今朝、体調が少し悪かったので10時頃起きたのですが、起きるや否やケアレ・スミスから電話。
それもいきなり「御影土の黒白赤と手ロクロを送ってくれ!!」との事。
書の道を学ぶために学校の寮で生活し、明日の米代にも不自由してる人間が何をするつもりかと尋ねると、
なんか土日曜日の夕方なんかに細々と七輪陶芸をやりたくなったとの事。
今頃の若者とは思えないシミジミとした孤独感・・・・余程金に困っとるのかな?
七輪と炭の準備はできるけど、陶土やロクロの手配は全くワカランと言うので、
今日はキツイので明日送ってやることにした。
そこで私はふと考えた。前回の記事を読んでここは何とか自分の出番だと勝手に思い込み電話???
久しく工房にも出入りしてない私を否応なく土に触れさせる新手のハッカーならぬハッパカケ????かと疑ったが、
これほど手の込んだ事をたくらむほど頭は良くない(笑)
書道以外のいろんな美と言うものに興味があるらしく、今年の夏もアルバイト先のシェフに誘われて、
もちろん費用もお世話になって、沖縄の窯元の窯出しの手伝いに行ってきたらしいのです。
10年程前に私が友人と七輪陶芸を始めた頃、まだ小学生の4年生だったスミスは全ての行程を目の当たりにしているし
その炎の美しさにも魅せられていました。その当時の炎と魅せられた緋色が一人で再現できるとは
思えませんが、試行錯誤してどこまでできるか楽しみです。
それとも気が変わって近くの堤防でチヌでも狙ってフカセをしているのが落ちかな(爆)