最近路上で手作りマスクを着用している人をほとんど見かけなくなりました。





よく見るのは医療従事者用のブルーの不織布マスクかFFP2と呼ばれる微粒子用マスクです。


FFP2マスクは日本ではN95と呼ばれているようです。
FFPは欧州規格でN95は米国規格ですが、性能はほぼ同じです。
昨年の12月末、ドイツでは60歳以上の人にこのFFP2マスクが一人につき3枚づつ無料で配布されました。

配布は郵送ではなく、各自IDを提示して薬局で受け取りました。
外出が不自由な要介護者へは郵送にすべきだとの意見もありましたが、
その後批判も聞かれなかったところを見るとこの政策は概ね評価されたということなのでしょう。
今月は公的医療保険の会社からまたFFP2マスクのクーポン券が郵送されるということでしたが、
ワクチン接種開始でどこも忙しいのかまだ届いていません。
FFP2マスクはフィルターが高精度ということと、特に装着後の顔とマスクの密着度が高いという点が優れていると思います。ただ寒い冬の期間は良いですが、夏だとやっぱり蒸れてしまうでしょうね。

一応使い捨てということですが、使用後に外干しして紫外線にあてれば数度使用しても構わないということです。
今日の朝刊に南ドイツのバイエルン州では公共交通機関やスーパーや薬局などロックダウン中でも開いている商店では
このFFP2マスクの着用が義務付けられるという記事が掲載されていました。

私が住むNRW州でも間も無くそのように規制されると言われています。
英国変異種と南アフリカ変異種がドイツでも検出されたので、今後は色々と規制が厳しくなりそうです。