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気がつけばふるさと離れて34年

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寒暖差30度以上!

2016-01-18 16:39:16 | 日記


昨日、セイシェル&レユニオンの旅行から戻ってきました。

寒さにもめげずテラスの花壇のエリカが健気に咲いていました。

ドイツではこれまで暖冬が続いていたようですが、2日前から急に寒くなったようで、今朝テラスの寒暖計は零下3度を示していました。


旅行先では毎日、日中の気温が30度以上でしたから、30度以上の寒暖差になります。

この「寒さのショック」に二人とも「半凍結状態」で動きも鈍くなっています

でもクリアな冷気も良いものですね。

毎日、高温多湿の気候は老体にはキツかったです

やっぱり気候的にはハワイが一番良いなぁと痛感したことでした。

旅行中に届いた郵便物の整理をしました。

今回いただいたクリスマスカードと年賀カードで気に入ったのは以下の3種類です。



これはアメリカ留学時代の友人から届いたクリスマスカードです。

上はサンタの帽子をかぶっているペンギン君ですが、みんなちょっと「無愛想」な感じがいいなぁ。

下は多分「オオカミ夫婦」の写真です。 何しろ夫の名前の邦訳は「狼が行く」ですからネ。

3番目はいつも素敵なクリスマスカードを送ってくれる大学時代の友人Oさんからのカードです(Oさん、いつもアリガトウ!!)。

いつもは小人のサンタ君が色々な風景に隠れているカードで、例えば鎌倉の大仏をたくさんの小人サンタが掃除しているカードなどもありました。

これまでのカードをとっておけば良かったなぁ。

今年はちょっと趣向をこらした「日本の歳時記料理カード」でした。



お正月からおおみそかまでのそれぞれの時期にちなんだお料理が裏に描かれています。

例えばお正月だと「おせち料理」、仲秋だと「月見ダンゴ」という具合で英語で簡単に説明もついています。



いつもはクリスマスカードの整理をして処分してしまうのだけれど、これらのカードだけは今年、棚に飾っておこうかなと思っています。
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セイシェル + レユニオン旅行記 番外編 ( ホテル )

2016-01-15 15:33:55 | 旅行
4週間程の旅行中に8軒のホテルに宿泊しました。

セイシェルでは一か所に5-6泊滞在したのですが、レユニオンでは旅程の関係から1-2泊で移動しなくてはなりませんでした。

一番良かったのはプララン島で宿泊した「ゴールデン・ヴィラ」です。
寝室と居間の二部屋にキッチンも付いています。
広いテラスもあって、何しろ目の前のビーチで朝食前に泳げるというのが良かったです。


唯一の難点は浜辺に砂バエが多くて、気をつけないとすぐ噛まれてしまうことです。
予防のためにココナッツ・オイルが良いということも初めて知りました。
なんでもオイルで肌がヌルヌルしているとハエが噛めないのだそうです。
これが「砂バエ予防」のココナッツ・オイルです。


二番目に良かったのはレユニオン島で最後に三泊した「ナウティル・ホテル」です。
ここも目の前がビーチでしたが干潮時には珊瑚礁で遊泳できなくなるのが難点ですが、
でもスノーケルで美しい熱帯魚を多数観察できました。
夕陽に照らされたホテルです。

このホテルの欠陥をあげるとすれば、部屋のエアコンの位置です。
ベッドの上に設置してあるため、就寝時にスリープ・モードにしても頭上を冷気が流れ、風邪をひきそうでした。

次のお気に入りのホテルは残念ながら1泊しかしませんでしたがレユニオンの
「ドメーヌ・ピエール」です。ホテルに「エキゾチック・ガーデン」が隣接して朝食後、
心地よい散策ができました。仏像や蓮の花もありました。




マヘ島で宿泊した「サンセット・ビーチ・ホテル」は海に面してお部屋のインテリアもよかったのですが、何しろホテルの従業員が高慢でアンフレンドリーで、日本の「おもてなし講座」でみっちりトレーニングが必要だと感じました。




