万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌0645 白栲の0580

2012年06月30日 | 万葉短歌

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万葉短歌0645 白栲の0580

白栲の 袖別るべき 日を近み
心にむせび 音のみし泣かゆ  紀女郎

0580     万葉短歌0645 ShuB562 2012-0630-man0645

□しろたへの そでわかるべき ひをちかみ
 こころにむせび ねのみしなかゆ
○紀女郎(きの いらつめ)=第643歌参照。
【編者注】「紀女郎怨恨歌三首」の第三首。
【訓注】白栲(しろたへ=白妙)。心(こころ)。むせび(咽飯)。音(ね=哭)。