先日ロバのロゼワインとタヌキシューズをご紹介しました。







その後、拙ブログをご覧下さった方々から「何故ロバ?」、「何故タヌキ?」というお問い合わせを頂いたので、
簡単な説明を記します。
まずロバのワインですが、昔この地域に石切場が多くあったことに理由があります。
石切場で切り出した石を麓の村まで運搬するためにロバが使用されたということです。
そのためこの地域にはロバの像がいたるところに見られるということです。
それでワイン生産者Benderさんのところでもロバをロゴにしているのだそうです。

今度はタヌキのスニーカーのお話です。
この会社(Wildling)のスニーカーを履くとまるで裸足で歩いているような感覚ということで健康雑誌で紹介されていました。
創業者はお子さんと一緒に以前イスラエルに住んでいた若いカップルで、イスラエルでお子さんたちはいつも裸足で遊んでいたそうです。
ドイツにきてから、お子さんの靴を探したら、合う靴がなかったので自分たちで作ろうということにしたということです。
会社のロゴを作る際、デザイナーと相談して結局キツネのマークになったのですが、
Kitsuneではなく、Tanukiという名前にしたのは、Kitsuneはすでに商標として登録されていたからだと、
先日メールで問い合わせてわかりました。

どうして日本語を使用しているのかはわかりませんが、色違いの他のシューズの名前にも日本語が使われています。
結構売り切れの品が多く人気があるようです。
いつか試してみたいです。
