今日2度目の投稿です。
昨日友人の紹介で草月会館の「生け花体験レッスン」を受講しました。
草月会館一階のイサム・ノグチの石庭前で待ち合わせしました。
石庭も良かったのですが、奥の簾のようなネオンライトの文章の展示が興味深かったです。
これはイサム・ノグチの文章かと思ったら、プルーストの『失われた時を求めて』からの引用だということです。
昔、女子大生の間ではサガンの『悲しみよこんにちは』とかプルーストのこの小説も人気があったけれど、
多くは第一編2部の『スワンの恋』まで位しか読んでいないのではないでしょうか(私がそうでしたから)。
今回の草月流体験レッスンは外国人向けなので英語で行われるのですが、友人がボランティアスタッフとして参加していたので、
日本語でほぼ個人レッスンをしてくれました→Tさん、ありがとう!
我が労作です。
ユキヤナギと真紅の薔薇の組み合わせ、なかなか悪くないですよね(^O^)。
お花は持ち帰ることができて、本当は今日これから会う友人にあげようかと思っていましたが、
殺風景なホテルの部屋にこのまま飾っておこうと思います。
オーストラリアや米国、シンガポールなど多分20人以上が参加していてインターナショナルな雰囲気でした。
参加者の半分は私のような初心者、あと半分は東京在住の外国人やわざわざ海外からコース受講にやってくる上級者です。
もう30年もコースを受講されているというフィンランドのヌルミネン蘭加さんの作品です。
講師の福島先生は「投入れ」と「テーブルセッティング」を流暢な英語、
そして草月流特有の「後ろ生け」で見事に生けて下さいました。
「テーブルセッティング」の左右の花器は漆、水を張った黒い花器には金箔を浮かべています。
レッスン後は隣の日本間の生花や床の間の掛け軸を拝見しました。
「色即是空」の書はお家元だった勅使河原蒼風さんのお作でしょうか。
その後「とらや」でお赤飯のランチ、豊川稲荷に寄って帰りました。
ご一緒したOさんともほぼ10年ぶりの再会でした。
今日はこのあと友人と東京国立近代美術館の展示会をご一緒した後、彼女といつも行く銀座の「三州屋」で夕食です。
明日は大学時代のアパートで一緒だった友人7人とランチ、日本最後の日も友人とランチ後、
歌舞伎を鑑賞してから羽田空港に向かいます。
先週も大学時代のテニス部仲間10人とランチを一緒にしました。
今回の一時帰国では20人と会うことになります。
コロナ禍の後は昔ながらの友人との歓談は特に嬉しかったです。
また来年の一時帰国までみんな元気でね!
これで今回の一時帰国旅行記は終了です。
最後までお付き合い下さりありがとうございました。