万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1539 秋の田の1402

2014年11月02日 | 万葉短歌

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万葉短歌1539 秋の田の1402

秋の田の 穂田を雁がね 暗けくに
夜のほどろにも 鳴き渡るかも  聖武天皇

1402     万葉短歌1539 ShuD606 2014-1102-man1539

あきのたの ほだをかりがね くらけくに
  よのほどろにも なきわたるかも
 
聖武天皇(しゃうむ てんわう)=原文は「天皇」。04-0530歌参照。
【編者注】題詞は「天皇御製歌二首」、その第1首。「秋雑歌」九十五首(1511~1605)の第29首。
【訓注】秋の田(あきのた=秋田)。雁がね(かりがね=鴈之鳴)。暗けくに(くらけくに=闇尓)。ほどろ(穂杼呂)。