昨年の11月8日にフランス・ヴァンデ県のレ・サーブル=ドロンヌをスタートした単独無寄港無補給世界一周ヨットレースヴァンデ・グローブは南半球のルートを通る世界一過酷なヨットレースとされています。




喜望峰やホーン岬を通過する総距離2万4000マイル以上のレースの完走率は約50%だそうです。










喜望峰やホーン岬を通過する総距離2万4000マイル以上のレースの完走率は約50%だそうです。
今回は初めてドイツ人のボリス・ヘルマンさんが参加しました。
ヘルマンさんは2019年8月に国連総会に出席するスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんをイギリスのポーツマス港からニューヨークまで大西洋を横断してヨットで連れて行ったヨットマンとしても知られています。

昨日終了したヨットレースでヘルマンさんは4位でした。
順調に航行を続けていたので3位以内は確実と思われていましたが、
ゴール直前に漁船と衝突してヨットが破損し、その後は速度を落とさなくてはならなかったので4位になりました。


がっかりしているヘルマンさんへ向けたお父さんの言葉が良かったです。

「3位以内に入らなくて表彰台に立てなくても構わないさ。
お前が多くの人に感動を与えたことは確かなことだからな」
ハンブルクに居る奥様と8ヶ月の赤ちゃんもパパの無事な帰還を喜んでいることでしょう。


私も勇気を貰いました。ありがとうございます。