A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

TAKE FIVE / CARMEN McRAE & DAVE BRUBECK

2006-07-02 | MY FAVORITE ALBUM
こちらも調子にのって、もう一枚McRAEのお勧めを。
ソフィアさんが「モンクのSONG BOOK」なら、こちらは「ブルーベックのSONG BOOK」を。それも、ブルーベック自身の伴奏で、しかも、New YorkのBasin Street Eastのライブ。

ブルーベックの有名な「TAKE FIVE」は1959年の録音で大ヒットに。マクレーもDECCAで有名になり、KAPPを経て、1960年にはブルーベックと同じCBSレーベルに移籍。
その年に、ブルーベックのアルバムへゲストで参加し、意気投合してこのジャズクラブへの出演につながったそうだ。
曲も、すべてブルーベックの曲というこだわりが凄い。

マクレーは相変らず誰の曲であろうとマクレー節で自分流に料理しているが、まるでマクレーのための作った楽曲集のような印象も受ける。

B面のOh,SO,BLUE~TRAVELLIN’ BLUESの3曲が特にJAZZYで、力強いバラッド、そしてブルーベックのブルースと、普段のブルーベックのカルテットでは味わえない演奏。カーメンの歌いっぷりに、ブルーベックが引っ張られている好演だ。

TAKE FIVEは何となくおまけ。

ポールデスモンドもTAKE Fiveでは参加しているが、バックは基本的にはブルーベックトリオ。カーメンとブルーベックQuartetの共演を期待すると期待はずれ。
あくまでも、ブルーベックのSONG BOOK。

WHEN I WAS YOUNG
IN YOUR OWN STREET WAY
TOO YOUNG FOR GROWING OLD
ODE TO A COWBOY
THERE’LL BE NO TOMORROW
MELANCTHA
IT’S A RAGGY WALTZ
OH,SO BLUE
LORD,LORD
TRAVELLIN’ BLUES
TAKE FIVE
EASY AS YOU GO

(vcl)Carmen McRae
(p)Dave Brubeck
(as)Paul Desmond
(b)gene Wright,
(d)Joe Morrello

Rcorded live at "Basin Street East" New York, September 6, 1961

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2 コメント

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TAKE FIVE (heiron)
2006-07-02 23:02:09
TAKE FIVEは、デイブ・ブルーベック・カルテットの代表曲ですよね。

作曲者であるアルトサックス奏者のポール・デスモンドが5/4拍子という難しい拍子で見事にアルトをスイングさせているのを聴くと自分もこのようにアルトサックスをスイングさせる事ができたらな・・・って思っちゃいます(笑)

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作曲者 (YAN)
2006-07-03 07:13:49
そうそう。

TAKE FIVEだけは、デスモンドの曲でした。



SWINGする「アルト」、同じSAXでもテナーとは較べて軽快さが増しますよね。



heironさん、頑張ってください。
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