- 挽 歌 -
万葉短歌1404 鏡なす1273
2014-0623-man1404
万葉短歌1404 鏡なす1273
鏡なす 我が見し君を 阿婆の野の
花橘の 玉に拾ひつ ○
1273 万葉短歌1404 ShuD406 2014-0623-man1404
□かがみなす わがみしきみを あばののの
はなたちばなの たまにひろひつ
○=未詳。作者名・脚注・左注のいずれもない。
【編者注】題詞は「挽歌」(部立て十四首のうち最初の十三首の題詞とする)。十三首(1404~1416)の第1首。
【訓注】我が見し君(わがみしきみ=吾見之君)。阿婆の野(あばのの=阿婆乃野)[秋津野?(次歌参照) 火葬野]。玉(たま=珠)。