2014-1117-man1556
万葉短歌1556 秋田刈る1417
秋田刈る 仮廬もいまだ 壊たねば
雁が音寒し 霜も置きぬがに 忌部黒麻呂
1417 万葉短歌1556 ShuD626 2014-1117-man1556
□あきたかる かりいほもいまだ こほたねば
かりがねさむし しももおきぬがに
○忌部黒麻呂(いむべの くろまろ)=06-1008歌参照。
【編者注】題詞は「忌部首(おびと)黒麻呂歌一首」。「秋雑歌」九十五首(1511~1605)の第46首。
【訓注】仮廬(かりいほ=借廬)[田仮?]。壊(こほ[つ])。雁が音(かりがね=雁鳴)。