万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1405 秋津野を1274

2014年06月24日 | 万葉短歌

2014-0624-man1405
万葉短歌1405 秋津野を1274

秋津野を 人の懸くれば 朝撒きし
君が思ほえて 嘆きはやまず  

1274     万葉短歌1405 ShuD406 2014-0624-man1405

あきづのを ひとのかくれば あさまきし
  きみがおもほえて なげきはやまず
=未詳。作者名・脚注・左注のいずれもない。
【編者注】題詞は「挽歌」。十三首(1404~1416)の第2首。
【訓注】秋津野(あきづの=蜻野)[06-0907(大和)、07-1345(紀伊)。前者?]。撒きし(まきし=蒔)。君が思ほえて(きみがおもほえて=君之所思而)。嘆きはやまず(なげきはやまず=磋歯不病)。