A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

MAKE THE MAN LOVE ME / JOY BRYAN

2007-01-26 | MY FAVORITE ALBUM
主役はどっち?

BLOGでJAZZをテーマに記事を書かれて人はたくさんいらっしゃる。
しかし、同じJAZZファンでも興味の持ちようは十人十色。
記事を読んでいると、それぞれの方のこだわりが垣間見られて、なるほどと思うことが多い。
WEB、そしてBLOGのようなものが世に無かった時は、「このこだわり」は個人的に知り合って語り合わない限り知るすべもない。同人誌のような世界でないと、基本的に不可能だったコミュニケーションのやり方が簡単にできる。
WEBは、知らない内に、個人の趣味の世界でも便利な、不可欠な道具になりつつある。

定期的に記事を読ませていただいている67campersさんは、このこだわりをもたれている一人。ライフスタイルを含めて見習いたいことばかり。自分の生活を少しでも近づけられたらと主役はどっち?
思う。
浅学の私にとっては、ここで紹介されるアルバムはもちろんミュージシャンも知らない世界が多く、勉強させて頂くばかり。改めてJAZZの奥深さを感じている。

そこで最近紹介されたアルバムの記事の中に、女性VOCALの「JOY BRYAN」の名前があった。このアルバムの「CONTEMPORARY」LABELにはあまりVOCAL物はないが、好きなLABELだったので、この一枚もどこかのバーゲンで見つけて買ったのであろう。
少なくとも彼女の名前は知らないで買ったはずだ。

反対にバックを努めるメンバーは、WYNTON KELLYをはじめとして皆知っていたが。
このバックのメンバーで、このアルバムとHELEN HUMESのアルバムが同じ日に録音されている。KELLYのピアノにVOCALの2人が付き合った形だ。

彼女の歌はストレートな歌い方で、アルバムにある彼女の顔立ちから想像されるとおりの可愛い雰囲気が伝わる。飾り気のない普段着のJAZZで最初に聞いた時からお気に入りの一枚になった。
もう一つの魅力は、やはりバックのウイントンケリーのピアノ。お馴染みの軽快なタッチが何ともいえない。元々歌伴には定評があるKELLY。
主役は何となくKELLYのピアノという感じがしないでもない。

KELLYはこの年の最初まで加わっていたマイルスとグループを離れた直後だが、マイルスを離れた開放感か、あるいはマイルスのグループでの経験が加わったのか、KELLY節で彼女の歌の周りを自由奔放に飛び回っている。

彼女のアルバムはその後も気にはなっていたが、他にあるのかどうかも分からず、結局この一枚しか持っていない。
彼女の名前をブログでたまたま見かけて、この一枚を久しぶりにプレーヤーの上に乗せることができた。
これもブロクのお陰かもしれない。

MY ROMANCE
MAKE THE MAN LOVE ME
ALMOST LIKE BEING IN LOVE
IT NEVER ENTERED MY MIND
EAST OF THE SUN
AREN’T YOU GLAD YOU’RE YOU
MY FUNNY VALENTINE
OLD DEVIL MOON
THESE FOOLISH THINGS
EVERYTHING’S COMING UP ROSES

Joy Bryan (vo)
Wynton Kelly (p)
Al Viola (g)
Leroy Vinnegar (b)
Frank Butler (ds)

Recorded July 26.28 and 29.1961

コメント
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