万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1382 泊瀬川1252

2014年06月02日 | 万葉短歌

2014-0602-man1382
万葉短歌1382 泊瀬川1252

泊瀬川 流る水沫の 絶えばこそ
我が思ふ心 遂げじと思はめ  

1252     万葉短歌1382 ShuD381 2014-0602-man1382

はつせがは ながるみなわの たえばこそ
  あがおもふこころ とげじとおもはめ
=未詳。作者名・脚注・左注のいずれもない。
【編者注】題詞は「寄河」(河に寄す)。六首(1379~1384)の第4首。
【訓注】泊瀬川(はつせがは)[奈良県桜井市初瀬(はせ)辺の初瀬川(大和川上流)、07-1107]。水沫(みなわ)。我が思ふ心(あがおもふこころ=吾念心)。思はめ(おもはめ=思歯目)。