ラ・ディーク島のホテルも良かったのですが、何しろ二人共お腹をこわして調子が悪かったので、
あまり良い印象は残っていません。でも島で利用した自転車は昔ながらのチャリンコでなつかしかったです。最後の写真は35年前に泊まったのはここだと夫が主張する(私は記憶に残っていません–本当にこんなオンボロな所に泊まったのかなぁ)建物です。


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セイシェル + レユニオン旅行記 – 番外編 ( 旅先での読書)

2016-01-13 12:40:11 | 旅行
4週間位の海外旅行の荷造りをする時にどんな本を持っていったら良いか、結構考えます。

英語や独語の本は滞在型のホテルのライブラリーに宿泊客が読んだ本が置いてあるので、それを借りれば良いのですが日本語の本は海外では中々、入手できないのでスーツケースにいつも2-3冊入れていきます。

iPad miniを入手してからは青空文庫やiBooksで本をダウンロードできるようになったので本自体はあまり詰め込まなくてもよくなりました。

今回スーツケースに入れたのは以下の2冊です。



志賀直哉の随筆集は「万暦赤絵」を再読したくて旅に持っていくことにしました。
万暦赤絵は中国の明の万暦年間に景徳鎮で作られた陶磁器で色絵の白磁です。何故か日本で特に人気があるようです。旅に出発する前に引越し直前の友人宅でガレージセールが行われ清水焼の「万暦赤絵風」湯飲み茶碗を購入したことから、そういえば志賀直哉に「万暦赤絵」という随筆があったのを思い出しました。「小説の神様」といわれる作家だけあって、淡々とした文体ですがいつまでも読んでいたい心地よい作風でした。ドイツに戻ったら「小僧の神様」などもまた読みたいと思っています。でもこれを読むとやっぱりお鮨をつまみたくなるのですよねぇ(^^)。

もう一冊の方は東京にある「ドイツ日本学研究所」の元所長さんが書かれた「日本に関する100の質問」です。
「神社とお寺の違い」とか「原爆は何故日本に投下されたか」など日本人が読んでも興味深い内容です。

あとは電子書籍で数冊読みました。
1月12日にケルンで句会があったので「欠席投句」の準備用に、「旅ボケ」の頭を「作句モード」にすべく以下の本を読みました。でも一番重要な「詩心」や「感性」が欠けているので徒労だったような気がします。


青空文庫では長塚節の「土」と夏目漱石の「三四郎」を読みました。
「土」は昨年、鬼怒川決壊で大きな被害が出た地域があの「土」の舞台となったところヨ、と友人から聞いて以来、読みたいと思っていました。漱石の紹介記事もよかったです。


南国の楽園で極貧の農民の小説はちょっとそぐわないかと思われるかもしれませんが、読みながら奴隷がサトウキビのプランテーションで働いていた昔のレユニオンに思いを馳せました。今、滞在している地区に隣接するサン・ルイという町には19世紀には140ある製糖工場で7万人もの奴隷が過酷な労働環境で働かされていたということです。セイシェルのマヘ島には解放された奴隷の子供達のための学校の跡地が残っていますし、レユニオンの山岳地帯の観光地「シラオス」という町の名前はマダガスカル語の「誰も去らない所、安全な所」から由来しており、以前は逃亡した奴隷の隠れ住処になっていたということです。

後3日でドイツに戻りますが、帰りの飛行機の中で読もうと思っているのはホテルのライブラリーから失敬した次の本です。

「またアル・デンテはごめんだわ」というタイトルのドイツ人女性と大金持ちのイタリア人とのラブ・コメディのお話のようです。

もう読書の時にモヒートを飲めないのが残念です。
ヘミングウェイが愛飲したキューバのラム酒を使ったカクテル「モヒート」が何故ここレユニオンで人気があるのかわかりませんが、浜辺で飲むモヒートはとても美味しかったです。
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セイシェル + レユニオン旅行記 – 番外編 ( 旅先での病気 )

