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気がつけばふるさと離れて34年

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ニューフェイス

2019-02-22 14:00:58 | 日記

昨夜の綺麗な夕焼けです。


ご近所のクリーニング屋さんのニューフェイスは秋田犬の「クジョウ君」です

2歳のオス犬ですが、図体は大きいのに臆病でカメラを向けると逃げてしまうので、お母さん(クリーニング店の経営者)が首輪をつかんでいないといけません。それでお母さんの足も写ってしまいました。



このお店では以前も秋田犬を飼っていて雲のようにふわふわしていることから「クモ」と呼ばれていました。

クモは2年前に死んでしまい、その後新しい犬を飼おうと思っているけれど日本語で何か良い名前はないかしら、と昨年相談され、「ソラ(空)」はどうかしらとお話ししました。

でもソラはどうもメス犬にあうような気がするとかで「クジョウ」と名付けたとこの間教えてくれました。

「クジョウ」も日本語だと思うのですが、どういう意味だろうと色々伺うとどうも「供養」のことのようです(前に飼っていた犬の供養という意味がこめられているのかもしれません)。

「クヨウ」をドイツ語綴りすると「KUJO」になります(ドイツ語で「JO」はヨと発音します)。

普段は「クジョウ」と呼んでいるのですが、ちょっとオイタをすると「クヨウ」と呼んで叱るのだとか(良く意味がわかりませんが)。

それにしてもブリーダーもドイツ人だと思うのですが、前の「クモ」といい、今回の「クジョウ」といい日本語に精通している方なのでしょうか。

先日書道のお稽古に伺った折、先生に事情を話して供養のお手本を書いていただきました。

本当はお手本を元に練習して私の書を差し上げようと思ったのですが、やはり先生のようには書けなくてズル(?)をしてお手本をそのままクリーニング店に持っていったらとても喜ばれました。

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歎異抄

2019-02-17 14:33:38 | 日記
我が家から車で50分程の所にあるデュッセルドルフ市には日本人が多く(多分6000人以上)住んでおり、日本の食料品店や本屋さん、美容院の他に浄土真宗のお寺もあります。

このお寺では月に一度「歎異抄を読む会」が開かれていて、数年前から時折参加しています。

先週の金曜日(2月15日)は歎異抄第6条の講義でした。2月15日はお釈迦さまが入滅された涅槃会ということも初めて知りました。そもそもこのセミナーに参加しようと思ったのは一時帰国時には神社仏閣観光を好むドイツ人の夫の仏教関連の問いにほとんど答えられないという自分の無知さに気付いたからです→セミナー受講後もこの無知さ加減が改善されたようにも思えませんが。

開始前にお庭を散歩しました。とても良いお天気で春の訪れが感じられましたが「春色」は見つけられませんでした。



帰途、ライン河沿いの街路樹の枯れ木がとてもユニークでアートのオブジェのようだったので車を停めて写真を撮りました。


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ベルリン

2019-02-14 18:40:03 | 旅行
毎年1月か2月にベルリンで仕事があります。

昨年はベルリンから戻ってからひどい風邪を引いて一週間程寝込んだので、今回のベルリン出張は戦々恐々でした。何とか無事(?)に戻ってきました(笑)。

ベルリンでは視察先に近いこともありHilton に泊まることが多いです。


今回初めて気付いたのですがホテル前の熊は逆立ちしてたのね。


ベルリンでは紋章にも熊が描かれているように、熊がシンボルになっており、いたるところに熊のオブジェを見かけます。でも逆立ち熊は初めて見ました。エントランスに白熊が2頭立つホテルもあります。


Hilton はベルリンで最も美しいと言われるジャンダルメンマルクト広場に面しています。この広場は1688年に作られ、ドイツ大聖堂、フランス大聖堂、コンツェルトハウスが並んでいます。1736年から1782年の間、ジャンダルム(憲兵)が利用していたことからジャンダルメンマルクトと呼ばれるようになったのだそうです。



