
11月3日、文化の日に皇居で文化勲章の親授式が行われた報道をアプリ「聴くNews」で聴取しました。
それで私のブログ作成も一種、自分に対する「勲章」のようなものかもしれないと思いました。
還暦も過ぎた「この齢」になると人から褒められることってほぼ皆無です。
小さい頃は親戚や近所の人から「○○ちゃん(私のことです)は良い子だこと、頭が良くて可愛いネェ」と言われていたセリフ、ここ数十年聞いたことがありません(マ、60を過ぎたオバサンに言われても気持ちの良いものではありませんが)。
でも「褒められる」ことって決して悪い気分ではありません。
私にとってのブログも人から「褒められる」ことがなくなった私自身へのささやかな「勲章」なのかもしれません。
「私のこれまでの人生、そんなに悪い物ではなかったのヨ」とか。
そして過去のブログを読むことで、落ち込んだ時の(一応、私も落ち込むことがあるので)励みになるかもしれません。
愛読しているブログの美海さんも過去の自分のブログを読んで楽しいということを書かれていましたが、私も自分のブログを読んで楽しいと思えるような(マ、元々ナルシストの傾向があるので、自分を飾る文章には事欠きません)内容を綴っていきたいと思っています。
楽観的なのかあるいは単に「鈍感」なだけなのかこれまで自分をそれほど不幸だと思ったことはありません。
でもこの間友人が「あなたには悩みがないように思える」と言われた時はちょっと複雑な気持ちになりました。
「それって私が人生のことなど深く考えたことがないかなり浅薄な人物」ということを意味しているのではないかなと。
私だっていつも太宰治とか芥川龍之介みたいに人生についてしかつめて考えているわけではないけれど、ミーハーだけではない私の「深い?」一面も知ってほしいと思います。
楽観的といえば我が夫も負けてはいないと思います。
以前、クラス会があった時に小学校時代の成績表を誰かが見つけてくれて発表したことがあったのですが、夫のは
「あまりにも楽観的な性格が本来の能力を発揮するのを妨げている」(ドイツ語だったので正確かどうかは定かではありません)というのを聞いてナルホドと納得しました。