25HOURS

2015-08-27 23:25:19 |  東北 花の山旅+α
「東北 花の山旅+α」のお話しもようやく最終回。
どれだけかけて書いてるんだか。
でも今回は写真をたっぷり撮ったので、記事に使える枚数も多く、これまでの旅記事より賑やかになったかな。
夏休みを夏をかけて反芻し、今年は夏を満喫できた。
では。


7月10日(金) 続き

昼食は小坂鉱山事務所のレストランで食べ、場所を換えて隣の赤煉瓦倶楽部というカフェでお茶にした。
そこの建物は変電所として使用されていたものを改装利用しているのだったか。(記憶はだいぶ怪しい。)
建物の中もいい感じだったがお天気もいいし、外のパラソルの下でコーヒーをいただくことにした。
前日から気温が上がり出し、その日も日向にいると薄っすらと汗をかくような日だったが、日陰だと湿度の低いカラリとした風が心地よい。
青い空を見ながら座っていたら眠くなってしまった。
空いているのをいいことにテーブルに突っ伏して少し眠った。
気持ちよかった。

<赤煉瓦倶楽部>


康楽館のお芝居が終わったようでお客さんが増えてきた。
さ、帰ろう。
14時過ぎ、東北自動道に流入。
翌日の土曜日にかけて走り帰阪する。
到着は土曜日の何時になるだろうか。
予定より遊んでしまい、疲れているはずだが、少しうつらうつらしたのが効いているようで、眠気は遠い。
走って行くと仙台220km、福島300km(だったはず)なんてでかい標識が…。
220kmって大阪からだとどの辺までだ?
なんにせよ、大阪は遥か彼方ということだ。

<アカシアのはちみつ付き>


16時半、前沢SAで給油。
陽が傾いて西日が肌に痛い。
顔の右側だけ灼けてしまうぞ。
走っても走っても道道道。
さて、次の休憩までにどのルートで帰るか決定せねば。
スマホナビは磐越道から北陸道を使うのが一番早いと出るが、平坦な北陸道の単調な道は眠くなりそうだ。
標高が低くて暑そうだし。
やはり代わり映えしないが、北関東道、関越道、上信越道、長野道、中央道で行こう。

<夕方>


夕刻、国見SAで夕食。
牛タンシチューを奢った。
うまかった。



21時半、上河内SAに到着。
うーむ、まだ東北自動車道上にいるぞ。
眠気が出てきたのでここで大休止することに。
いわゆる車中泊。


翌 7月11日(土) 晴れ

2時半頃目が覚めた。
寝苦しく、もう一度眠りに入る気にならず、出発することにした。
長期休暇の旅の帰り道は、寄り道先を設定していなければ、ただひたすら淡々と距離を稼ぐだけ。
今回も別に時間が無い訳ではない。
行きにしたようSAで写真を撮って遊んでもいいのに、楽しもうとする気分に乏しい。
早く帰って片付けを終えて、残りの休みをゆっくり過ごしたいと思う。
この思いは大阪に近づけば近づく程強くなる。
白みつつある空を眺めながら、がら空きの北関東道を行く。



5時、横川SAでトイレ休憩。
上信越道は谷が深い。
朝靄がかかり水墨画の世界だ。
靄が晴れると上空は晴天。
ダメだ、眠い、休憩を取る間隔を2時間くらいにして走ってきたが、それだけもたなくなってきた。

<朝方>


6時過ぎから8時半まで姨捨SAで休憩。
真正面から日の差す車内で上着を被って朝寝。
朝だから大丈夫だと思ったが、そのうち暑さで目が覚めた。
起き出す。
やはり車中で涼しく眠れる夜にしっかり眠っておいた方が良かったかな。
食堂で豚汁朝定食の朝食を食べた。
眺めの良い公園があり、影になった風の通るベンチで少し涼む。
さ、出発。
この辺りまで来ると景色が馴染みある。
走っていると陽は高くなり、段々暑くなってきた。
薄っすらと霞がかった頭で淡々と中央道を下る。
恵那山トンネルを越えた。
今度は2時間頑張ったぞ。
この辺りのPAで涼しいベンチのある所があったはず。



10時半、神坂PAに入った。
あれ?違った。
どこだったっけ。
でもしんどいのでここで30分休憩。
ほら、だんだん苦行になってきた。



そうだ屏風山PAだった。
通過しつつ思い出した。



12時半過ぎ、多賀SAで昼食、昼寝。
昼寝?どこで昼寝したっけ?覚えてないぞ。
ここまで来ると意識は無事帰ることにのみいき、ドライブを楽しむ感覚はもはやない。
前を睨み付け、ただただ走る。



幸いにして渋滞に巻き込まれる事なく、家まで走り切った。
良かったー。
おつかれおつかれ。
時計を見ると、15時過ぎだった。



今回の旅の走行データ。
燃費 20.7km/l
総走行距離2681.5km
例年の年間走行距離の1/3になった。



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