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「沖縄集会」に関する新聞六紙報道の比較

 特別に誰のためということではないが、印象的なケースなので、簡単にご報告する。
 写真は、9月30日(日曜日)の、左から、朝日・東京・毎日・日経・読売・産経の各紙の紙面だ。携帯についているカメラで撮ったものなので、見づらいかも知れないが、朝日新聞の見出しで言うと「沖縄11万人抗議」のニュースに注目して並べたものだ。沖縄での民間人の集団自決に関する日本軍の関与を教科書から削除する教科書検定意見に反対して、29日に沖縄で大規模な集会が行われたというニュースだ。
 ニュースそのものには深く立ち入らないが、各紙の扱いが、あまりにも違う。
 「朝日」と「東京」は、一面トップの記事だ。特に、「朝日」の記事は、写真の出来も良いし、11万人(主催者発表)の集会を「島ぐるみ」と伝えるなど、力が入っている(入りすぎているかも知れない)。「毎日」は、ミャンマーのデモ弾圧問題に次ぐ扱いで、一面の二番手記事だ。これら3紙は、一面以外にも関連記事がある。
 これが、「日経」「読売」になると、それぞれ、社会面の記事になる。モノクロの写真が載っているが、そう大きな記事ではない。さらに、「産経」となると、私は、危うく見落とすところだった。社会面の右ページに小さな記事が載っていて、写真もない。
 ともあれ、家庭でどの新聞を購読しているかによって、9月30日、日曜日のニュースに対する印象は、随分異なったであろうことは間違いない。
 ニュースの大きさに関する判断は、各紙それぞれであっていいが、記事の取捨や載せる大きさもメッセージであり、不偏不党とか、客観報道というものは、はじめからあり得ないことが実感として分かる。
 個人的な感想を言うと、「朝日」「東京」の扱いはいささか大きすぎて、「えっ、ミャンマーよりも大きいのか」と驚いた。この扱いの大きさ自体が、雄弁な社説だ(朝日は、社説でも取り上げている)。新聞社は、意見を持ってもいいが、ここまで露骨な出し方をすると、却って逆効果だろう(と、政治的にはハト傾向の私でさえ、少し不愉快に思う)。
 記事まで詳しく読んでいないので、点数は付けられないが、「毎日」くらいが妥当なバランスだろうか。「日経」「読売」も、沖縄で起こっていることの感じは分かる。
 「産経」の場合は、かえって不自然に思える。同紙の読者は、「朝日」とは違う方向からではあっても、教科書問題には関心が高いのではなかろうか。都合の悪いイベントを視野に入れないようにすると、かの「美しい日本」が見えるようになるのだろうか。
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コメント
 
 
 
この件おとり上げで嬉しい。 (moto金田浩)
2007-10-01 00:38:26
私は地方紙ですが、一面中央部の下に取り上げて

おられます。

戦後体制からの脱却という空気から、このような

ことになったのでしょうが、なんとも。

沖縄の方に失礼極まると思いますし、かっての

軍部を美化するような、責任逃れするような

空気はそろそろなくしたいものです。

いずれ、南京問題などが、、。


 
 
 
Unknown (UNKNOWN)
2007-10-01 01:04:12
たいへん興味深い写真をありがとうございました。

(あまりにも予想通りなので驚きました)

>都合の悪いイベントを視野に入れないようにすると、かの「美しい日本」が見えるようになるのだろうか。

何が語られていないかのほうが往々にして重要だったりしますね。
 
 
 
各紙のカラー (とおりすがり)
2007-10-01 01:59:06
全紙がまったく同じような扱い、論調をしたとしたら、
そちらの方が不自然なんじゃないかと思います。
 
 
 
客観報道の嘘が意味すること (山崎元)
2007-10-01 03:19:30
とおりすがり様

仰ることは、現実的に、ごもっともなのですが、そうだとすると、新聞各紙が、メディアとして「客観(的な)報道」を行っているのだ、という前提条件がすっかり崩れているということでしょう。

これは、新聞の再販価格維持や、記者クラブなどに於ける特権的な取材の権限の「根拠」を脅かす事実ではないでしょうか。
 
 
 
カメラ好きの方への補足 (山崎元)
2007-10-01 03:28:24
この写真は、通称「EXILIM携帯」、W53CA(au、カシオ製)で撮影したものだ。縦横比5:3の400万画素ほどの設定で撮影した(トリミングはしていない)。

この携帯には、500万画素で、画角が35ミリ版では28mm相当のワイドレンズが付いている。写真の撮り方にはあれこれと注意が必要だが、丁寧に撮ると、そこそに写真らしいものが撮れる。

写真好きには、いい携帯ではないかと思い、推薦する。

尚、800×480の液晶画面は、インターネットのホームページを閲覧するにも便利であり、相当に実用的だと思う。
 
 
 
Unknown (xtc4241)
2007-10-01 06:09:21
山崎さん
おはようございます(いま10月1日5:55早朝です)

各社の主張があっていいとは思いますが、それにしてもその扱い方にこれほど差のあったのははじめて?
これができるのも(商売上とはいえ)6紙をとってる山崎さんならでは、と思うので、まずはお礼をいいます。ありがとうございます。
政治というものは、いままで僕らが知らないところで
決まっていることが多すぎた。これもそのひとつでしょう。でも、きょうから始まる国会では「テロ特」にしても「政治家と金」にしても「農業政策」にしても
オープンな形で議論される。メディアも筋の通った論をはってほしいと思います。あらゆるところで、見直しがはじまることを期待します。
僕らも見極める力が試されているのだと思います。

それでは、また。
 
 
 
re:客観報道の嘘が意味すること (とおりすがり)
2007-10-01 06:50:28
山崎様

> 新聞各紙が、メディアとして「客観(的な)報道」を行っている
> のだ、という前提条件がすっかり崩れているということでしょう。

そもそも新聞各紙が「ウチはこのように偏向した立場から報道して
います」という意識を持っているわけではないと思います(半分冗談
ですが)。
どこの社もウチこそは客観的な報道、と考えて記事を作っているので
あり、比較することで初めて各社の位置が見えてきているだけの話で
はないでしょうか?
客観的な報道というものがもともと存在していて、それが崩れてきた
というより、最初からフィクションなのではないかと思います。

ただ、それはフィクションだから駄目だということではなく、新聞
を作る側を律するための考え方として必要な、有用なフィクションで
あるとは思いますが。

>これは、新聞の再販価格維持や、記者クラブなどに於ける特権的な
>取材の権限の「根拠」を脅かす事実ではないでしょうか。
これは私も問題であると思いますが、新聞各社が客観的な報道ができ
ていないから、という理由で攻撃すべき事案ではないと思うのですが、
いかがでしょうか? むしろ記者クラブを通じた情報の供給で、各社
が横並びの報道になりがちな方が問題なのでは?
 
 
 
記者○落 (アベルフ・シンドラー)
2007-10-01 07:09:55
> これができるのも(商売上とはいえ)6紙をとってる山崎さんならでは

してみると産経しかとってない(しかも読んでない)俺たちの安倍総統(隠居)は沖縄での抗議集会自体を知らないまま、という可能性があります。

何故産経か?
知人によれば「産経が一番てんぷらの油を吸い取るから」だそうです。
 
 
 
右の全体主義、左の全体主義 (charley)
2007-10-01 14:36:59
しかしいくら沖縄にとって重要な問題とはいえ、たかが教科書の僅か一節をめぐって、11万人の動因とは、これはこれで1つの全体主義ですねぇ。

これを左の全体主義とすると、本尊だけ変えて右の全体主義にすると、集団自決もさもありなん、という気がします。
 
 
 
Unknown (UNKNOWN)
2007-10-01 16:16:27
>ただ、それはフィクションだから駄目だということではなく、新聞を作る側を律するための考え方として必要な、有用なフィクションであるとは思いますが。

客観性は、作り出されるものであり、到達できないものなのだ、という自覚を、新聞を読む側としては持つべきなのでしょうね。

 
 
