形文化財「人形浄瑠璃文楽人形」(各個認定)保持者(人間国宝)、平成8年紫綬褒章、平成21年文化功労者と栄誉はいくつも受けていらっしゃいますので、これに今回「芸術院会員」というのが加わったわけです。誠におめでたいことでございます。文化庁のプレスリリースはこちらです。推薦理由に「文楽の人形部にはなくてはならない人物」「最高の人形遣い」と書いてありました。文楽がガタガタしている時期だっただけに、文楽の皆さんも喜んでいらっしゃるでしょうね。文楽ファン初心者のワタクシがこんなことを書くのも僭越ではございますが、心からお祝い申し上げます。簑助さんおめでとうございます
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国立文楽劇場 友の会

2012-09-29 14:11:44 | その他いろいろ(文楽)
 「国立文楽劇場友の会」に入会いたしました。京にんじんさんがこの「友の会」に入っていらっしゃって、「先行予約もあるし、チケット代金の割引もあるし、いいよ」とオススメいただき、早速入会いたしました。何とか、11月分楽公演の先行申し込みに間に合いました。チケット代金のことだけなら、大阪府で「府民鑑賞会」というのがあって、抽選ですが、チケット代金の半額で見ることも可能です。ただ、お席はもちろん選べないし、おそらく前の方の席が割り当てられることはないので、簑助さんをガン見することは不可能です。文楽のお人形って、普通の人間の半分から三分の二くらいの大きさなので、後ろになると見えなくなります。

 というわけで、大急ぎで入会申込書を取り寄せ、申し込みをしました。入会金・年会費はそれぞれ1000円でした。静御前?のお人形が可愛らしいカードです。文楽劇場のチケットは大体二割引、東京の国立劇場のチケットも割引価格で買えるようです。入会特典でプログラム1冊無料引換券と食堂のお食事二割引券もついてきました。1回文楽を見に行けば、入会金・年会費のモトは取れそうです(←スミマセン、下品で)。

 チケット購入以外にも、友の会のイベントがあるようで、10月28日に「文楽列車」という催しがあり、人形遣いさんといっしょに近鉄電車で吉野へ行き、吉野で文楽を鑑賞するそうで、「行きたい!」と思いましたが、申し込み締め切りが9月28日(金)必着で、残念ながら間に合いませんでした。すっごい楽しそうです。次回はぜひ参加したいと思っています。

 こういうのって、もっと広く世間にアピールすればいいのに、って思いました。宣伝が下手くそですよね。橋下市長に突っ込まれるスキを与えすぎです。

 先行予約は10月2日です。京にんじんさんによれば、PCからだと5列目以降しか出てこないそうで、もっと前は電話予約の席ではないかと教えていただきましたので、会社の会議室でこっそりと電話予約したいと思います。
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国立文楽劇場「研修生」応募ゼロ!

2012-09-20 23:50:23 | その他いろいろ(文楽)
 20日付けの産経新聞によれば、文楽の後継者を養成するために独立行政法人日本芸術文化振興会は公益財団法人文楽協会と協力して、文楽研修生を募集しているそうですが、28日の締め切りを前に、応募者がゼロ、問い合わせも数件しかないそうで、このままでは芸の伝承が途切れてしまうことになりかねない状況に陥っているそうです。どうも、橋下市長の“文楽叩き”が影響しているようで、文化とか芸能とかは一回途切れてしまうと再生が不可能であり、人から人へつなぎ続けないといけません。PCに取り込むとか映像に残すとかはあくまで「記録」であって「伝承」ではありません。志のある若者が現れてくれることを切に願います。

 募集要項及び応募案内はコチラ
 
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また、買った

2012-08-24 23:45:02 | その他いろいろ(文楽)
 文楽の本をまた買ってしまいました。

 「文楽のこころを語る」 竹本住大夫
 「頭巾かぶって五十年 文楽に生きて」 三代目吉田蓑助
 「花舞台へ帰ってきた。脳卒中・闘病・リハビリ・復帰の記録」 吉田蓑助と山川静夫

