広島の土砂災害の復旧を心からお祈りしています。
土砂災害の報道を聞くたびに思い出すのは12年前に行ったカナリア諸島、テネリファ島で体験した土石流のことです。

2度目のテネリファ島への旅行で、北部に滞在していました。
海辺のレストランで海の幸の昼食をとり、ホテルに戻ってお昼寝をしていたら「ドーン」という音がして何かお祭りの祝砲かなと思いながらその後しばらくウトウトしていました。外を見てビックリ!、丁度私たちがいつもレンタカーを停めるあたりに土砂が流れ込んでいました。その日は駐車スペースがなくて少し離れた高台の駐車地に停めたのが幸いしてレンタカーには何の支障もありませんでした。後日、昼食を取った海辺のレストランにも土砂が流れ込んだと聞きました。もう少しゆっくり食事をしていたら危ないところでした。確かに夜半、激しく雨が降ったのは確かですが日中は良いお天気だったのでまさか土砂崩れがあるとは思ってもみませんでした。
テネリファ島というと樹齢500年とも1000年ともいわれる「竜血樹(Draco)」が有名です。

それで種を購入してきました。芽が出てきたときは本当に嬉しかったです。

いつもは室内に置いているのですが、今年の夏、テラスに出したら強い日差しに慣れていなかったのかすっかり弱ってしまいました。
夫は「ステマショウ」と言うのだけれど里親の私としてはまだ「子離れ」する心の準備ができていません。

それにしても種の袋にはしっかりDRACOと記されていたのだけれど我が家の竜血樹はどうも様相が異なっています

10月上旬からマディラ島への旅行を予定しています。マディラ島もこの竜血樹の植生地なのでまた種子を購入してこようかなと考えています。
今年の日本の夏は散々でした。
今でも不安定なお天気は続いており、毎日のように、
トップニュースは日本各地での豪雨、土砂崩れ!
異常気象です。
竜血樹、初めて聞く名前です。
珍しい樹木ですね。日本でも見られるのでしょうか。
竜血とはただならぬ名前!何か意味があるのかしら?
薬草ですか?
樹脂が真っ赤なことからこの名前がついたようです。
この樹木の異様な姿と赤い樹脂が古代から魔力を持つとされる「竜血」と結びつけられたのでしょう。
「竜血」に関しては以下のエピソードが一番良く知られているかと思います。
「ニーベルンゲンの歌」の英雄ジークフリートも竜血を浴びて不死身となるはずだったのに
背中に菩提樹の葉が一枚貼り付いていたためにそこだけ血を浴びられず、
これが致命的になり暗殺されてしまいました。