 
これは橋下くん問題だ (作業員)
2007-10-01 17:49:55
思いつきで懲戒請求を呼びかけて、面倒ばかりひきうけてしまった橋下くんは、そんなに悪いやつではない。てっちゃん前原と同じ母子家庭で、ヨヨギにまで世話になってなんとかガッコを出たくちだ。ただ、彼は大学でジーンズだの革ジャンだのを売ったりなんかしてジェニ儲けばかりしていたその続きで、ジェニ儲けのための司法試験受験して、二回目だかなんだかで法学部卒ではないのに見事通った元ラガーマンで精子の活動が実に活発な、魅力があるとはいえない普通といえば普通の男でかつ、串かつの油の吸い取りがいい産経に「脱税」を報じられたヤカラだ。で、政治の勉強を学部でまったくやらずに社会人になったので、まったくもって毎度毎度大衆的な意見を述べるのこと、になってしまい、非弁活動の方が忙しかった西村鎮護国家の刀剣友の会などというぶっそうな一党とはさすがにつきあわなかったのかもしれないが、結局のところ、その思想というにはおそまつだが、発言傾向、は、ワセダセーチョーグループ、と重なるお寒いものとあいなった。だからして、橋下くんは、テレビでことあるごとに、従軍慰安婦などいなかった、とか、教科書は産経つくる会が一番だ、と言い続けた。ま、そりは言論の自由、あとは受けて側の、快、不快だ。
しかしながら、沖縄の人たちが主張しているのは、反産経つくる会的なものに間違いはなく、橋下くんが支持する教科書というのは、軍命記述削除、などではすまない、いわゆる自虐史観の殲滅を目的とするもので、それはまあ、わしに言わせれば、暇つぶしの自己都合主観にすぎないと思うのだが、思想信条は自由だからして、暇つぶしになにやろうが、それはよかろう。で、結局、つくる会を支持する橋下くんは、沖縄の人たちが橋下自身に向かって、シュプレヒコールをあげている、と、ちゃんと理解できているのだろうか。過去の発言との整合性でいえば、今、ちゃんと沖縄の人たちに何事か、語らなければいけないんじゃないか。
沖縄の集団自決においては、思想傾向どころかはっきりと、軍命はなかった、と言っている人間がいて、それはわしが大嫌いな曾野綾子だ。だからと言ってわしが大江健三郎が好きなわけではないよ。曾野は、何十万だかの沖縄人の前に、作家として立つ責任があるとわしは思う。良心はないのか、曾野。そんなのかんけーねーのかよ、曾野。曾野のダンナの三浦朱門は、屋山ぽん太郎などとともに、またぞろ、何度目かの新しい教科書づくりに励むそうだ。もちろんそれは、産経正論つくる会分派的反琉球人教科書となるだろう。大切なのは、検定などやめてしまうことだ。親が右翼作家だからといって阿川佐和子などがいつまでも産経正論つくる会系のマスコットのように、いわゆる支持者、に名前を連ねているのを見ると、そりゃ、結婚でけんだろ、とまったく関係ない中傷が浮かぶのであった。
わしはまあ、ひょんなことから日の丸を焼いた青木功のそっくりさんと二度ほど酒を飲んだことがあるので、もちろん、自虐琉球人派である。それにしても南方の蛮族は、時間を守らない。次の日に、来るな、ほんと、青木功。
 
 
 
趣旨は異なりますが・・・。 (たろう)
2007-10-01 17:50:02
http://aqualeafree.blog70.fc2.com/blog-entry-848.html
男女共同参画のニュースも各社取り上げ方の違いが、鮮明にでて、面白いと思いました。

産経新聞の「反対派」という言葉使いにも受けました。
 
 
 
町村はすかん (作業員)
2007-10-01 19:23:30
軍関与・記述の復活の可能性を、町村が今述べている。わしのときどき病的な記憶力をたどると、町村は教科書問題について、「ゴルフで言えば、ファエウェー左にあったボールを真ん中にするだけだ」と、つまらないたとえをしていた。コースのベクトルは問題にならんのか、町村。町村って、どこからどうみても、三流。わし、見たくない政治家ナンバーワンだ、町村。おまい、ジェニにならん文教族何年やっとんねん。参院で教科書問題などやられたら、日教組が小躍りするからして、とっとと記述復活か。いやー、野党には投票してみるもんだなあ。命落とすな、自公を落とせ。
関係ないが、生保協会がなーんの役にも立ってないので、第三者機関を新たにつくるか、参院に大手生保のタコ社長召還して、大不払い問題、かわいがったろうや、「偽装請負・キヤノンの御○所ナニガシ!」で男を上げた、福耳枝野くーん。
 
 
 
町村すまん (作業員)
2007-10-01 19:25:45
なんぼ字の読めん教科書など検定できるわけがない町村おまいでも、ファエウェー、はないわな。すまんすまん。フェアウェー、ね。しばし謹慎する。以下、金やんどうぞ。
 
 
 
感想 (ドゥビ)
2007-10-01 20:55:00
>仰ることは、現実的に、ごもっともなのですが、そうだとすると、新聞各紙が、メディアとして「客観(的な)報道」を行っているのだ、という前提条件がすっかり崩れているということでしょう。

横から失礼します。私などはとっくに崩れていると思っていたのですが、世の中では普通はそうとも思われていないのでしょうか。

ちょっと性格は異なりますが、記憶に新しいところでは、安倍・中川氏の朝日による従軍慰安婦番組改編問題などもそうでした。

>これは、新聞の再販価格維持や、記者クラブなどに於ける特権的な取材の権限の「根拠」を脅かす事実ではないでしょうか。

特権的な権限はもういい加減、認めなくてもいいのではないかと思いますが。別の対応の模索があってもいいのではないかと。ちなみに、韓国では記者クラブが廃止されたような(もうされたかな…)。

さて、新聞のことですが、私は朝日新聞を購読していて、あとは職場で日経などほかの新聞をたまに見る程度ですが、バランスで言うと日経あたりが安定しているように思いますね。

今回の沖縄の集会についても、朝日はちょっとどうかという印象でした。記事のあちこちに「うそは許さない」だとか、かなりの印象操作があった上に、宣言だったかを行う高校生の写真をど~んと社会面に大きく載せているのが、情緒を刺激する仕組みになっています。

集会そのものは構わないと思いますが、それで歴史がどうであるかということを規定するのは、無茶な話です。抗議の内容は、当局の再検討を要求すべきものであって、記述削除の意見を「歪曲」と決め付けるような報道の姿勢は、ちょっとどうかと思いました。

内容としては待たれるのは原則的には学問的な追究であり、何人が集まったかというのは副次的なものであるように思われます。そして、報道もそれに沿ったものであればよいに思いますが、朝日の姿勢は逆です。誰が何を言い、どういう団体が集まったか。それが大事で、学問的な成果は二次的なものという考え方なのかもしれません。

従軍慰安婦問題のときも、報道ステーションで加藤某氏が、大切なのは学問の成果ではなく、別のところにある、ということを言っていました。こういう姿勢は時としてかなり危険なものともなりうるのではないでしょうか。

報道機関それぞれの色はある程度はあってもいいとは思うのですが、学問的な成果や正確さも軽視し、あくまでイデオロギーに沿った視角に走る、というようなことがあるのであれば、国民にとっては害でしかないように思います。その意味では、朝日新聞の罪は、極めて大きいことでしょう。

別に産経を万歳するつもりもありません。産経もずいぶんと首を傾げるような記事があります。ついでに申し上げると、産経はある程度は保守よりですが、時にはそうでもない部分があるようですよ。これは大株主に中国企業があることも関係しているとも言われているようですが(よくは知りません)。

例えば、産経新聞も時として安倍元総理を強く批判していたのはご記憶のことと思います。
 
 
 
Unknown ()
2007-10-01 21:01:13
新聞にもサービス業の側面があり、ターゲットとする読者層の好む編集方針で読者の主観的効用を満足させようとしているのではないかと思います。嘘を書くことはいけませんが、集めた事実を限られた紙面にどのように割り当てるかという編集作業にその新聞の商売のしどころがあると考えています。したがって、サービスのやりがいのある素材があるごとに各新聞社の紙面で取り扱いのウェイトが異なるという現象がよく生じるのではないでしょうか。生臭い意見で申し訳ありません。
 