 以前は、本屋さんに行って実際の本を見ながら選ぶのが楽しみでしたが、最近はあまりの出版点数が多くなりすぎて探すのが大儀になってきました。行きつけの本屋さんは天満橋のジュンク堂なんですが(おけいはんポイントが貯まるから、という理由だけです)、ジュンクはネットで注文して店頭受け取りというのが可能で、最近はもっぱらネットで注文しておいてレジで本を受け取る形にしています。

 最近の履歴です
 
 わかりづらいかと思いますが、見事なくらい文楽の本が並んでいます。

 次に買う本はもう決まっておりまして、「文楽の女-吉田蓑助の世界-」と「吉田蓑助写真集 文楽・女たちに魂をこめて」を買いたいと思っています。蓑助さんLOVEでございます。写真集のほうは玉ちゃんが随想を寄せていらっしゃいます。玉ちゃんと蓑助さんが遣われるお人形は、単に“見た目が美しい”というのに止まらず、存在自体が美しい、ある意味神々しい感じがして、何か似ているような気がします。



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蓑助さんの「曾根崎心中」

2012-08-16 23:05:55 | その他いろいろ(文楽)
 産経新聞の関西版で月に一度「文楽に逢う」というタイトルで、文楽のいろいろな美しい写真が掲載されています。わが家は私が物心着いた頃からずっと産経新聞です。絶対見ているはずなんですが、「そういえば見たことがあったような気がする?」程度の記憶しかなく、つまり、これまではほとんど気にも留めず“スルー”しておりました。

 今月は14日の夕刊に掲載がありましたが、何と「曾根崎心中」でございます。蓑助さんでございます。一気にテンションがあがりました。ワタクシ、蓑助さんのお人形を遣っていらっしゃるときの、なんともいえない無表情、口をへの字に曲げた表情に“萌え”ております。

 インターネット上でも公開されています。コチラをポチッとどうぞ。蓑助さんが遣われるお初は、お人形なのに、美しく妖艶でありながら哀しい表情をしています。「どこをどうやったらこうなるん?」と思ってしまいます。本当に素晴らしい世界です。ぜひ一度ご覧くださいませ。
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遅ればせながら・・・

2012-08-15 23:48:11 | その他いろいろ(文楽)
 先日久しぶりに見た文楽ですが(前回爆睡のためほとんど初見です)、嵌りました。正確に言えば、蓑助さんLOVEでございます。せっかく文楽の地元・大阪にいたのに、なぜこれまで見なかったのか、なぜ蓑助さんと吉田玉男さんとのコンビを見なかったのか、後悔しきり、あせっております

 もちろん、次の11月の「忠臣蔵」の通し(蓑助さんは「おかる」です)は行く気マンマンですが、その前にあまりに文楽のことを知らないので、遅ればせながらちょっとお勉強しなくてはっ!と思い、とりあえず見繕った本たちでございます↑。何事も“形から入る”クセがあって、集めると安心してしまう性質なもんで…

 
 その中で、これは独立行政法人日本芸術文化振興会が今年の3月に発行した「ぶんらくの本」です。国立文楽劇場の売店で売っていました。何と!ワンコイン500円也でございます。

 
 
 
 
 40ページほどの冊子ですが、オールカラーで写真やイラストもいっぱいで、漢字はすべてルビ付き、とても読みやすいわかりやすい初心者のためのハンドブックです。こんなに良い本、もっと宣伝すればいいのに、と思うんですが、お役人がなさることはよーわかりません。大阪市の橋下市長もこれを見てから文楽をご覧になれば、もっと興味がわき面白かったと思うんですが。文楽協会の方、差し上げられなかったんでしょうか。

 このシリーズで「かぶきの本」「のう・きょうげんの本」というのもあるみたいなので、そっちもちょっと見てみたいと思っています。



 
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