’09夏休み「502」

2009-08-25 22:14:43 |  ’09夏休み
それでは手に入れたネタの数々、トップバッターは最も紹介したい経験となったサイクリングのお話から。
ツーリングと言いたいところですが、当初予定から変更して短距離を走っただけなので、サイクリングで。
野沢温泉村の山の上、ヤナギランガーデンからカヤノ平まで、長野県道502号「奥志賀公園栄線」を往復したお話です。


8/20(木)朝、出発予定地のヤナギランガーデンの駐車場に到着。
車を止めさせてもらい、自転車を降ろし折りたたみ解除、組み立て。
9時半頃出発しました。
ヤナギランガーデンは標高1400mほど。
ここからカヤノ平のキャンプ場まで往復する予定。
時間があれば少し志賀高原の方へも足を伸ばしたい。


道路は林道です。こんな感じ。


天気は上々、雨の心配なし。
彩雲が見れました。


東側対岸の林は朝の斜光線を受けて、柔らかげな表情を見せてくれます。


私の走ったこの区間、1400m から 1550mくらいの標高を上ったり下ったりします。
この林道、日陰の中を走り続けられる記憶があったのですが、今回走ってほとんど日陰は無いことが分かりました。
道端に高い木があるところだけ影がある。
それでも標高が高い故に気温は低く、25℃ほど。
自転車で走れば必ず風を感じ、気持ちよく走ることが出来ました。
前に車で走った時も窓から入る涼しい風を感じて、日陰の多いイメージができたのでしょうか。
反対に曇っていたら、寒かったかも。

道の傾斜はなだらか。
私の脚でも充分に上る事が出来る坂道で、余裕で楽しむことが出来ました。
ほんとに上ったり下ったりの連続で、少し息を切らす上りを終えた後は必ず気持ちの良い下りが待っています。
まあ、楽した下りの後は必ず上りが待っているのですが・・

しかしこの林道の下り道、それはそれは快適でした。
継ぎはぎがあるとポンポン跳んで不安定になるので嫌なんですが、舗装がいいので滑るように走れます。
自分で制御できるスピードまでしか出ないので、スピードの出すぎで恐怖を感じることも無い。
カーブの半径も緩やかで、自分がイメージしたラインをまんまトレースしてコーナーをクリアする快感。
くー、気持ちいい。


間に上りを挟みますが、下り始めると熱くなった体を吹き過ぎる風が冷ましてくれます。
眺めは木々の緑と青い空、白い雲、ときどきアゲハチョウが舞、前を横切る。
聞こえるのは鳥のさえずりと虫の声、ボーボーと鳴る風きり音。
この下り坂の気持ちよさと言ったら他にありません。
下る度、鳥肌立ってしまいました。

往復50kmほどですが、全区間ずっとこの繰り返し。


あと、走ってる車が非常に少ない。ほとんど無い。平日だからでしょうか。
これが結構重要。
見通しがいいので車が来ていないことを簡単に確認でき、後方からの車を気にすることなく道の真ん中を走ることが出来て、道の端を走る緊張から解き放たれます。
この気持ちよさは病み付きになってしまうかも。
いやー、自転車持って来て良かった。