Milt Jackson + Count Basie + The Big Band Vol.2
カウントベイシーオーケストラは、歌手のバックをよく努めた。ジョーウィリアムスは専属歌手としても、シナトラ、サミーデイビス、エラにサラ、そしてミルスブラザースや、LHRとか。ところが、楽器のソロのバックを努めたとなるとあまり思い浮かばない。
その中で、自分が持っているものとなるとMILT JACKSONと競演した一枚。
ヴァイブとオーケストラというとライオネルハンプトンを思い出すが・・・果たしてこの組み合わせは。
ライナーノーツを見ると、JACKSONはBIG BANDとの共演は無いようなことが書いてあるが、ガレスピーオーケストラとの競演もあるし、オリバーネルソンのオーケストラとの共演もあるのだが。まあ、珍しいといいことだろう。
この2人の組み合わせはイメージ的にはありそうだが、実際にはこのPABLOの企画が初めてということのようだ。
曲は、ベイシーの得意曲を中心にお馴染みの曲が並ぶ。出だしは、ベイシーカルテットをバックに軽くウォーミングアップ。続く2曲目からはベイシーのオーケストラがバックに入る。ソロは、あくまでもベイシーとジャクソンだけ。オーケストラはバックに専念するが、ベイシーサウンドはジャクソンのソロを浮き立たせるには実に心地よい。この頃のベイシーもいいメンバーが揃っている。
曲が進み、クインシーの名曲のFor Lena And Lennieで、サックスのアンサンブルに合わせてハミングが聞こえる。たまたま、スタジオに来ていたサラボーンの声だそうだ。
リラックスしたスタジオの気分が伝わってくる。そのまま彼女の一曲があってもいい感じだ。
Concordレーベルが活況を呈していた頃、Pabloレーベルも数多くのアルバムを残している。有名ベテランプレーヤーの競演が多いが、あまりに多くの組み合わせがある。すべての組み合わせを覚えていないが、このベイシーとジャクションの組み合わせは印象に残る一枚だ。
1. 9:20 Special
2. Moonlight Becomes You
3. Shiny Stockings
4. Blues For You
5. Easy Does It
6. For Lena And Lennie
7. On The Sunny Side Of Street
8. Back To The Apple
9. I'll Always Be In Love With You
PERSONNEL
Count Basie (p)
Freddie Green (g)
John Clayton (b)
Butch Miles (dr)
Lyn Biviano, Waymon Reed, Sonny Cohn, Bobby Mitchel (tp)
Fred Wesley, Dennis Wilson, Mel Wanzo (tb), Bill Hughes (btb)
Jimmy Forest, Eric Dixon (ts), Bobby Plater, Danny Turner (as), Charlie Fawlkes(bs), Milt Jackson (vib)
RECORDED at Group IV Recording Studio, Hollywood, Jan, 18, 1978
カウントベイシーオーケストラは、歌手のバックをよく努めた。ジョーウィリアムスは専属歌手としても、シナトラ、サミーデイビス、エラにサラ、そしてミルスブラザースや、LHRとか。ところが、楽器のソロのバックを努めたとなるとあまり思い浮かばない。
その中で、自分が持っているものとなるとMILT JACKSONと競演した一枚。
ヴァイブとオーケストラというとライオネルハンプトンを思い出すが・・・果たしてこの組み合わせは。
ライナーノーツを見ると、JACKSONはBIG BANDとの共演は無いようなことが書いてあるが、ガレスピーオーケストラとの競演もあるし、オリバーネルソンのオーケストラとの共演もあるのだが。まあ、珍しいといいことだろう。
この2人の組み合わせはイメージ的にはありそうだが、実際にはこのPABLOの企画が初めてということのようだ。
曲は、ベイシーの得意曲を中心にお馴染みの曲が並ぶ。出だしは、ベイシーカルテットをバックに軽くウォーミングアップ。続く2曲目からはベイシーのオーケストラがバックに入る。ソロは、あくまでもベイシーとジャクソンだけ。オーケストラはバックに専念するが、ベイシーサウンドはジャクソンのソロを浮き立たせるには実に心地よい。この頃のベイシーもいいメンバーが揃っている。
曲が進み、クインシーの名曲のFor Lena And Lennieで、サックスのアンサンブルに合わせてハミングが聞こえる。たまたま、スタジオに来ていたサラボーンの声だそうだ。
リラックスしたスタジオの気分が伝わってくる。そのまま彼女の一曲があってもいい感じだ。
Concordレーベルが活況を呈していた頃、Pabloレーベルも数多くのアルバムを残している。有名ベテランプレーヤーの競演が多いが、あまりに多くの組み合わせがある。すべての組み合わせを覚えていないが、このベイシーとジャクションの組み合わせは印象に残る一枚だ。
1. 9:20 Special
2. Moonlight Becomes You
3. Shiny Stockings
4. Blues For You
5. Easy Does It
6. For Lena And Lennie
7. On The Sunny Side Of Street
8. Back To The Apple
9. I'll Always Be In Love With You
PERSONNEL
Count Basie (p)
Freddie Green (g)
John Clayton (b)
Butch Miles (dr)
Lyn Biviano, Waymon Reed, Sonny Cohn, Bobby Mitchel (tp)
Fred Wesley, Dennis Wilson, Mel Wanzo (tb), Bill Hughes (btb)
Jimmy Forest, Eric Dixon (ts), Bobby Plater, Danny Turner (as), Charlie Fawlkes(bs), Milt Jackson (vib)
RECORDED at Group IV Recording Studio, Hollywood, Jan, 18, 1978