気がつけばふるさと離れて34年

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雅楽演奏会

2015-12-07 14:37:39 | 日記
先日、ケルン大学の音楽ホールで雅楽演奏会がありました。


演奏会開催理由は以下の三点です。
1) 京都市とケルン市の姉妹都市締結50周年(1963年-2013年)
2) ケルン雅楽アンサンブル設立15周年(2000年-2015年)
3) 今年亡くなったケルン大学音楽民俗学名誉教授のギュンター先生を偲んで

以下の曲が演奏されました。
音取 (ねとり) - 音合わせのことです。
越天楽 (えてんらく)
伊勢海 ( いせのうみ)
蘇莫者の破( そまくしゃのは) - 破は西洋音楽の第2楽章にあたります。
長慶子(ちょうげいし) - 天皇や貴族が退出する時の音楽

曲のタイトルはローマ字で記載され、簡単なドイツ語の説明がついていました。
家に帰ってからネットで調べなくてはなりませんでした。
何しろ雅楽は以前、宮島の厳島神社を訪れた際、舞楽を観ただけです。

プログラムの小冊子には楽器の説明もあって助かりました。
篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)、笙(しょう)、琴、琵琶、鞨鼓(かっこ)、
鉦鼓(しょうこ)、太鼓

開始前の会場です。


演奏直前です。


演奏者です。半数以上がドイツ人だったのではないでしょうか。
中に今回のために京都からいらっしゃった方が3名いらっしゃいます。
皆様、ご苦労さまでした。
異国で聞く雅楽はとても不思議な雰囲気でした。
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年末は盗難多発 & 内視鏡

2015-12-04 17:38:53 | 日記

クリスマス市も始まり、クリスマス商戦たけなわのドイツです。

この時期はショッピングやクリスマス会で家を空けることが多いため、それをねらった空き巣が多くなります。

我が家が講読している地方紙にも毎日のように空き巣の報道があります。

先日は色々な「スリの手口」も紹介されていました。

多分、日本でも雑踏でスリにあうというケースは多いと思いますが、ドイツでの手口(?)は以下の通りです。

‐ 人ごみで前に人が立ってしまい(この人もスリの仲間)身動きがとれなくなった時、後方のスリ仲間がバッグやポケットから
  財布を抜き取る

‐ 「ちょっと小銭をきらしてしまって、紙幣をくずせませんか?」と尋ねられた人が財布や小銭入れで硬貨を捜している間に
  紙幣を抜き取る

‐ 「寄付をお願いします」と寄付先を書いた紙を持っている人の前でどういった寄付なのか読んでいる時にスリ仲間が財布を
  掏る

‐ (アフリカ系のスリ集団があるそうで)ダンス・パフォーマンスに見惚れている間に財布が掏られる

‐ (高価な宝石を身に付けている老婦人がねらわれる)「すみません、近くの病院はどこでしょうか?」と尋ね、教えてあげると
  お礼の印に安い金のネックレスを首にかける間に高価な宝石が盗まれる

‐ ケチャップやソースを背広にわざとかけて、「背広が汚れていますヨ」と親切に拭いてあげるふりをして仲間がポケットから財布を掏る

‐ スーパーで、「この品を捜しているのですが、どこにあるか知っていますか?」と聞いて、買い物カートに置いてあったバッグを持ち去る

本当に色々なケースがあるようです。

ドイツにも「オレオレ詐欺」はあります。

でもドイツでは「孫のトリック」という名称がついています。

「おばあちゃん、僕だよ」と電話をかけてきて、おばあちゃんが「誰だったかね、アレキサンダーかい? それともフィリップかい?」

と言ったら「そうそう、フィリップだよ、実はね」と老婦人を騙す場合です。

でも今朝の新聞の記事には驚かされました。



4万ユーロ(日本円で約500万円)の「胃内視鏡、盗まれる」というタイトルです。

内視鏡まで盗まれるなんて、本当にせちがらい世の中になったものです。

だいたい内視鏡なんて、シロウトは一体どういう形状かもわかりませんよね。

病院内のどこに設置されているかも知らないし。

多分、どこか東欧からの依頼で病院内部に詳しい者の仕業ではないかと見られています。

高級車の盗難でも盗賊団はまず依頼があって‐たとえばメルセデスのオープンカーとかBMWの700シリーズとか‐ その後、路上駐車の
車を物色するらしいです。

でも医療機器まで盗まれるとはねぇ。

盗まれた病院は私が1989年に落馬骨折して3週間入院したところです。

2週間前には友人が同じ病院で「腸内視鏡検査」を受けました。

でも入院患者の持ち物が盗難にあうというのは良く聞いたことがあります。

昔、実家で襖を張り替えてもらった時、親戚で法事があった関係で家族全員、家を開けなくてはならず、

襖屋さんのために玄関の鍵を開けて、自由に出入りできるようにしていたこともありましたが、

現在では田舎といえどもこんなことは無理でしょうね。ちょっと残念です。



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日本のCM & 終戦のエンペラー

2015-12-02 15:55:52 | 日記

「テレビ大好き人間」なので動画で日本のテレビを視聴できるのは嬉しい限りです。

それに日本のCMもYouTubeで視聴できるので、最近はCMも視聴するようになり、ますます忙しくなってきました

日本のCMのレベルはかなり高いと思います。

それに比べてドイツのCMのつまらないこと!!

日本のCMではこれまでソフトバンクの「白戸家シリーズ」が好きでしたが、現在は「三太郎シリーズ」の方を良く見ています。

数年前は「大人グリコ25年後の磯野家」も好きなCMでした。ワカメちゃんの宮沢りえさん、タラちゃんの瑛太さん、イクラちゃんの小栗旬さん、
カツオの浅野忠信さん、皆さん私の好きな俳優さんばかりでした。

それからサントリーの缶コーヒーBOSSのCM,宇宙人ジョーンズのシリーズもイイですね。

宇宙人ジョーンズがこの惑星の日本という国はとても摩訶不思議な国だけれども「すばらしい人々」が住む国だと最後に認めるセリフが

とても良いです。

トミー・リー・ジョーンズはまさに適役です。

最近DVDで「終戦のエンペラー」でマッカーサー役を演じたジョーンズを見たばかりなので特にそう感じるのかもしれません。



マッカーサー元帥も初めて日本の地に足を踏み入れたときは日本人の心情を理解できなくて、宇宙人ジョーンズのような

気持ちだったのではないでしょうか。

宇宙人ジョーンズ・シリーズの製作者は「不思議な国ニッポン、
でもこの国に住む人々はとても素敵な人たち」というメッセージをうまく伝えていると思います。

私はシリーズの中でも中島みゆきさんの「地上の星」が流れる「プロジェクトX」の「青函連絡トンネル工事」のパロディ版が好きです。



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