とうとう堤防決壊・・・・・

前回の記事の時点、つまり9日の午前中の段階で、すでに大雨による床上・床下浸水家屋が

ニュースで流れていた。まだ堤防の決壊はなく、歩いて避難する人などが見受けられた。

その日の夜中か翌日の午前中であろうか。とうとう茨城県・宮城県の数か所で堤防が決壊し

ものすごい濁流が家屋を襲った。倒壊する家や屋根から救助を待つ人。

街全体が濁った湖のようにも見える。テレビで見る救助作業も何とも苛立ちを感じるが、

これだけの大きな災害となると、現在のシステムでは限界なのでしょう。


一級河川に限らず、これまでも歴史的には暴れ川などと呼ばれて何度も決壊を繰り返しては、

生き抜いてきた人たちである。そんな歴史の中でも昨今の災害は数十年に一度と呼ばれる

災害が頻発している。人間のコントロールどころの話ではない。

現在の技術でどんなに頑丈な堤防を造っても、自然はそれを乗り越えて襲ってくる。

まさに自然に対して人間の力などいかに無力であるかを教授しているかのようにも見える。

だから人災の要素を無くし、謙虚に備えるしか方法はなさそうである。




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