 
 
書いた原因は (moto金田浩)
2007-10-01 22:18:47
この件については、ここの別のところで、この夏

書き込みしましたが、今回、大きく、取り上げられ

嬉しく思います。マスコミも、大きく、取り上げ

原因追及の流れが出てきました。

当時の官僚さんが、当時の総理や官邸の考え方に

あわせて、審議会を誘導したのでしょう。

憲法改正・戦後体制のうんぬん、

やはり、ここでも、参議院の選挙の結果が

良かったとつくづく思っています。
 
 
 
Unknown (UNKNOWN)
2007-10-01 23:15:43
>新聞にもサービス業の側面があり、ターゲットとする読者層の好む編集方針で読者の主観的効用を満足させようとしているのではないかと思います。

「見たいものを映し出す鏡」を、読者に対して提供しているわけですね。

 
 
 
つい、情緒が刺激されました… (三匹のこぶた)
2007-10-02 05:00:35
アパートに最初に勧誘に来たから、何も考えずに朝日新聞を購読しはじめた者ですが。

あの紙面を見た時、沖縄ってすごいなと感動しました。実は涙さえ浮かびました。11万人という文字、カラーでみる人々の姿。すごい迫力です。



しかし私の関心は自決への軍の関与うんぬんではなく、大都市でも政治的な問題にこんなに集まることはないのに、沖縄の人って普段はのんびりした印象があるけど、やる時はやるんだ…みたいな底力を見せ付けられたことでした。



日本が潰れそうになったら沖縄に移ろうかな~。傾く国から独立して逞しくやっていけそうな自治体は、沖縄くらいのものでしょう。



論旨から外れた意見ですみません。
 
 
 
お上に与えられし歴史は (作業員)
2007-10-02 13:05:53
橋下くんが好きなハゲ尾失礼西尾ちゃんたちが言っているのは、歴史は物語だ、だよなあ。別に歴史は個々人の物語でええんだが、産気系右翼が言っているのは、歴史は国家の物語、あるいは、歴史は国家が与える物語、であって、そのような理念を現実にする施策となれば、これは、歴史は国家権力が与える物語、となってしまうだろう。それが、検定だ。多様な意見が問題ではなく、検定、が問題だ、というのは、家永先生も主張されていたはずで、アホ裁判官がなにをいまされ家永先生の御学説に文句たれたりできようか。

国家の自己都合主観なんだから、国家権力によって我々人民に与えられた歴史テキストの四角いジャングルでは、毎日のようにマイノリチーの大虐殺がくりかえされる。琉球人は今日も殺されている。声をあげねば、マイノリチーは犬猫のように殺されてしまう。ただそれだけだ。産経は公然と、「我々は権力ではなく、反権力を監視する」と言っているんだから、そういう暇な人たちもまあいるだろうと茶でもすすりながら、油の吸いのいい新聞紙を読むのもまた一興。一言で言えば、公安および原発からのお知らせ、となろうかな、産経は。ちなみに、わしの住んでいるところでは、産経を置いている店がほとんどなく、わざわざ産経を読むために、とあるドーナツ屋に立ち寄るので、ぶくぶくぶくぶくわしは太るのである。お上に与えられる歴史は肥え太る、が今日の結論である。天高くわしも太る産経。
それにしても、グーグルの検索、なんで「山崎元」でここがトップじゃないんだ。コメント欄の若一と呼ばれるわしとしては、さみしいじゃないか。楽天ブログなんぞ、おもろくもなんともなかろう、読者諸君。
 
 
 
Unknown (UNKNOWN)
2007-10-02 14:59:13
>沖縄の人って普段はのんびりした印象があるけど、やる時はやるんだ…みたいな底力を見せ付けられたことでした。

集まることでのみ可能となるものが確かにありますね。
 
 
 
(今時の)起て! 飢えたるものーよ (作業員)
2007-10-02 15:57:09
>御手洗会長の招致要求 民主、国会で追及へ 偽装請負(朝日)

プロのプロたるわしだけでなくプロの株屋なだけの山さんまで怒らせるから、御○所フジオの晩節は糞まみれになってしまった。おそそうばかりしとるからじゃ。さて、次は、生保の不払い、福耳枝野くーん、ネタはわしが持っとるけん、いつでも連絡暮れ。生保協会のおっさんの横柄な態度にむかついたので、ネタやるど。万国の非正規労働者と不払いに泣く保険契約者は、命落とすな自公を落とせ、ってことで、ちっとは琉球人をみならいなしゃい。
 
 
 
新聞 (moto金田浩)
2007-10-02 21:07:25
各紙を読むのは喫茶店です。実際家庭では悪いが
一紙しか取っていません。(笑)
そういえば、今朝の朝日に民主さんが国会に
会長さんの招致と書いていました。
自民さんが衆参両院を支配していた時代であれば
とても出来なかったことでしょう。
ここでも、参院選の結果が良い方へ。

そして、教科書問題もいい方へ。

そういえば、ここにお書きになっておられますが
沖縄の方のお力には頭がさがります。
なるほど、そういう見方があるのだなぁーと
共感いたしました。

憲法違反とはっきりおっしゃった民主さまに
改めて同感いたしました。なしくずしに憲法を
拡大解釈してきた空気がなくなりますように。
 
 
 
メディアリテラシー (miwawa)
2007-10-02 23:26:18
メディアリテラシーの授業で、
新聞各社の内容が違うのは、
その新聞ごとの消費者(読者)によって
満足する記事が違うからだ。
と聞いてとても驚いたのを覚えています。

日経の読者は【出来事】を【経済】というフィルター
を通して見ていて、朝日や産経はハトだのタカだのというフィルターを通して出来事を見ることにより、
いわゆるCSを上げているという内容でした。

企業としては素晴らしい取り組み方なのかと
感じましたが、読者としては嫌なので、
僕の自宅では、朝日と産経と日経を購読することに
しています。

 
 
 
集会 (ドゥビ)
2007-10-03 09:00:07
山崎様も慎重な但し書きをつけていらっしゃるように先日の集会の人数11万人はあくまで主催者側の発表で、実際はそれには満たないことが産経に指摘されていますね。

こうした集まりにおいて主催者側の発表する数字だけを取り上げてしかも大きな見出しにもする新聞があったというのは、正直、背筋が寒いものを感じます。私の講読している新聞ですが。こういうのは戦前の新聞でよく見られるものですから。

問題は別に数字にあるのではありません。報道姿勢そのものにその深刻さがあるとすべきでしょう。

自民党の総裁選で、自民党本部前でなされた麻生氏支持のコールに参加した人が、オタクだの150人だのと矮小化されたことと、ある意味で対照を見せてもいます。私は必ずしも麻生氏支持ではありませんが、あの報道はちょっとひどいものだと思った記憶があります。

報道の客観性などというのは、過去の遺物に過ぎないのではないでしょうか。いえ、過去にもそんなものはあったかどうかは分かりませんし、あくまで幻かもしれません。ともあれ、山崎様がメディアの「客観的報道」を前提として考えられているのは、やはりどうかと思いますね。

それは一定した中立への努力と配慮によって担保されるものですが、少なくとも、私が読者でもある朝日新聞にはそれはありません。バランス感覚で言えばやはり日経が抜きん出ており、そして、朝日に比べれば、読売のほうがまだ均衡がとれているように感じます。

ついでながら、山崎様は「美しい国」というのをちゃかしていらっしゃいますが、そんなに可笑しいでしょうか。美しくない国だから美しい国にしたい、というのは政策としてまったくおかしい物とは思えないのですが。

巷でよく抽象的で意味が分からない、と言う人もいましたが、それは公約としてかなり具体的な説明が付されていたものでもありました。

もちろん、安倍氏が主張した「美しい国」への公約に「都合の悪いイベントを視野に入れない」というのは入っていません(笑)。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2007-10-03 09:53:08
ドゥビさま