2016-01-11 21:34:38 | 旅行
滞在中のホテルのネット環境が良好なので、昨日に続いてのブログ・アップです。

今、滞在しているレユニオンのサン・ジル・レ・バンのホテルに3泊後、航空機の関係でまたセイシェルのマヘ島に行って2泊してから、ドイツに戻ります。

二人共そろそろ疲れてきてドイツに戻るのが待ち遠しいです。

今回はラ・ディーク島で黴菌が蔓延していたとかで二人共、お腹をこわしてしまいました。
夫は特にひどくて、島の診療所で点滴治療を受け、3日間絶食しました。
もう少し回復が遅れたら、レユニオン旅行をキャンセルして帰独を早めたかもしれません。
島の診療所の先生はゴム草履とTシャツのラフな格好でしたが、素朴で優しくて、昔、視聴した
「Dr.コトー」先生を思い出したことでした。

診療所の前は綺麗な浜辺です。


診療所の先生が抗生物質を処方してくれたのですが、何しろ薬の名前が手書きでどういう種類の抗生物質か分からなかったので、結局自分たちが持ってきた抗生物質を二人共服用しました。
夫の家は祖父の代から薬剤師の家系なので夫もお薬に詳しいのです。

長期旅行の荷造りで一番気遣うのがお薬です。
旅先では本当に色々な薬が必要になります。
例えば普段履き慣れないサンダルで鼻緒ずれで傷がつくと高温多湿地域では傷が治るのに時間がかかります。
以前、アフリカのサンシバル島で干潮時にビーチシューズで海の散歩をしていたら、突然まわりがウニだらけの地域に踏み込んでしまい、シューズの厚いゴム底をウニのトゲが貫通して、この時も島の診療所のお医者さんに確か4-5本、トゲを取ってもらったことがありました。

今回もラ・ディーク島で干潮時に海の散歩をした時にウニを見かけましたが、幸いうまくよけることができました。


暑い地域を旅行する時に注意しなくてはならないのはエアコンのつけ過ぎで風邪をひいてしまうことです。今回も喉が痛くなった時のためにトローチを持ってきましたが、これまでのところ必要ありませんでした。

それからクラゲに刺された時のために抗ヒスタミン剤も薬ポーチには入っています。

それ以外にもまだ色々なお薬が旅行用の薬リストには記載されています。

旅行記の番外編、明日は旅行中に読んだ本について記したいと思っています。

最後に昨日訪れたカメの保護施設の水槽で見かけた熱帯魚です。
結構、泳ぎが速くて5回位シャッターを押して、ようやくカメラに収まってくれました。
私にとっては労作です。


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レユニオン旅行記

2016-01-10 17:24:08 | 旅行
レユニオン島はフランスの海外県です。

日本の沖縄県に似ているかもしれません。

雰囲気はまさにフランス本国と同じで、マダカスカル島に近いインド洋上の島とは信じられない位です。

2010年にレユニオン島の40%にあたる約10万ヘクタールが「尖峰、圏谷、自然の城壁」として世界遺産に登録されたほど、素晴らしい自然景観に溢れています。

島に到着後、レンタカーでサラジーに向かいました。

サラジー谷は100近い滝があり、中には「花嫁のベールの滝」という美しい名前の滝もあります。


宿泊したのはサラジーの隣村、エル・ブールでホテルは昔ながらのクレオール様式の建物でした。


レユニオンの一大観光スポットは世界で最も盛んに活動を続ける活火山のひとつ、
ピトン・ド・ラ・フルネーズ火山です。地元ではたんにル・ヴォルカノと呼ばれています。
2年前の2014年間にも小規模な噴火があり溶岩が噴出しました。ここは世界の火山学者のメッカになっています。火口底にあるミニ火口、レオ火口です。本来の火山は背後に聳えています。


レユニオンの夕食の前菜の定番はシュシュウ( chouchoux )という名のハヤトウリのグラタンです。



最後は昨日、森を散歩した時に見かけた花の写真です(名前はわかりません~_~;)。




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