八月の天体で肉眼でもよく観測できるのがわし座のα星アルタイル(Altair)です。



(画像はネットから拝借しました)
アルタイルは地球から17光年しか(?)離れていませんが、わし座を構成する他の星は2000光年も離れているので、
肉眼では観測できません。
天体図のほぼ中央にある黄色表示のアルタイル(Altair)とヴェガ(Wega)それにデネブ(Deneb)の3星が
「夏の大三角形」を構成しています。

わし座(Adler)の尾の近くにはM11と呼ばれる散開星団があります。
星が3000個も集積しているそうですが、地球から6000光年も離れているのだそうで、
天体望遠鏡がないと観測は難しいでしょう。

八月の天体の主役はなんといってもペルセウス座流星群でしょう。
ドイツでは今晩8時から9時ごろ、日本では明日の早朝3時か4時ごろがピークで、
空が晴れていれば1時間に50個もの流れ星が観測できるそうです。
でもちょっと雲がかかっているので今年も観測は難しいかもしれません。
北海のユイスト島では久し振りに大きな北斗七星が見られて嬉しかったです。

(画像はネットから拝借しました)