コメントありがとうございます。新聞報道には大いに危ういところがあるというご意見には、私も賛成です。

ただ、たいした問題ではないのですが、「山崎様がメディアの『客観報道』を前提として考えられているというのは、やはりどうかと思いますね」と仰っていますが、拙文をどう読むとこうした解釈になるのでしょうか。

私は「ニュースの大きさに関する判断は、各紙それぞれであっていいが、記事の取捨や載せる大きさもメッセージであり、不偏不党とか、客観報道というものは、はじめからあり得ないことが実感として分かる。」と書いています。

要は、客観報道なるものは、はじめからあり得ない、このケースではそのことが実感できる、と書いているのであって、前提として新聞報道は客観的だと書いている訳ではありません。

よくある論の運びとしては、「新聞は客観報道をしなければならない、しかし・・・」というパターンがあり得ますが、私はそうは書いていません。書いてもいない私の意見を、こうだと決めつけて批判するのはいかがなものでしょうか。

コメント欄の投稿に関して、いちいち相手の国語力に立ち入るようなレスポンスを返すのはどうかとも思うのですが、他人の文章は、もう少し素直に読むべきではないでしょうか。
 
 
 
補足 (山崎元)
2007-10-03 10:24:05
ドゥビさま

コメント欄の私の書き込みも見てみました。

私は「仰ることは、現実的に、ごもっともなのですが、そうだとすると、新聞各紙が、メディアとして「客観(的な)報道」を行っているのだ、という前提条件がすっかり崩れているということでしょう。」と書いていますが、これも「メディアの報道は客観的だ」と言っているのではなく、「そうした前提はすっかり崩れている」と言っているわけですから、やはり貴説には、私の意見に対する決めつけがあるようです。

ここで言う「前提」は、私が主張として持ち出したものではなく、新聞の再販価格維持など一連のメディア優遇にあって、一般に前提とされている条件であり、私は、「そんなものはすっかり崩れているではないか」と言っているわけです。

私が「こうは言っていないのだ」ということについて、議論してもあまり生産的ではありませんが、まあ、「もう少し素直に読んで下さいな」という、これは私の希望です。



「美しい国」というフレーズ自体は特におかしくもなんともありませんが、これを、安倍氏及び産経新聞とセットで考えると、ある種のおかしみが漂います。参院選の一週間前くらいから、安倍続投の前後くらいまでの、同紙の異様なまでの安倍政権への肩入れぶりを読むと、やはり、これは「笑える!」と思います。もっとも、「笑い」は、悲しみや怒りほど共通に感じられるものではないので、貴殿の感性では、おかしくないかも知れません。

尚、「日経」のバランスを褒めておられますが、たとえばキヤノンその他の偽装請負については、問題が指摘されていたときに一切触れず、何ヶ月も経ってから、社説でちらりと触れただけ、というようなこともあり、この新聞には、この新聞なりのバイアスがあります。

「読売」については、過去1年くらいの読み比べをしてみた中では、「案外良いな」という感想を持ちました。経済記事の早さや深さ、記事の見せ方なども、まずまずです(「毎日」とはかなりの戦力差を感じます)。ここしばらくの「読売」は、ナベツネ氏が靖国批判に転じたことで、ほどよいバランスになったのかも知れませんね。もっとも、私の気付かない記事で、同紙が偏向している可能性はあるので、油断は出来ませんが。

 
 
 
お詫び (ドゥビ)
2007-10-03 12:59:43
山崎様

丁寧なレスをどうも有難うございました。私が反応したのは、以下の山崎様の発言だったわけですが、どうも私が読み誤って逆に理解してしまったようです。失礼いたしました。

>仰ることは、現実的に、ごもっともなのですが、そうだとすると、新聞各紙が、メディアとして「客観(的な)報道」を行っているのだ、という前提条件がすっかり崩れているということでしょう。

お詫び申し上げます。「山崎様がメディアの「客観的報道」を前提として考えられているのは、やはりどうかと思いますね」というのは、取り下げさせていただきます。

他の部分は、私の感じるままの感想を書かせていただきました。「美しい国」につきましても、この美しくない日本が、よりよい国、子供たちが少しでも喜んで快適に暮らすことができるような国づくりがなされていけばよいと、私などの感性では今でも思ってしまいます。そして、それは政策として、必ずしも否定すべきものでもないと。
 
 
 
すこぶる 糞蠅的 (作業員)
2007-10-03 18:37:58
宮武外骨ではないが、生○協会がわしに喧嘩を売っているので、わしのほうが参詣の記者より糞映えがするのことを少し公開してみたい。生保協会の輩の発言、一言一句、そーのまんまに、書いておく。

「あなたさあ、告発したいんなら、金融庁でしょ。金融サービスの担当、電話言うよ。・・・でもねえ、金融庁なんかさあ、個別のケースとりあげないから、むだかもなあ。裁判でもしたら」
がはは、わしに喧嘩売っとるんだな、生○協会、と思う。
「ああそう。支社長の上は社長しかいないから、全部、支社で対応するって、言われたの。へー、あんた、欺されてるよ、そんな会社あるわけないでしょ。コールセンターじゃだめなのよ、本社のコンプライアンス担当でもひっぱりださなきゃ、無理無理。なんなら、社長あてに、内容証明でもおくればいいじゃん。でもねー、社長があけることはないけどねー。というわけで、失礼」
○す。絶対に○す。と、決意する。

さて、そんなわけで、メモ夫人にだけ、生○の不払いの手口を紹介していけたらな、と思うこのごろだ。まず、序、として、わしとばかり遊んでいる、夫が死にかけたメモ夫人が、○険に入っていたのになんのかんのあって、どうも欺されているかもしれない、と思ってコールセンターのねーちゃんに電話をかける、よね。あのねー、あったりまえだが、会話はぜーんぶ録音されとる、それで、「この電話は録音されておりますが、続けてよろしいでしょうか?」という、発言はしないマニュアルになっている。で、「録音しとるやろ、われの会社」、などと言うと、「ホームページに、その旨、載せています」という抗弁をしてくる。
さて、メモ夫人、これで、無断録音については、許してやるかい。どうかなあ、信義則、わしゃ、アウトやなあ。無料通話にしかかけられない死にかけた田舎のじーさんが、ネットなんぞ確認するわけなかろう。これはひとつの差別や。しかも、ネットには、「場合によっては、録音させていただきます」と書いていたりする。メモ夫人にだけ教えてあげるが、「場合によって」とは、「電話がつながった場合によって」という意味で、全部の会話を無断録音している、からして、○す、とか、メモ夫人は絶対に言ってはいかん、まあ、関西人の発言はお○こぼしになるけどね、日常会話でっから。
あ、そりから、アホオペレーターがときどきいて、「録音などするわけがございませんです」と言ってしまうのがいる、そういう場合は、ただただ、契約時点に遡って、己の不見識を反省せよ。某外資系○険屋の知り合いに言わせると、某あ○険屋など、契約した時点で、「御陀仏・ジえーんど・ご愁傷さま、そんなの、絶対、でるわけねー」で、不払い!は確定だそうだ。このあ○険会社は、告知義務違反については最悪、ではないが、契約内容の事前説明・責任、については、悪魔的であるそうだ。まったく、そのとおりであったのであったのだ。では、つづきはまた、メモ夫人。

それにしても、「誤記など、明確なる間違い」として、教科書の記述がかわるのに、曾野綾子の書いていることは、訂正しないでいいのか、いーんだよ、それは、なじぇなら、参詣や曾野が書いているのは、小説、だから。
 
 
 
 (作業員)
2007-10-03 19:14:33
>社長があけることはないけどねー

開封したらあかんど、あ○険屋どもよ。信書だろうがよ、カンのなされた診断書なんかも同じ。たのむから、パートのおばはんにセンシチブな個人情報、まるみえ、にするのやめてくれよ、恥ずかしいだろうが、オヤジの大呆け度、とか書いてあるんだから。しっかし、医者は意識が低いなあ、しょせん患者の個人情報やと思っとるんやねえ、「○所掃除のおばはんでも、あ○険屋の人ならまあいいか」、ってのがいて、絶望した。
 
 
 
うそ、、でしょう。(笑) (moto金田浩)
2007-10-03 21:22:07
電話録音されているのですか、まいったなぁー。

いや、プライバシーがどうとかは申しませんが

ちょっと、いやですねぇー。(笑)

もっとも、私は個人的には今の個人情報保護法は

悪法だとおもっていますので、文句はいいたくありま

せんが(笑) そうだ、これも自民がやったこと、改正

してくれませんかなぁー。



 
 
 
主催者側発表 (Hans)
2007-10-03 21:44:26
昔、メーデーの参加者数を表現するのに”主催者側発表”と”警察発表”で何倍もの違いがあり、主催者側発表のインチキ具合にあきれていましたが、今回のこの集会の参加者は”主催者側”しか大手のマスコミに出ておらず不思議でした。沖縄の人口から考えても11万人は多すぎでは?と思ってネットで調べたらやはり、実際は4万人ー5万人程度だったそうです。実際の公園の面積と航空写真から検証している人もいます。
主催者側発表を鵜呑みにして堂々と発表する大手マスコミはいったいどうなっているんでしょう?
 
