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水路閣

2011-09-24 07:38:55 | その他旅行き
前回の続き。

蹴上インクラインの上部をネジリマンボ側に戻りつつ、疎水をたどって行くと、巨大な門扉を備えた発電施設があります。
施設の周りに沿って細い通路を歩くと、疎水は山裾に長く伸びる水路へとつながっていました。
行き先は山の向こうに回り込んで見通せませんが、南禅寺の方角に当たるので、このまま歩けば目的地の水路閣に行き着きそう。
でも行き止まってたり、別の場所に連れて行かれたら、戻って来るのに疲れそう。
反対側から歩いて来る人もいるし、行き止まりではなさそうなので、ドキドキしながら進んでみました。

この辺りは京都の街の東の外れです。
水路は緑深い山の腹を流れ、山中を歩く雰囲気。
人工物なれど苔で覆われ自然と一体化しつつあります。



向こうの方が賑やかになったなと思ったら、果たして水路閣に到着。
ネジリマンボまで戻るよりずっと近かった。
よかったよかった。



さて水路閣ですが、レンガで出来た重厚な水道橋です。
橋脚と橋脚の間は丸くアーチを描き、欧州の山中にある鉄道橋を彷彿とさせます。
染みだした水がレンガの色を変え、白っぽく黒っぽくみんな違う顔をして並んでいました。
時を越えて今後もずっと残っていって欲しいですね。




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2 コメント

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2011-09-24 22:10:46
写し方で全然違ってくるのですね。
レンガの橋を下から写すなんて意外です。
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Aちゃんさんですよね? (よかばか)
2011-09-25 23:56:00
確かに普通、橋は上を渡るものなので、見れても横からですよね。
この橋は用水用なので、人は上を渡れませんでした。
下から見上げる橋でした。
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