近くにはアンペルマンのお土産屋さんとかアインシュタインカフェがあります。



アンペルマンは以前、ドイツが東西に分断されていた頃、東側で使われていた信号機のフィギュアで統一後廃止されそうになったのですが可愛いというので存続されることになったものです。
信号が青になるとこんな感じです。


ベルリンは映画祭の最中でしたが映画を観に行く時間はありませんでした(仕事で訪れたのだから仕様がないですね)。


ベルリン在住の友人は10日間で20本以上の映画を観る予定だそうです→タフですねぇ(私よりかなり年上の方なのですよ)。
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「漂流ポスト」と 「風の電話」

2019-02-09 15:45:39 | 日記
先日(2月7日)の「プレバト俳句」では陸前高田市の「漂流ポスト」と大槌町の「風の電話」を詠んだ句が紹介されていました。

「漂流ポスト」も「風の電話」も震災で亡くなられた方への想いが伝えられるようにとの願いを込めて設置されました。

「漂流ポスト」は町の中心から車で30分ほどのところにある森の中の喫茶店に設置されています。


(写真はネットから拝借しました)

喫茶店の店主が震災で家族を亡くした馴染みのお客さんのために何かできることはないかと考えて、2014年に赤い郵便ポストを置いて亡くなった人への手紙を預かることから始まりました。

この喫茶店では投函された手紙を読むことができるそうです。

「風の電話」は大槌町の庭師の佐々木さんが2010年に亡くなった従兄ともう一度話したいとの思いから自宅に白い電話ボックスと繋がっていない黒電話を設置したのが始まりです。2011年の震災後は生存した被災者が家族への思いを伝えられるようにと整備され一般の人に開放しました。


(この写真もネットから拝借しました)

電話機の横には以下の文章が記されているそうです。

「風の電話は心で話します 静かに目を閉じ耳を澄ましてください 風の音が又は浪の音が 或いは小鳥のさえずりが聞こえたなら あなたの想いを伝えてください」

亡くなった方との対話で思い出されるのは照井翠さんの句集「龍宮」に収められている次の句です。

逢えるなら魂にでもなりたしよ



私がブログを記してみようかと考えたのは、やはり震災の年2011年の1月に近くに住む日本人の友人が亡くなり、日本語でおしゃべりし高笑いできる数少ない友人がいなくなってしまったからです。

彼女とそれから今月末が命日の母と叶うなら話したいと思うことがあります。
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広島の講演会

2019-02-07 15:44:12 | 日記
ご近所に住む日本人の友人から4月に広島で開かれる講演会のご案内をいただきました。



講演されるのは2014年に福島地方裁判所で大飯原発運転差し止め判決をした元裁判官の樋口英明さんです。

ご案内を下さった方は彼女の友人の児童文学作家からこの催しのお知らせをいただいたということです。
この児童文学者は以下の本を執筆されています。

中澤晶子著 「あしたは晴れた空の下で」−ぼくたちのチェルノブイリ-

この本はチェルノブイリ事故2年後の1988年7月に初版され、その後絶版になっていたのが2011年の福島原発事故後に読者から強い要望があり、同年7月に再版されたということです。

中澤さんと樋口さんの奥様が友人だったことから、中澤さんが関与している「ひろしま・ふくしまを結ぶもみのきイベント」で今回樋口さんが講演することになったのだそうです。

話はかわって、今晩ドイツのテレビではドイツのドリス・デリエ監督の「フクシマ・モナムール」が放映されます。この映画については以前2016年3月13日のブログで取り上げていますので興味のある方はそちらをご覧ください。



あの震災からもう8年も経ったのですね。
復興はまだ思うように進んでいない気がします。

昨年11月の大船渡市長選挙は2000票の僅差でしたし、先日の陸前高田市長選挙の差は何と五票だけでした!これは復興に向けて市民の意見が分裂していることへのあらわれではないでしょうか。
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