 
 
調べはつきやした(本文はフィクション) (作業員)
2007-10-03 22:05:48
はいはい、某あ○険会社が、どういう顧客対応をしているか、ようやく全貌が把握でけやした。国会にタコ社長を呼ぶように、福耳枝野くーんに、ここから呼びかけます。
一度、ないし再度、申請をしてみませんか、と善意の攻撃を田舎のジジババにかけて、その案件中のほぼ全部が不払い(業界用語で謝絶)できると悪意のかたまりで知っていてやね、私どもは顧客思いの会社でやんす、という偽装をしておるわけや、某あ○険会社。場合によっては「出ると思う」とまで代理店に発言さしとるがな。もちろん、代理店は、不払い、されることを知っている。最後は、「百パーセントとは言っていません」、でしまいや、グルやがな、上から下まで。ほんま最低やな、あ○険屋だけは。メモ夫人は、あ○険屋が、「出るかもしれない」というから、一式の書類を用意して、審査、にかけてもらう、わけや。さて、審査って、どんな手続きかな、メモ夫人。

金やんがええくいつきしてくれたから、大サービスや。不払いの通告が、口頭でなされたら、メモ夫人は、文盲扱いされた、ちゅうことね。あのねえ、審査にかけて不払いを決めたら、書類が残るんや。で、顧客までいくのなら、ちゃんと、「支払い担当課長」などの印があり、不払いの理由が書いてある。
で、問題は、口頭、や。不払いは初めからわかっとるんだろうが、顧客に労力を使わせて、「ざんねーん、今回はでません」で、納得させてしまう。ほんでから、メモ夫人は、それで納得するかい? 正直、支払いはなされないが、食い下がる余地はある。メモ夫人があっちこっち走り回ってそろえて、出ないと実は知っている代理店のフリープッシー(オエ)クソババアが確認して、「では、本社審査にあげます」と言うてからやで、さあ、ここからや。不払い通告までが、五日。だったりしたら、ああ、あっさり不払いか、と、メモ夫人は思うだろうか。納得ダッカ。
あかんあかん、そんなもんで引き下がったら阿寒湖。あのなあ、日本は狭いようで広いやろ。本社到着に五日ぐらいかかるわけ。それから審査して支社に報告して、顧客まで、五日で手続きする会社はほとんどない。と、いうことは。さて、メモ夫人、どや、なんかピンときまへんか。
そう、支社で、審査しとるんやがな。なじぇか。初めから、不払い、が決まってるから。どや、歴史的な悪事やろ。で、何が問題か。全部問題なんやけんど、まず、支社には医学的な見地で判断が下せる者がいない、とか並べる必要はなかろう。診断書を含む書類一式は、本社審査用、「故なく信書を開封したる者」、さて、個人情報保護法上というより、これ、刑法ね。で、ここからは、行政書士に落ちたわしでは判断でけんのや。権限のないものが不払いを決定した場合、さあ、詐欺なんか構成できたら、ええよなあ。でも、絶対に出ないケース、をわざわざ申請させていた場合なあ、難しいなあ。民法上の不法行為による損害賠償請求、はまあ訴えてみたらええわけや。
問題は、法律上のぶっちゃけ違法行為、になるかならないか。さあ、みんなで考えよう。おーい、福耳枝野くーんか、ぎりぎりなんとか見れるミズホっちゃん、とにかく、あ○険屋の不払いは大問題なので、タコ社長を参院に呼んでください、フジオの後でいいです。

法律的に微妙なのは、審査の権限のない支社に「支払い担当課長」とかのゴム印渡してて、支社が書類を作って不払い通知、をメモ夫人にしたらやな、有印の私文書偽造になるかなあ。まあ、全般で悪事なので大した問題ではないかもしれんが。
 
 
 
あはは 読み落としてた (作業員)
2007-10-03 22:53:39
>「案外良いな」という感想

読売なあ、同感、案外いいな。外信とかは昔からいいんでしょ。政治部のケツなめ体質も、政権がもっと左ぶれしたら、いくらかジャーナルな感じになるか。参詣は、ただひたすら、叫ぶんだろうなあ、何を?

話はかわるが、わしの金主のポートフォリオ、わしが全部組み替えたら、これが奇跡的にほぼ全部、ブラック、になって、他人のジェニだけなんでこんなことになるのか、複雑な今日この頃だ。まあ、わしゃ、山さんの言うとおり、堅実にはって、ちょこっと石油株ころがした、だけ。コスモ石油だけは、あかん、旧丸善石油、山さんが、「福田は不景気面」と言ったのがひっかかっていたのだが、ええ勘しとるね、山さん。ダイヤやったかな、初心者向けのコラム、どうも、初心者向けの方が、筆が伸びるね、山さんは。そんなわけで、ビギナーズラックを山さんに感謝して、ほな、寝ます。株も案外いいな。
 
 
 
参考までに。 (Sam Seaborn)
2007-10-04 05:14:26
山崎さま

いつも
興味深く拝見しています。
わたしも職業柄、各紙見てますが
産経というのは好き嫌い別にして
異質な存在でしょうね。
いちばんこの会社の体質を表しているのが
産経のイザ!という記者ブログでの
http://abirur.iza.ne.jp/blog/
この人の書いている内容だと思います。
ご参考までに。
政治記事ですと、毎日と日経があまり<色>の
ついていない報道内容かと存じます。
日経の場合は逆に経済記事の信頼性が低いですが(笑)
 
 
 
がんばれ、産経! (山崎元)
2007-10-04 10:50:28
Sam Seabornさま

「産経」には、このニュースは産経ならどう書くのだろうか?という怖い物見たさ的な面白さがありますね。

たとえば、彼らが支持して止まなかった安倍首相の辞任発表の記事では、「政治的死者」などという面白い単語を作ってくれました。もう彼のことを話すのは止めよう、というニュアンスの記事です。

参院選の自民党がはかばかしくない様子が分かると、政権を貶める論調は中国や北朝鮮などを喜ばせるだけだから、いい加減にしろ、と怒って見せたりもしました。参院選の投票にあたって北の将軍様のことなど考えていなかったので、ああ、産経的な人達は、そういう風に考えるのか、と参考になりました。共産党員とはまた別の意味で、意識の中では、常に戦っているのですね。ある意味では、「赤旗」を読むような分かりやすさがあります。

政治的な意味のあるニュースを読むには、「朝日」で左から、「産経」で右から、光を当てると、コントラストがくっきりと浮かび上がることがあります。そんなこともあって、「産経」は、つい見てしまいます。6紙の中ではよく見る新聞です。

もっとも今のところ経済記事はかなり手薄です。ビジネス・アイの部隊を統合して、もう少し経済記事が充実したら、実用性が向上します。夕刊がないのですが、夕刊フジのエロ記事・広告を抜いて、簡単なニュースのまとめを入れた、宅配版を配ってくれると良いのに、と思います。尚、今月から始まった、MSN産経ニュースはなかなかよくできていますね。
 
 
 
