若い頃に映画『東京物語』を初めて観た時には、こんな退屈な映画あるのかと
驚いて途中で止めた記憶がある。
映画を途中でギブアップしたのは『去年マリエンバートで』以来の事。
カメラは動かない。何事も大げさな事は起こらない。静かに語られていく物語。
一方で黒澤明の「七人の侍」などエンターテイメント性の強い
子供までもドキドキするような『用心棒』などが放映される時代。
皆がそちらへ流れるのは必然。
ところが自分が歳をとるに連れて、世界の評価の高さも耳に入る様になってくる。
そして何度か見直すことになる。そして初めて世界の小津安二郎の世界を知る。随分遅い。
それから数十年、最近テレビかラジオか新聞かで聞いた話だが、
10年間隔で行われる英国映画協会発行の雑誌が昨年世界の評論家と監督に
史上最も偉大な作品を問うアンケートを実施した結果、監督たちは『東京物語』を第1位に
選んだそうだ。ちなみに批評家達は『めまい』『市民ケーン』『東京物語』の順位だったそうだ。
さてその偉大なる小津安二郎監督に我らが山田洋次監督が先輩の偉業に深い敬意を表しつつ敢えて挑戦した!!
と新聞の映画批評に書いてある。
偉大な作品のリメークこそ物まねになりがちで大変難しいと思うのだが、皆さんの感想を楽しみに待ちたい!!
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かの良き時代も、苦労して育てた自分の子供たちよりも
未亡人となった義理の娘や、これから結婚しようとする
息子の嫁になる予定の御嬢さんの人間としての情け深さ
を描いてるようです。確かになれ合いのように存在してきた
親子なんてそんなもんかな?とも思いますし、映画が描く義理の娘の情けも現実的には確率の低い話では・・・・
「親孝行
したい頃には親はなし
墓に布団もかけられず」
という言葉があったようです。
貴殿の場合はまだ間に合いますので悔いなきように
お尽くし下さい!!
すごく
良き時代という感じですね
いつまでも~
そういう心を持っていたいものです (=^・^=)
自分に対しての、親からの想いを、認識したり、
あーだったら、もう少し、こうすれば良かったなとか、
後悔する事があります。
なるべく、親には、寂しい思いを、させないようにしたいですよね!。