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時事ひとりごと - 17 (政治家の晴舞台)

2016-01-26 17:12:49 | 時事ひとりごと
日本の経済再生担当大臣が金銭授受疑惑で説明を求められているようです。

記者会見や国会での答弁の記事を読む限りではかなり「歯切れの悪い」お答えですね。

金銭の授受が実際にあったのかどうか、それは政治家として違法な行為なのかどうかの明言がされていません。

これでは疑惑は増すばかりです。

でも「職務は遂行する」とおっしゃって「大臣を辞任する」おつもりはないようですが、それで

「政治家として晴れの舞台にはお立ちになりないのかなぁ」と異国に住む無責任な私は思ったことでした。

確かに先日の「世界経済フォーラム」の年次総会「ダボス会議」には出席されましたが、

今後2月4日にはニュージーランドのオークランドで「TPP(環太平洋経済連携協定)の署名式」が行われます。

この署名式には協定に参加する日米など12か国の担当閣僚が出席予定です。

日本の担当閣僚は経済再生相です。

ドイツの新聞でも小さい扱いですが報道されていました。



困難なTPP交渉だっただけに署名式には是非、出席なさりたいのではないでしょうか。

またその後は「伊勢志摩サミット」も控えていますし。

余談ですが、先日、大臣が参加された「世界経済フォーラム」のジュネーブにある事務局には以前、日本の方々と訪れたことがあります。

当時は「経済フォーラム」だけではなく「世界文化フォーラム」という構想もあり、イタリアのベニスで一回目の開催ということは決定していたのですが、その後は日本の京都市でという希望をお持ちで日本の関係者との話し合いに同行しました。

その関連でベニスの「世界文化フォーラム」の初会合にも出席させていただきました(結局、ベニスの会合以後、文化関連のフォーラムは開かれていないようです)。

でもベニスでの仕事は私にとっての「晴れ舞台」ではありません。

私にとっての「晴れ舞台」とはやはり国際会議でブースに入って行う「会議通訳」です。

これまで数えるほどしかそのような機会はありませんでしたが、膨大な資料の準備は大変だったけれど、終了後はやはり充実感がありました。

それから一度だけ、日本の閣僚の随行通訳をしたことがあります。

驚いたのはボンでのご視察の後、ベルリンまでルフトハンザ機で飛んだのですが、機内での案内放送はドイツ語、英語、そして「日本語」もあったことです。閣僚のための特別サービスだったようです。

ベルリンでは目的の視察先までパトカー先導で向かいましたが、このようなVIP待遇だとあたかも自分までVIPのような錯覚に陥るなぁと苦笑したことなど思い出します。

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