そそそんな (作業員)
2007-10-04 12:09:51
>経済記事はかなり手薄です

産業経済新聞でんがな、まんがな。
若い衆はオールナイトニッポンもあまり知らないんだろうし、そのニッポン放送が経済四団体のための放送局としてつくられ、そんなながれで組合様のものも、ホリエに攻められるまでなかったことも、そう気にしないだろう。からして、フジという言葉と扶桑という言葉の親和性も、知るわけはなかろうから、おっさんが教えちゃる。扶桑と聞けばまず、扶桑教が思い浮かぶのが、宗教マニアや。てっちゃんみたいな呼び方がなくてさみしいなあ。宗まに、も変やな。で、こりは、富嶽信仰なんぞを連想させるわけで、そこから多くの江原もどきが生まれたわけや。だからなんだというと、続きがないな。
よし、経済団体の話をしちゃろう。経団連の会長は、もうじき参院で○器なお顔がお目にかかれる現人○器さまであらせられるが、ちっとまえは、日経連ちゅうのがあってね、日経連ちゅうのは、山さんから上の世代に対してどんなことをやってたかというと、公安から情報もろて、学生のえろんな運動の前を洗って、就職差別をして遊んでいた、まあそういう団体な訳や。やからなんやといわれると、終了。まあ、日経連とともに、参詣も終わったんやなかかね。
 
 
 
おいおい (作業員)
2007-10-04 12:47:19
>中田氏TV生出演!フジ系報道番組が“自分探しの旅”に迫る

滝川の栗にせまるか、安藤のクレバスまでつながるVカットに、せまってはくれぬか、愛するフジよ。この見出し、吐き気がするが、朝商流がヘディングしているテープが、なんぼほどの自分探しの旅費になったか、栗ちゃんが尋ねてくれるわけね。
 
 
 
Unknown (UNKNOWN)
2007-10-04 18:22:51
>ああ、産経的な人達は、そういう風に考えるのか、と参考になりました。共産党員とはまた別の意味で、意識の中では、常に戦っているのですね。

満たされないものがあって、お互いに戦いつづけているのでしょうね。
 
 
 
ほらな 言わんこっちゃない (作業員)
2007-10-04 19:32:29
>つくる会「検定意見の撤回拒否を」文科省に申し入れ(朝日)

橋下くんは、つくる会の教科書が一番だ、とふれてまわったんだから、元ヨヨギの藤岡ちゃんといっしょに、琉球人を説得せんといかん、こら、曾野、まずおまいからやろが。安田さんたちを糾弾するように、琉球人を糾弾せんと、小説家とかコメンテーターの格が下がるで。格、品格、相撲界、どないなるのん? ひょっとして、全員ムショですか? ムショ内相撲って、あしたのジョーみたいやなあ。府中場所初日、泪橋部屋酒乱王の異名を持つ時津風、よって、よって、おっと、ビール瓶は反則、今夜はギョーギ部屋です。

日商の会頭が、フジオ許してやってくれんか、ちゅうて言うとる。さんざんいじりたおして、ここまでこぎつけたが、わしは慈悲深き仏教徒で、まあ社名の観音さまに免じて許してやってもな、別にかまへーんねんよ。悔い改める、ならばな、フジオ。ちったあ、反省したんか、おまい。

で、フジオより、わしはあ○険会社にむかついている。キヤノンは、会社は確かにクソだが、製品は、大きな声ではいえないが、まあ、その、よくできとるわね。全部、大野たち偽装請負奴隷の水準の高さ、だがな。
それにくらべて、あ○険業界の商品はなんやねん。支社の責任者でも、最後の最後まで、支払い要件を間違い続けとるし、告知義務違反で不払いの山つくるくせに無断録音で告知義務違反しとるし。おまけに、最後の最後の最後の手段としては、医者に膨大な資料をおくりつけて、「判断の変更」をせまっとるし、フジオ以下か、おまいら。顧客に言う要件と医者に提示する要件が違うって、自分らが何やっとるか、わかっとるんか、商売人ですらないな、まったく。

フジオ、取引や。おまい、許したるから、あ○険会社のタコ社長の首、国会にもってこい。
 
 
 
色々なご意見に接して。 (moto金田浩)
2007-10-04 20:22:27
少しびっくりしています。
いや、ここで紹介された産経の記者の方のブログ
を拝見いたしまして。
沖縄の方の行動に同感するのは、左と言われていす。
さすれば、私は左という見方をされます。(笑)
左・右・中と分ければ中だと思っていますので。
というより、そんなに見方を分けなくてもよいのにと
思ってしまいます。血液型ではないのですから。(笑)
ただ、みんなそれぞれの意見があります。
自分とは違った意見も良く読み、聞き、理解します。
そして、賛成できないことでも理解はできます。
お陰様で感じたことを自由に書き込める場所を提供て
もらえるこのことこそ重要と感じ、それに感謝いたします。
自由のありがたさに感謝です。
それは、当然、産経の記者の方のブログにも言えす。

そういえば、産経さんは当初経済界のお偉い方が始められたのでした。経済を中心としたもので、昔は地方でもけっこう購読されている方が多かった記憶があります。 うっかり忘れていました。(笑)


 
 
 
11万人 (しげ)
2007-10-05 23:49:58
11万人なのか5万人なのかは確認していませんが,いずれにせよ,何万人という人間があの猛暑のさなかにわざわざ集まった(駐車場がないのでみんな公共交通機関で)というのは,何かが間違っているという素朴な感覚があるからだと思います。
沖縄の新聞はそれこそ毎日一面トップで報じており(朝鮮戦争終結よりも町村官房長官のコメントの方が扱いが大きいです),私はそれも相当に極端だとは思いますが,それでもなおこの集会を見れば,教科書検定の流れが沖縄県民にはまったく受け入れられていないことは厳然たる事実であろうと思います。
私の感覚からすれば,集会参加者のコメントには首を傾げるものも確かにありましたが,しかしあのような県民のうねりが生じた事実が一番重いのだと,私は思いました。

それはさておき,沖縄は全国紙が半日遅れで届きます。海外でも日本の朝刊が朝のうちに読める時代なのに。
その中で,沖縄の地方紙2紙とも政治的スタンスがほとんど同一であることは,少し問題であろうと感じています。

 
 
 
本丸は、金融庁 医者 田原 猪首 (作業員)
2007-10-06 12:06:19
>生保不払い910億 契約者軽視、まざまざ(読売)

まだまだ、こんなもんやない、兆いくんでね? 新聞記者は、何が問題か、なーんにもわかっとらん。「偽装請負はイノベーション」と言った猪首、「ネカフェ難民は恵まれた人」と言った田原、こんな人間に何か学ぼうとしたような勘違い記者に、まともな記事が書けるわけがない。えらくなりすぎて、地をはうことを忘れとるんや、文屋は。

あのなあ、申請主義ちゅうのは、申請しない方が悪いんやで。特約の保険金請求しないタコ市民なんぞ、救済する必要は、本来ない、んじゃ。
もちろん、契約時に、説明責任を果たしていないとか、申請の条件を満たしているとプロの商売人として認知しているのに保険屋が申請を促さない、などというのは、契約関係にある人間同士の信頼関係を完全に損ねておるわけだから、保険会社側が非をすぐに認め、率先して正規の手続きを進めなければならない、のは言うまでもない。

で、日本語の厳格な意味における不払いとは、正当に保険金支払い請求がなされて、本来五日以内(六日目からは遅延利息が発生する、お忘れなく)に支払われるべき保険金を、正当な根拠なしに謝絶する行為を言うわけや。告知義務違反、と聞いて保険会社側の説明責任の話、と勘違いするようなパクチー市民は、ただのカモや。告知義務違反は、既往症等の報告義務違反、つまり、保険契約時にさかのぼって顧客側の行いを不正とするものなわけで、その行為を、詐欺、扱いしとるわけや、保険屋は。あのなあ、他人様、詐欺扱いできる身分かいや、保険屋。詐欺師は、おまえらと、医者や。

