「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

黒釉づくり・・・第一歩

2008年02月07日 | 釉薬





タイトル、写真とは関係ない話し。
昨晩、夜8時にスイッチONした本焼き。
夜、10時45分頃、家全体が真っ黒に。
座頭市はいいなー、などと思いつつライターの明かりでミニマグライトを探し、
そのうつろな明かりでやっと懐中電灯を探し、ブレーカーを見ると、
漏電遮断機の横の大元の全体ブレーカーが落ちていた。
電気屋のおじさんは200Vの窯の配線と一般の配線は別と話してた。
その証拠に今までも同じ状況で落ちた事ない。
エアコンを止め、電気マットを止め、ブレーカーをON。
あわてて窯の温度を見に行く。530℃を表示。どんどん温度が下がっていく。
こんな時どうするんやろ?
とりあえず一旦スイッチを切って、残り時間を計算して新たなコースとして設定。
30分後、どんどん下がってた温度も上昇しだした。安心した。窯の中はどうなってるのやら??

15アンペアで生活してた高田渡ちゃんをますます尊敬した。



写真は削りの時に出た赤土の削りカスを乾燥中のものと、
ロクロを挽いた時の手泥を水に溶いた物。
削りカスが乾燥したら水に溶き、溶けるのを待つ。
全てが溶けたら、とにかくかき回し、赤い水だけをヒシャクで汲み取り水ひする。
数日、置いて今度はウワミズを捨て、沈殿している赤い土を素焼きの丸鉢に移して乾燥を待つ。
この素焼きの丸鉢、再生土でこんな時のためにと作っておいたもの。初おろし。
役に立ってよかったな!
なんかややこしいようやけど、要するに粘土の粒子の細かいとこだけ取り出す。
これが釉薬の原料の片方。
もう片方は土灰、これを5対5の割合で調合予定。そしてテスト。
状況によっていろんな調味料を加えるらしい。

その調味料の一つが「クロマイト」聞いた事がない。
早速調べてみるが見つからない。
調べてたら「コレモナイト」ていうのが見つかって、
「アレモナイト」「ソレモナイト」はなかった。
コレモナイト、アレモナイト、ソレモナイトじゃ~、困っちゃいますね(笑)
何とかアルもので済ませましょう。

ここで教えてチョーーダイのコーナーです。
クロマイトと黒顔料は代用できますか?


コメント (10)
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