ウクライナの国旗の青は穀倉地帯に広がる青空を、黄色は小麦を象徴し実り豊かな農業を表しているのだそうです。





先日ウクライナの大統領が「春には種を撒いてまた農業に従事できるように頑張りましょう」と国民に語っていました。
ロシアの軍事侵攻に対して、「徹底抗戦」ではなくて早く降伏していれば多数の避難民や多くの街が瓦礫にならずにすんだと、ウクライナ大統領の決定を批判する声も聞かれます。
この決定の是非は後に歴史の評価を待つとして、
とにかく今は祖国を守るために戦っているウクライナ国民の無事を祈り、
祖国を離れなくてはならなかったウクライナからの避難民が安全に暮らせるように尽力することにしましょう。
異国の地で少しでも普段の生活が取り戻せるようにと、
明日からケルンの地元の学校に通学できる子供たちがいるとの新聞記事がありました。


ドイツ語が全然わからない子供たちに対して、予備のドイツ語先生やカウンセラーを直ぐに手配することはできませんでしたが、言葉は通じなくても同年代の子供たちと学校で一緒に遊ぶだけでも癒されることでしょう。
それに受け入れる学校の子供たちは少なくとも「こんにちは」というウクライナ語「プリビットゥ」はみんな練習したということです。
子供たちの強いしなやかさを信じたいと思います。
他の学校では避難してきたウクライナの女性が教師の資格を持っていることがわかり早速ウクライナ語の授業を受け持つことになったそうです。
ウクライナの国旗のような今日の青空と黄色に輝く連翹をウクライナの人たちに捧げたいと思います。