ええか、読者諸氏、若干日本語が難しいかもしれんが、かんでふくんでなめてさすって、こういうことや。
「保険会社は、医者が保険契約内容・支払いの要件を理解していない、として、支払いを謝絶している」わけや。なんべんでも読めよ。これが何を意味しているのか、よく考えてみ。これは、
「医者は保険内容を理解していない」
ということや。つまり、保険内容を理解していない医者が、保険金が支払いの要件を満たしていないとする診断書を書き、その診断書を根拠として、不払い、がなされる。わからんか、「保険屋は、医者の診断書が、不払い、に使える時だけ、利用し、診断書において支払い要件を満たしてしまった場合には、医者に対して、あなたは保険契約内容・支払い要件を理解していない、として、診断内容を訂正させとる」わけや。

どや、もういっぺん、わしの書いたことを読んでみ。保険支払い要件が、たとえば、
「六十日を超える神経学上の障害が残ると医師が判断した場合」
とされていても、現実には、医者でもなんでもない保険屋が、保険屋の裁量で、謝絶決定をしとるわけや。絶対に支払われない特約を契約しているそこのおっさん、どや、契約のとき、いかぼぼ失礼フリープッシー、胸の谷間おがませてくれながら、こういう風に説明してくれたか、しとらんやろ。ちょっとさすってくれたかもしれんが。
「三大疾病に罹患し、医者がここにある要件を満たしていると判断すれば、支払われます」
と説明しとるはずや。もっと具体的に、ある保険屋が実際に医者に言っている言葉をそのまま書いておいたろ、こういうことを書けるジャーナリストは、今の日本にはおらん、株屋の山や巨乳好きのわしぐらいやろ。で、保険屋が医者にかける圧力ね。
「センセ、何年医者してはりますのん。たのんまっさ、センセから見て、後遺症が残っている、のではなくて、誰がどこからどんな風に見ても、あの人よいよいになっちゃいますたな、というような基準でひとつ、おねがいしまっさ。センセの目やなくて、第三者の目で、センセが診断してくださいよ、じゃ、今晩、いつもの店で」

な、第三者の目、つまり、医者の診断書など、審査にいらんのや。どや、ここまで読んで、まだ、不払いの本丸が誰で、本当の問題がなにか、理解できないのなら、朝日をとろうが参詣をとろうが、文盲と同じさ。
もう一度、わしの書いたことを読め。本丸は、金融庁と、医者やろ。
大切なのは、某会社のポーズだけの請求再請求啓蒙ローラー作戦をすぐに中止させること、請求権の時効・三年をこの件につき撤廃すること、それから、いかぼぼ失礼フリープッシーという資格など、文盲でも参詣しか新聞をとっていない元首相でも、たぶんとれる程度の資格であるし、私はパンピーよりはるかに倫理において問題である人物です、と公表しとるようなもんだ、と評論家は穴ウンスするべきだ、ということなのであった。何度謝絶されても、ええか、万国のよいよいよ、いざって病院に行き、保険内容を理解していない医者を睨み付けて、請求しろ、何度でも、医者の判断が間違っている、と請求しろ、「医者が保険契約・要件を理解せずに、診断書を書いて、記入手数料だけくすねている」、とくいさがれ。幸運を祈る。保険屋とは、契約者を二度殺すやつらだ。うかうかしていたら、医者にも殺される。診断書の内容を詐欺師集団たる保険屋の圧力で変更するような医者は、藪の中の藪、医師免許剥奪を、金やんの好きな厚労相に申請しろ。
一円の横領でも首、一円の保険金不払いでも死刑。
「社会保険庁の不正は、労働組合問題」、と言った田原や猪首、こんなゴミをジャーナルな人間として扱ってはいかん。では、保険屋の不正は誰のせいだ、もうわかっただろ、そこの屋山ぽん太郎、不正を調査・報道しないマスコミのせい、だろうがよ。

山さんも悪いで。耐震偽装にしても保険の不払いにしても、民間企業なら市場にそのモラルが問われる、なんてことにはなかなかならんでしょ、日興もそうだったし(とりあえず自由主義好きの代表として山さんの名を上げただけで、テレビ芸者トメの番組で日興を批判したときの山さんが、過去一番輝いとったなあ、これだけは認める、あれにはシビレタ)。監督庁が、神様つまり、第三者の目を持ってやね、どっからどうみても、保険屋や審査会社は不正など絶対にしていない、としか見れない社会を実現せんといかんのね。官か民かは、そんなのかんけーねー。
 
 
 
おお さすがは山さんのツレや (作業員)
2007-10-06 13:51:52
「こうした姿勢を自ら改善していくことができないのならば、悲しいことですが、強い規則を設けて、違反すれば経営陣の退陣だけではなく、会社や経営陣などへの懲罰的な罰金などで、顧客保護を強化する必要があるかもしれません。JMM 津田ちゃん」

こら兆王手生保のタコ社長つまり詐欺師の頭目、おまいやおまい、もうわかっとろうが。国会、でてこいや!(次期首相に高田純次を推薦しつつ高田総統閣下風に)
つうかさあ、生保の不払いって、刑事立件するように検察告発すりゃええケースが山のようにある、とわしは考えとるんだ、ま、では、今日もいかぼぼではないフリープッシーと遊んでくる、失礼。
 
 
 
いかんせん たこ (memoま)
2007-10-06 22:11:10
うかうかしているとわたくしも死んだ事にされそうなので久しぶりに登場つかまつたのですが、5日の朝日朝刊には「御手洗氏招致否定的な考え、日本商工会議会頭は(キヤノンが)率先して(違法状態を)解消し、民主党の理解を得ればいいのでないか」と語ったという記事が載っておりやした。同じ日付の中日新聞東京本社の新聞によれば経団連幹部が「自民党と民主党の政策を見比べて、どちらを支援するか考えたい」と発言されたと書いてありました。これに対し自民党総務会長は「われわれが困っているときに、なぜそんなことを言うのか」と反発なさったそうですが、この2本の記事を読むと経団連は参考人招致を避けるためには民主党と取引だてするぞ、なんとしてでも作業員様の折角の楽しみを奪ってやる、という風に読めてしまいました。
国会がやっと始まったのですが、余りにもみなさま原稿を読むのに慣れておられず、ある大臣などさんざん読み違えた後「やり直します」なんておっしゃるのですもの。原稿をプロジェクターで映して下さればいいのにと思います。
なにせ3週間も待たされてしまったので気が抜けてしまいました。
先日「クローズアップ現代」で中国で働く就職氷河期世代の人たちを取り上げていました。人材派遣会社の斡旋で日本企業の中国人向けの仕事を時給300円でするのです。中国語の教室に行けるとか中国で働いた実績で日本での正規雇用をめざすということでしたが、現実は厳しい、という内容でした。この世代はどこの会社でも人材として数が不足しているために上手に転職をする人たちには有利なんだそうです。また仲介するための会社がしっかり稼いでるんです。
生きるのに忙しく、最近は日曜も気がついたら日曜討論の時間だったりします。報道2001もやはりあの元気なねーちゃんがいないとね。
とりあえず読んではおりますので、殺さないでね。
 
 
 
勝手に死者扱いするのは保険屋なんだが (作業員)
2007-10-07 17:15:45
経済ヤクザとなにがしかの契約関係を結ぶか、ヤクザ保険屋と保険契約を結ぶか、これはう○こ味のカレー話になってしまって、どっちもヤクザはヤクザだ。
わしの手元にある保険屋の名刺には、全部イカボボという資格が書いてある。まあ男の名刺にも書いてあって、男の肩書きは死者の責任者、いや失礼、支社の責任者だ。で、このアホ会社のアホ責任者は、わしの前で最初から最後まで、「これこれの要件ですから、今回は保険金は出ないのです、重篤でないと出ないのです」と言い続けたんだな。わしは慈悲深い仏教徒だから、みなまではいわない、主義なんだが、これは法律に触れる問題なので、こう言わざるをえなかった。
「あのよ、男いかぼぼ、おまい、脳梅やろ。はよ、某日本で二番目にアホが集まる大学病院に入院しろや。あのなあ、安倍氏と同じく耳からカニ味噌たらしながらでもええから、よーく、保険などトウシロのわしのご意見を承れよ。ええか、おまいが言っている要件は、心筋梗塞の要件であって、脳卒中の要件ではない。よいよいになったわしの身内の病名は、脳梗塞。おまいは、字が読めんのか、この男いかぼぼ。おまい、支社の責任者は続けてええから、女イカボボ、わしに紹介してくれ、梅毒のイカボボだけはいらんど」

