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聖ニコラウス & コカコーラ社のサンタクロース

2016-12-07 15:29:53 | 日記
昨日12月6日は聖ニコラウスの日でした。

英語だと「サンタクロース」になります。

聖ニコラウスは4世紀小アジア南西部リュキア地方(現在のトルコ)のミュラの司教でした。

困っている人々を救済したことから東方教会では早くから崇敬されていたようで、

没落した3人の貴族の娘に匿名で結婚費用を出したとか多くの伝説が残っています。

12月5日の夜、ドイツの子供たちは玄関に長靴を出しておくと、12月6日の朝には(良い子に限りますが)長靴にお菓子などの小さい贈り物が入っています。

本格的な贈り物はクリスマスの朝、クリスマスツリーの下に置かれています。

近所のレストランもクリスマス風にアレンジされていました。





ところで赤い服を着たサンタさんを世界中に広めたのはコカコーラ社だということを今日の新聞記事で初めて知りました。

1920年代にコカコーラ社はクリスマスシーズンの広告としてサンタクロースを取り上げ始めました。

当時コカコーラには麻薬やカフェインが含まれているというマイナスのイメージがあり、
新たなブランド戦力を打って子供や女性の市場を開拓する必要があったのだそうです。

それで赤い服を着た無害(?)なサンタさんの絵をポスターに登場させイメージアップを図ったというわけです。

それが今日のサンタクロースの姿として世界に広まったのです。

ところでクリスマスにプレゼントを持ってくるのはサンタクロースですが、ドイツ語ではWeihnachtsmannと呼ばれています。

直訳すると「クリスマスの人」です。

小さな子供のいる各家庭ではクリスマスまでに子供達の希望の品を聞き出そうと試みます。

大きくなると「僕は今年のクリスマスは・・・・が欲しい」とはっきり言いますからね。

幼稚園児がいるご近所のお母さんが「なかなか欲しい品を聞き出せない」と困っていました。
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