万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1402 こと放けば1272

2014年06月22日 | 万葉短歌

2014-0622-man1402
万葉短歌1402 こと放けば1272

こと放けば 沖ゆ放けなむ 港より
辺付かふ時に 放くべきものか  

1272     万葉短歌1402 ShuD403 2014-0622-man1402

ことさけば おきゆさけなむ みなとより
  へつかふときに さくべきものか
=未詳。作者名・脚注・左注のいずれもない。
【編者注】題詞は「寄船」(船に寄す)。五首(1398~1402)の第5首。
【訓注】こと放けば(ことさけば=殊放者)[13-3346]。沖(おき=奥)。港(みなと=湊)。
【編者注-第1403歌】次の第1403歌は、旋頭歌。部立て譬喩歌が終わり、巻七最後の部立て挽歌(1404~1417)へ入る。