今日は私が住むNRW州の統一地方選挙の日でした。
ドイツ国籍ではない私のような外国人にとっては「外国人評議会」の選挙の日でもありました。
外国人評議会の役割は、市政に参画することにより、外国人がドイツ社会に溶け込むのをサポートすることにあります。
外国人向けの選挙なので、投票所への説明も各国語で記されています。
投票所は我が家から徒歩で15分程の所にある小学校です。
コロナの時代の選挙なのでマスクとボールペン持参で、投票所内もソーシャルディスタンスを守らなくてはなりません。
普段は車で通過する道ですが、今日は初秋の陽光のもと、梨の木、最後の向日葵、コスモス、蔦屋敷などを眺めながら、
投票所への散歩を楽しみました。
外国人評議会の候補者の中から私が一票を投じたのは、シリアから難民としてドイツにやってきたというシリア人女性です。元は建築士だったそうですが、現在はアラビア語とドイツ語の通訳者として難民のサポートをしています。
まもなくドイツには火災で壊滅したギリシャのレスボス島の難民収容キャンプから身寄りのない子供達がやってきます。
今後も増えるであろう難民を支援する彼女が評議員として選出されることを願っています。
(投票用紙の13番のEissaさんです)
