沢松さんは今日、明日と筋肉痛かも

2016-09-26 23:15:41 | テニス
しかし先週は雨ばかりの一週間だった。
ようやく晴れた日曜日は、久しぶりの有明コロシアムでテニス観戦。
東レPPOの決勝戦を見てきた。
なんと大坂なおみがワイルドカードで決勝進出するという、すごい活躍をみせていた。
相手はこちらもノーシードのウォズニアッキ。
シードダウンの相次ぐ中、最後まで勝ち上がった二人の対戦は、久しぶりの日差しと同様なかなかの熱戦だった。

大坂選手の試合は始めて観戦。
身長が180cmもあるらしく、長身から繰り出すサーブが武器。
180kmを超すサーブをなんども放っていた。
あとはフォアの逆クロスと両手打ちバックハンドのダウン・ザ・ラインが得意のよう。
フォアの逆クロスはスピードに加え、サイドラインのキワキワにコントロールした厳しいもの。
グッと構えられると相手選手はコースが分からないのだろう、いくつもエースにしていた。
フォアハンドの威力は抜群で、走らされずに打ち合ったら主導権はガッチリキープできるパワーを持っている。
だからか、ウォズニアッキはやたら左右にボールを散らしていた。
フットワークを鍛えたらトップ選手になれるはず。
期待、期待。

決勝戦の後はエキシビションマッチが二つ。
まずは車いすテニスの上地選手と二條選手のシングルス、タイブレークマッチ。
沢松奈生子さんの解説で、上地、二條両選手もヘッドマイクを付けて、車いすテニスのルールや難しさなんかを会話しつつゲーム。
ボールを打つのよりも車いすの操作技術を習得する方が難しそうである。
ポイントの間中クルクルと車いすを回して位置を調整し、一時も止まっていることがなかった。
目が回らないのかと心配になる。

エキシビションマッチの二つ目は神尾米さんと浅越しのぶさんが加わって、ダブルスの3ゲーム先取の試合。
障害者と健常者が混じってするダブルスをニューミックスダブルスと言うのだと初めて知った。
障害者がツーバウンドで返してOKなこと以外は全て同じルール。
面白かったのが一度ラリーが白熱した時、神尾さんがツーバウンドしてるのにさも当然のように打ち返した事。
本人はノットアップであると思っておらずプレーを続けようとしたので、周りから指摘されて気が付き、会場の笑いを取っていた。
横で見てるとつられちゃうんですなあ。

解説役の沢松さんも、本人には知らされずにラケットとシューズが用意されていて、浅越さんと無理やり選手交代させられ参戦していた。
ウェアは解説時に着ていたヒラヒラとした街服のまま。
なにも練習してないのに、と文句を言いながら、準備体操もなくいきなりサーブを打って入れてたからすごい。
さすが元世界ランカー。
相手チームの二人からボールを集められ、ダブルスなのに一人で打たされまたまた文句を言ったり、サービスエースを取って会場を湧かせたりしていた。
イベントブースではクルム伊達公子がサイン会を開いてたし、日本女子テニス黄金期の面々の元気な姿を見せてもらった。
大きな大会はやっぱり違いますなあ。
良い日曜日になった。