万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌1542 我が岡の1405

2014年11月05日 | 万葉短歌

2014-1105-man1542
万葉短歌1542 我が岡の1405

我が岡の 秋萩の花 風をいたみ
散るべくなりぬ 見む人もがも  大伴旅人

1405     万葉短歌1542 ShuD608 2014-1105-man1542

わがをかの あきはぎのはな かぜをいたみ
  ちるべくなりぬ みむひともがも
 
大伴旅人(おほともの たびと)=原文には「大宰帥大伴卿」。04-0316歌参照。
【編者注】「大宰帥大伴卿歌二首」の第2首。「秋雑歌」九十五首(1511~1605)の第32首。
【訓注】我が岡(わがをか=吾岳)。秋萩(あきはぎ=秋芽)。 いたみ(痛)。