万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1541 我が岡に1404

2014年11月04日 | 万葉短歌

2014-1104-man1541
万葉短歌1541 我が岡に1404

我が岡に さを鹿来鳴く 初萩の
花妻とひに 来鳴くさを鹿  大伴旅人

1404     万葉短歌1541 ShuD608 2014-1104-man1541

わがをかに さをしかきなく はつはぎの
  はなつまとひに きなくさをしか
 
大伴旅人(おほともの たびと)=原文には「大宰帥(だざいのそち)大伴卿(まへつきみ)」。04-0316歌参照。
【編者注】題詞は「大宰帥大伴卿歌二首」、その第1首。「秋雑歌」九十五首(1511~1605)の第31首。
【訓注】我が岡(わがをか=吾岳)。さを鹿(さをしか=棹壮鹿)[2か所とも]。初萩(はつはぎ=先芽)。花妻とひ(はなつまとひ=花嬬問)。