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南イタリア旅行記 - 2 ( 遺跡巡り )

2017-10-06 18:29:54 | 旅行
ナポリ周辺にはギリシャ・ローマ時代の遺跡が多数あります。

まずポッツォーリではセラピーデ神殿を訪れました。
1750年の発掘途中にエジプト神が見つかったことから神殿と名付けられていますが、実際は1-2世紀頃の市場の跡なのだそうです。


ナポリから約9kmの海岸線上にエルコラーノ遺跡はあります。
ここはギリシャ人の都市として生まれ、後に古代ローマ直属の自治都市として栄えました。
風光明媚な場所だったので古代ローマの貴族の別荘地となりましたが、西暦79年のヴェスーヴィオ火山の噴火で溶岩流に埋め尽くされてしまいました。





ワインやオリーブオイルの生産で経済的大発展を遂げたポンペイの広大な町も79年の噴火で火山灰に埋まってしまいました。ナポリに寄港したクルーズ船の乗客など多くの観光客が訪れていました。




今日はナポリから車で一時間半ほどの所にある小さな町ペストゥムの遺跡を訪れました。
ここの浜辺にあるビーチホテルには10年ほど前にも宿泊したことがあり、とても気に入ったので今回も同じホテルに宿泊しています。ペストゥムには古代ギリシャ建築の最高峰といえる遺跡がひっそりと佇んでいます。ポンペイのように混雑していなくてゆっくりと遺跡巡りを楽しみました。




ペストゥムの考古学博物館の必見は「飛び込み男の墓」です。
紀元前480年頃の石棺上のフレスコ画で、特に蓋に描かれた黄泉の国へと飛び込む男性の画が有名です。

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