大仏殿

2018-05-06 15:58:37 | その他旅行き
鹿を撮りつつ春日大社に向かっていたが、連れの一言で大仏殿に行き先変更。
こちらも多分、小学校の修学旅行以来。
南大門が遠くに見えた。
でかいなあ。
しかも古い。



軒や屋根が微妙に歪んでるさまに、経て来た年月を思う。
多分朱に塗られていたんだろう、白く色の抜けた柱や組み天井の木材が赤っぽい。
ど太い柱は割れ目すら丸みを帯びて、尖ったところがない。



門の下では巨大な仁王像が左右から睨みを効かせてた。
つま先を浮かせてポーズをとってるので、足の裏側が見えるのだが、しっかり土踏まずまで彫られていて感心。
アンクレットも巨大である。



料金を払って廻廊内へ入ると、柔らかそうな芝生の広場の向こうに大仏殿がそびえていた。
これまた大きい。
近づく連れて見上げるようになる。
殿内に入ると黒い大仏様がおわしました。
どうもお久しゅうございます。



お参りして殿内を一周。
大仏様の両脇に飾られた蓮?の葉を差した花瓶に蝶々の止まる置物があるのだが、その蝶々の脚が8本あった。
あれは何をか意味するものなのだろうか。
この世でない異界から大仏様は見守ってくれているということか。



大仏殿を退出して、廻廊外側の石垣に座り、疲れた足腰を休めた。
近くには鐘楼や二月堂といった国宝建造物があるようだが、これにて切り上げ、帰宅の途についた。
目的は鹿の撮影だったので、奈良観光としては見所だだ漏れである。
近いからまた遊びに来れるし、よしとしよう。





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