昨日、友人が所属しているケルン・オラトリオ合唱団の創立60周年の記念公演が近くの教会であったので行ってきました。
公演が行われたAltenberger Dom(アルテンベルク大聖堂)は以前、シトー会修道院だった教会で近くには大きな「童話の森」もあることから
休日には大変混雑します。
開演は午後2時半で30分前には教会に着いたのですが、前の方の席はほとんど埋まっていました。
入場は無料で公演後、寄付を求められます。
教会の外観を写真に撮るのを忘れたので絵葉書です。
内部です。
演目は
レナード・バーンスタイン作曲 「チチェスター詩篇」
ジョン・ラター作曲 「グロリア」
チチェスターはイングランド南西部、ウェスト・サセックス州にある都市の名前でここの大聖堂からの委嘱を受けてバーンスタインが1965年に作曲したことから、このようなタイトルになったとのことでした。
旧約聖書の詩篇の2編、23編、100編、131編、133編に曲がつけられています。
ヘブライ語で歌唱する規則なのだそうで、友人も苦労したと語っていました。
私は事前に日本語の聖書でその部分を予習(?)して行きました。
でも言葉がわからなくても荘厳な雰囲気は伝わってきました。
中にボーイソプラノのソロの部分があるのですが、歌唱したケルン大聖堂少年合唱団の男の子がとても可愛くて、そのままウィーン少年合唱団の一員になれそうでした。
ジョン・ラターの「グロリア」は管楽器や打楽器の演奏もあり賑やかな現代宗教曲(初演1974年)でした。
帰り道、雷に打たれ黒焦げになった大木を教会の敷地内で見つけました。
まさに「堕落した現代社会に神が怒り鉄槌をふりおろした」ような感じでした。
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