さて、このあと、支社の責任者はまだくいさがったわけや。メモ夫人がそばでメモ取りながら聞いていたら、もう諦めなさい、と男イカボボを優しく諭したに違いないのだが、男イカボボは続ける。
「失礼しました。すいません。本当にすいません。どうしましょう。どうしましょうか。いったいどうすればいいでしょうか、わたしは。あの、約款に、程度について書いてなかったでしょうか。両目が見えないとか、そのようなことは、なかったでしょうか」
メモ夫人にだけ小さな声で教えちゃる。確かに約款にそういう文言はあるのよ。でもね、そりは、「被保険者が死者と同等の症状に陥った場合、死者扱いする」とする別表○、の規定で、当該請求案件とは、全くそんなのかんけーねーんだよ。
わしも、気が長くなったと思う。このクソ保険会社は、わしの身内を乞食か詐欺師扱いしやがったから、わしが出ていったんだがさあ、腕の一本も落としてよかろう、ここまでのいきさつを聞いただけで。わしは乞食を行なり業としとるから別にええが、カタギの身内を保険金詐欺師呼ばわりしやがったら、そりゃ頭にもくるってもんだ。だいたい、詐欺師は保険屋どもで、イカボボはグルやしなあ。
日曜朝の番組は、どれもこれもあまりにくだらなくて、チェックできなかったから、そのおわびで、メモ夫人にだけ、教えてあげましょう。保険屋を罵りたくなって電話をかけるときは、通話無料のコールは使ったらだめや。ヤクザ保険屋というのは、無料通話を使うような人間は、その時点で、乞食か詐欺師、と決めている。だから、盗聴および録音している旨を告げることもないし、百人のねーちゃんが、ばらばらに好き勝手な思いつきの見解をしめしているのに、「私は丸々の正社員で、私の発言は私どもヤクザ保険屋の公式見解とうけとってもらってかまわないです」という風に、ない胸をはって、相互会社の保険契約者たる本来は「身内」に告げたりするわけや。相互会社というのは、契約すれば身内のはずなのに、よくもまあ「不払いの山」とかつくりやがるよね。その保険金が支払われていたら、高度医療が受けられて、後遺症が消えたかもしれんだろうが。あるいは、家族が路頭に迷わずに済んだだろうがよ。今頃、不払いでした、と戸別訪問して金払ったら済むのか。タイムいずジェニ、だろうがよ。客が死んで、家族も死んで、死人にくちなしになるの待ってるような会社は、今すぐつぶすべきなのさ。国会でてこいって、おまいやおまい、頭さげて済むと思うなよ。ニコニコでいじられて、初めてミソギなんじゃ、今頃は。

それにしても、テレビ芸者トメは頭がおかしいんかのう。「長井さんと仕事をしていました」って、トメ、おまいが言わなければならないのは、
「わたしはテレビ芸者のトメですので、学習院のお遊戯会はブロードキャストいたしますが、スポンサーに生保がございますので、生保の不払いについては、絶対に追求しません。ケツの穴で生け花するぐらいのことは、なんなくこなしますので、各テレビ局さま、どんどん私を使ってくださいね、御○所会長のケツぐらいわたしが拭き取ります。長井くん、ミャンマーにわたしがいたら、長井日本に帰ろう、と竪琴でも弾いてあげたんだがなあ、恨むなよ、長井」
だろうがよ。神様も、迎えに来る順番が違うでよ。観音さまもな。
なわけだから、偽装請負キヤノンはもう周回遅れで、今は、生保協会の闇と相撲協会の闇が旬なんだな。国会に生保のタコ社長と北の湖を呼んで、それが終わったら、高知オリックス宮内病院の不正の追及です、メモ夫人。平野貞夫に、そういう段取りでお願い、とメモ夫人からお伝えください。
 
 
 
年くうのは早いね 短命はなおさら (作業員)
2007-10-07 21:39:36
2006-09-26 15:37:13
亀田一家の物語をつくるのであれば、グラスジョーははずせないのです。 略 彼(亀田長男)の問題は、ストレートの握りが甘く上へのパンチが抜けてしまうことです。今のままでは、勝てるかもしれないが、凡戦の山を築きそう、というところです。次男のイチカバチカの方がよほど楽しめます。

上記は一年前のわしの書き込みで、まだ山さんのことを山崎さんと呼び、私、を使っている、たぶんメモ夫人ともねんごろになっていない。「安部語録」のところに、無理からボクシングねた、書いてるのだが、ちょっと読み返して、なんだ、みんな安倍氏がこうなるのを完璧に予想してたじゃないか、あんまり当たり前な安倍氏の結末に、じゃあ安倍氏に近い参詣な人たちは、安倍氏の何を観察しておったのか、あんな男に何を期待していたのか、と改めて思うしだいである。安倍氏がピーピーであることをわしは書きまくっているし、ちょっと確認したら、いろいろ批判はあるが、かの立花隆も一年前の段階で、目の周りの黄疸のような色から体調の悪さをきっちり指摘している。さすが、色のとんだ家具調テレビを見ているような土方のわしではないなと思うのは、ジャーナリスト立花は、安倍一族が短命だということにまで、きっちり言及している。ただ、政権が短命なのは、どうだろう、予測しておったかな、また暇なときに確認してみたい。とりあえず、政権より寿命が延びたことを神様に感謝するべきだろう、安倍氏は。と、書いてみて、立花、おまい色弱だろうに。なんで、目の周りのグラデーション、そんなに正確に見えるんや。不思議な男やなあ。よく映るテレビなら、色弱も補正されるんかなあ。ちなみに、今、ネカフェなので、よく映る(映りすぎだよ)テレビも見ている。小宮えっちゃんに勝てるなら、地球など滅んでもいいという安藤優子のきれいなVカットを拝んでいるが、同時に目じりの皺はもはや限界。白いインナーなど見せているところに、老いによる弱気を感じる。映らないテレビばかりなら、安倍氏と安藤女史の余命も、延びたかも。
 
 
 
ご丁重なお返事感謝致します。 (Sam Seaborn)
2007-10-07 23:49:45
山崎さま

恐縮でございます。

仰せのように
赤旗的な意味で
産経という位置づけは納得ですね。
ご紹介した記者氏(こういう人はブッシュ支持の
キリスト教原理主義者と似てます)は
自分が記者であるという原理原則から
完璧に逸脱している人です。
確信犯だとは思いますが(笑)
安倍氏を讃える写真の披露など
北の将軍さま賛辞と非常に似ている様が
この記者氏がいちばん忌み嫌う体質と類似している
矛盾が非常におもしろいですね。

MSN産経ニュースは
わたしも見てますが
同時期にはじまった毎日jpよりは
非常に力が入ってますね。
毎日は基本署名記事の日本では少数派の媒体ですが
総花的で、記者氏個々のインパクトがなさ過ぎるのが産経と逆の意味で残念ですね。
山崎さまは毎日のスタンスは
どう思われますか?
是非、ご教授下さい。
 
 
 
replica handbags (knockoff handbags)
2011-11-21 18:20:34
ボクも山崎さんの結論には全く同感です。議論ができないリーダーを二人(ここ最近ずっと?)続けて選ぶ日本ってどうなんでしょう。
例の国がミサイルを撃つのも安倍氏を望んでいるから、という面もあるように思います。ghrsg
 
 
 
マオ (knockoff handbags)
2012-02-06 22:16:38
>日本の芸能人の中で、原発PR記事にいちばん出てるのって、たぶん石原良純じゃないかな。石原家こそ我欲の塊。<
以上、たぶん、風評被害、か、デマ、という琴にすればよいかね。ツイッターの住所は貼れないのね、川端幹人さんの、お言葉。esgy
 
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