A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

JAZZ / CONCORD

2006-08-12 | CONCORD
JAZZの歴史と共に、その時代を代表するJAZZレーベルの栄枯盛衰の歴史がある。
今、元気なレーベルが西海岸でJAZZ好きの車のディーラーだったCarl Jeffersonが、1972年に設立したレーベルがConcordだ。



Concordはそもそもサンフランシスコ近郊の地名。そこConcordで開かれていた、ローカルJazz festivalを後援し、そのフェスティバルの演奏を記録し、そこに出演したミュージシャンの演奏を世に広めるために生まれたのがConcord Jazzレーベル。
したがって、大手レーベルのようにコマーシャリズムに迎合することなく、オーナーの、ある種、趣味と拘りの世界で、西海岸に根ざした、モダンスイング系の演奏を紹介し続けている。
という訳で、WEST COAST系が好みの自分にとっては、このレーベル自体がお気に入りりとなった。

最近では、PABLO、FANTASY、PRESTIGE、CONTEMPORARYなど、過去の有名レーベルを次々と買収して、知らない間にConcord labelだけでなく多くのレーベルを傘下に持つ一大JAZZグループに育っているようだ。
いずれにしても、JAZZの歴史をしっかり守ってくれるところがあるのは、ファンにとってはありがたい。

今回紹介するのは、そのConcord Jazzが初めて世に出した記念すべきアルバム。カタログナンバーもCJS-1。HERB ELLISとJOE PASSのギターデュエットだ。
バックは、RAY BROWNのベースにJAKE HANNAのドラム。ピアノレスの演奏だ。
ギターも人の声と同じくらいプレーヤーによって個性がでる。ギターのデュエットはたくさんありそうで少ないので、2人の掛け合いを楽しめる。それぞれがソロとバックに廻った時の掛け合いがなんともいえず心地よい。

お気に入りは、WorkSongのフレーズが入っているGOOD NEWS BLUESとスタンダードのHONEYSUCKLE ROSE.

LOOK FOR THE SILVER LINING
SHADOW OF YOUR SMILE
GOOD NEWS BLUES
HONEYSUCKLE ROSE
HAPPINESS IS THE CONCORD JAZZ FESTIVAL
STUFFY
GOEGIA
LOVE FOR SALE
BAD NEWS BLUES

HERB ELLIS (G)
JOE PASS (G)
RAY BROWN (B)
JAKE HANNA(DS)




コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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 (ソフィア)
2006-08-14 23:57:49
いやぁ、これは知らなかったです。

ハーブ・エリスとジョー・パス!よだれが出そうですね(笑)ピアノ2台でのデュオなんていうのは聴きますが、これは何とか手に入れたいです。

お財布と相談して~(爆)

欲しいものだらけですね(^^;)
返信する
Unknown (YAN)
2006-08-16 00:28:24
CONCORDの初期にLIVEを含めて他にも何枚かあったような?
返信する

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