「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

息子のお土産

2007年12月02日 | 笑い話


我が家の次男坊(例のラガーマンでケアレ・スミス氏が居ると思っている)が
先月28日から昨日までの3泊4日の関東研修旅行(昔の修学旅行)から昨日帰ってきた。

行程表を見ると福岡空港→羽田空港→国会議事堂→ホテル(1日目)→
東京学芸大→東京大学→国立博物館(2日目)→
筑波学園都市→班別行動(古代オリエント博物館・ユニセフハウス・国立西洋美術館)(3日目)→
ホテル→東京ディズニーリゾート→羽田空港→福岡空港(4日目)

本物の大学を見せてその気にさせ受験勉強を頑張るようとの学校の配慮か魂胆か?
我々の時代に比べるとカワイそうなもんだ。

上の写真は国立博物館の売店で見つけたらしい。私へのお土産だそうだ。
2003年5月発行の年代物。
私は東京の博物館など行ったことがない。東京自体が出張で何回か・・・




長次郎・光悦・道入をはじめ仁清・乾山など桃山時代から現代までの代表的な茶碗の名品の図録である。
一時期テレビで十五代吉左衛門を見て「手づくね」などパクリで作っていたのを見ていた息子は
この本をオヤジにと考えたのだろう。
「もう抹茶茶碗を作る事もあるまい」と思っていたが、息子がチクチクと尻を突く!!
(そういえば数年前の誕生日も「週刊 やきものを楽しむ」の有田・伊万里焼と信楽焼きの2冊だった)


班別行動では班長として連絡用携帯電話を持たされ、予定の博物館や美術館には行かず
上野のアメ横をうろついて集合時間に遅れ、引率の先生の「どこに行っとったとか?」の質問に
持たされた連絡用携帯にGPSが付いていたのも知らずに「予定の博物館・美術館です」と答え
全てバレバレでしこったま、がられたそうだ。
我が家では高校生になっても携帯など買ってもらえない。GPSどころか携帯そのものが分からない。
果たしてこれでよかったのか・・・・・・・・

生まれて初めて東京に御のぼりさんで行った田舎者の息子の話を、
これまた東京に疎いオヤジが記事にしたので、
地理的、あるいは名称の間違いがあってもケアレスミスだとお許しくだされ!!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする