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「赤ちゃんポスト」と「ポスト安倍」

 熊本市の慈恵病院が計画している「赤ちゃんポスト」が、「許可しない合理的な理由はない」という判断の下に、熊本市から設置許可を得た。(匿名の親が赤ちゃんを置くことが出来るような施設を設置すべく、病院の施設を改造することを許可した、ということのようだ)
 一方、政府は、赤ちゃんポストの設置に対して、これを実力行使で差し止めるという方針ではないようだが、かなり明確に反対・批判している。安倍首相は、親が子供を捨てるというようなことは、あってはならないことで、こうしたものを全国に拡げることには反対だ、といった談話を発表している。

 捨てられ、生きることが出来なかった筈の命が救われるから「よい」のか、捨て子行為を助長するから「わるい」のか。
 
 私は、「赤ちゃんポスト」の設置は、三つの意味で「よい」と思っている。

 先ず、意思決定の問題として、赤ちゃんポストを設置することの方が「やり直し」が効くことだ。
 将来、赤ちゃんポストに、あまりにも弊害が大きいことが分かれば、これを廃止することができるし、その間にも何人かの赤ちゃんの命を救うことができよう。逆のケースを考えると、失われる命が(絶対とはいえないが)ある公算が大きい。現実に、新生児・乳児の遺棄のケースがあるから、慈恵病院は、赤ちゃんポストを設置しようとしているのであって、これを一人でも救おうという意図は尊重してもいいのではないか。やってみなければ、効用も、弊害も、正確には分からないが、弊害は、かなりの程度まではお金で解決する話で、命の問題ではない。
 
 もう一つのポイントは、「子供を放棄する親はいけない」とは言っても、もろもろの事情で放棄せざるを得ない親がいるという現実を認識すべきだ、ということだ。
 確かに、実の両親が責任を持って子供を育てることが出来ると望ましいが、経済的な理由などで、それが出来ない場合(少なくとも親がそう判断する場合)は存在する。この場合に、親を責めても仕方がない。無理に育てても、親子共倒れになるかも知れないし、別の形の悲劇が起こるかも知れない。
 親が、乳児院に名乗って預けることが望ましいかも知れないが、そうしたくない親はいるだろう(だから遺棄される赤ちゃんがいる)。そういう親に当たった赤ちゃんの命を、放置するのはしのびない。
 やむを得ず(とはいえ違法だし、間違いなく「悪い」ことなのだが)赤ちゃんを捨てる親にも、「やむを得ず」、「申し訳ない」といった気持ちはあるだろうし、後から後悔にさいなまれることもあるのではないか。捨て子は、本人も可哀想だが、親にだって可哀想な面がある。安倍首相には、子供を捨てる親の気持ちに対する想像力が欠けているように思われる。

 また、仮に、まだ無事な捨て子がどこかで見つかった場合、政府なり、自治体なりは、この子を保護するのだろう。ならば、はじめから、安全な捨て場所がある方が、ずっといいのではなかろうか。

 赤ちゃんポストで救われた赤ん坊が長じて、安倍首相に、「私は、赤ちゃんポストのおかげで、生きて、その後の人生を味わうことが出来ました」と言ったら、安倍氏は、どう答えるのだろうか(「キミの親は無責任な非国民だ」とでも言うのかな?)。
 もっとも、その時まで「安倍首相」が続いているのは、あまり嬉しいこととは思えない。彼の、赤ちゃんポストに対する談話などを聞いていると、早く「ポスト安倍」を現実的に論じたいものだと思う。
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コメント
 
 
 
Unknown (worldroman)
2007-04-06 13:59:23
山崎さま

毎度のことながら、★お見事★ です。
拝読して、あー、スカーッとしました。
 
 
 
アベをどうにかして! (xtc4241)
2007-04-06 16:47:28
山崎さん
こんにちは
(今6日PM4:00頃です。ちょっと、余裕ができたので、コメントします)

少し前、この問題を取り上げている番組があった。
そして、はじめて設置許可がでて実際に施行せれるのだろうと思う。キリスト教系の病院らしいが、久しぶりに宗教的な行為としてよくやったという気になった。

朝の番組で、コメンテーターが
「これはすべては神の子として平等に扱おうとしている」といっていた。それに対し司会者は
「これで赤ちゃんが捨てられることが多くなったら、どうする気ですか」と病院の院長にいっていた。

僕はなぜそんな議論になるのか、不思議だった。
①まず、考えなくてはならないのはその赤ちゃんの生命。それが助かることが一番大事なことだろう。故にそのための処置として、その設置は正しい。
②それでは、親は簡単に子育てを放棄するようになるだろうという議論。確かにそういう親もいるのだろう、ただやむにやまれず良心の呵責にさいなまれて、そうしてしまうことのほうが圧倒的に多いと信じる。人間の良心を信じるか、そうでないか、に分かれるだろう。

そして信じられないとする、簡単に捨ててしまう親が多いとするアベには首相の資格はないし、人間としても最悪な男だと断じてしまおう(権力を持っているやつにのみ断じることは許される)。

この問題、宗教的行為とはいったが、宗教でなくても、みんなでその赤ちゃんを育てていこうよと素直になれないものだろうか。むずかしいかもしれないが、ちょっと視点をかえればできなくはないと思う。
そうすれば、一度はポストにおいてきた親も、たえなおしてやってくるかもしれないじゃないか。そんなストーリーこそ求められているのではないか、と思う。

いずれにしても山崎さんの意見に賛同します。

それでは、また。


 
 
 
安倍≒奥谷禮子? (山崎元)
2007-04-06 17:01:44
安倍首相のコメントを聞いていて、時々思うのは、彼の他人に対する想像力の乏しさと、そのくせ、こうあるべきだと説教する一面的な「べき論」の押しつけです。

赤ちゃんポストに対するコメントにも、ホワイトカラー・エグゼンプションが少子化対策になる、と言った時のような、現実に対する想像力の乏しさを感じます。

彼の、皮相で一面的な正義感の押しつけと、特に他者に対する想像力の欠如には、奥谷禮子氏の一連のものの言い方と通底するものを感じます。もっとも、安倍氏は、奥谷氏ほど勇ましくないのが、まだ幸いですが・・・。
 
 
 
Unknown (とりさん)
2007-04-06 17:36:25
個人的には”じいちゃん・ばあちゃんポスト”とセットで実施されるのであれば納得します。

老齢の親の面倒を経済的にも精神的にも支えきれない人が同じように多くいますから、”あかちゃんポスト”の設置する意図と同じです。
であるのでセットでやるべきと思います。

赤ちゃんは捨てられることに関して意見できませんが、じいちゃんばあちゃんは、意見できることで実現性は低いでしょうが。。。

かなりの程度までお金で解決出来る問題であるというご意見に賛成です。
結局、経済的にも精神的にも余裕がない人間が馬鹿なことをする前のセーフティーネットを、コストまでかけてやるのか?やらないのか?事だと思います。

ただポストに入れられた子供が、ポストに感謝することはないでしょう。
学生時代の児童施設で育った友人が、あんな施設があるから俺は生涯孤独で生きなければいけない、と吐き捨てた言葉を思い出しました。
 
 
 
捨てる神ありゃ か (作業員)
2007-04-06 17:53:29
捨て子で思い出されるのは。最近で言えば、『山折哲雄著 ブッダは、なぜ子を捨てたか 集英社新書』。古くは、高橋和巳の捨子物語。永山則夫の捨て子ごっこ。ぐらいか。
山折さんの本はまともに読んでいないし、高橋も永山も、あんまり覚えてないなあ。ブッダであっても、子供に悪魔くんと名付けて家を出てしまうのですから、仏教徒から見れば、捨て子ポストもオッケー、でしょうか。
気になるのは。病院はその捨て子をどこまで育てるのでしょうか。まさか、なんとかアールとかいう置屋に売ったり、泥水にチューブくわえて潜るようなガリンペイロに育てたりはせんでしょうが、人一人を引き受けるって、簡単な事ではないですよね。労働者となった捨て子を、食堂まで往復二十分かかる大分の○器工場が引き受けるのは、企業の社会的責任と評価できるのか、週刊東洋経済さんに尋ねてみたいものです。安倍について語る気がどうしても起こらないので、本日はこれにて失礼。
 
 
 
赤ちゃんと安倍ちゃんは似ている おむつおむつおむつ (アベルフ・シンドラー)
2007-04-06 18:24:44
アベルフ「つまりこういうことか、『必要なのは赤ちゃんポストではなく、安倍ちゃんポストだ』」
山崎先生「Exactly(そのとおりでございます)」

> 彼の他人に対する想像力の乏しさと、そのくせ、こうあるべきだと説教する一面的な「べき論」の押しつけ

俺たちの御手洗会長を『現人便器』と尊称したように、俺たちの安部総統にもなにか尊称を考える必要があるかもしれません。
俺たちの安部総統は、俺たちの大作家・渡辺“情痴ブッシュ”淳一が提唱するところの『鈍感力』の権化であることはすでに常識であります。そこで二番煎じとではありますが、俺たちの安部総統に

『現人鈍器』

の尊称を奉げたいと思います。
 
 
 
Unknown (タクヤ)
2007-04-07 03:09:41
 たびたび、お邪魔しています。
 私自身、親からはかなりの暴力を受けて育ちました。兄は、家を出てからは一切連絡がないです。その理由と気持ちは十分わかります。私自身も自分から親に連絡を取る事はないです。はっきりいって親と過ごした生活で良い思いではないに等しいです。
 親父の口癖は「お前達がいなければ、俺一人で楽な生活が出来たのに!」とよく怒ってました。結局はお金がなかったのでしょう。経済的に追い詰められると人間余裕がなくなるので弱いところにしわよせが来るのは自然なのかもしてません。(今では日本全体がそうなっている気がしますが・・・)
 現在、格差社会が広がる中で虐待されている、あかちゃんも増えていると私は想像してしまいます。
 子供は実の親に育てられるのが一番と考えているのは、恵まれた家庭環境で育った人だと思います。実の親がベストの親とは限らない場合もあることに気がついていただきたい。
 
 
 
 
毎度ながら感心至極 (らう)
2007-04-07 09:16:44
安倍首相のコメントを見て漠然と反発を感じ「これでまた支持が減るだろう」と思った身として、山崎さんの具体的な理由を挙げての支持に感心し共感しました。
タクヤさんのコメントもとても説得力があります。

就任前から「安倍首相は愚かで(育ちが甘い分)危険である」と見抜いた山崎さんの炯眼に改めて感心しきり。
 
 
 
私も賛成です。 (びーとぴあの)
2007-04-07 12:02:14
こんにちわ

 本当に山崎さんの仰る通りだと思います。


 僕も、子を捨てる親の気持ちが、軽いものだと
言わんばかりの反対派の主張は少しズレている
ような気がしてなりません。
 
 このポストを利用するのは、基本的に望まれない
妊娠で、男性にも認知してもらえず、産科医にも
行かずに、生んでしまった女性が利用するものだと
考えています。
 そんな女性をあからさまに批判するのは、良い
傾向とはとても思えませんし、それこそ無責任男性
を助長するものだと思うのです。

 過日の「週刊 プレイボーイ」に評論家の宮崎哲弥さんのコラムで書かれていた「たとえ赤ちゃんでも生きる権利があり、それは親でも侵害できない」と
いった理由にも深く納得してしまいました。
(宮崎さんも賛成派です・・・。)

 現実問題として、捨て子が安全に確保され、育つ
環境が整備されていないので、赤ちゃんポストは
その整備のきっかけにも良いかと思うのです。


 山崎さんの赤ちゃんは元気でしょうか??
僕の歳(32)だとまわりに赤ちゃんがどんどんと
生まれて、人の子供ながら可愛くて仕方ないです。
 
 
 
政治家のやるべきこと (せんべい屋の寄宿人)
2007-04-07 13:16:00
政治家は社会で現実的に起きている(またはおきるであろう)問題に対して事前の予防策と事後の現実策を提供するのが勤めの人たち、と考えていましたが、最近は道徳を説き、問題を抱えた人を追い詰めることが仕事になったのでしょうか

望まれない妊娠をいかに減らすか、望まれない妊娠をしてしまったときにどういう対策をうつか、望まない出産をしてしまった場合にどういう対策を行なうか、そのような現実的におきている問題に対して対策を立てることも、問題の予防策を考えることもせずに、逆に妨害している。
却って憲法改正だの、国民投票だの現在においても将来においても取り組む必要性を感じている人が多いかどうかも疑わしい案件に時間を費やす首相は仕事の優先度が間違っている、と言わざるを得ません。

もし企業に勤めていたらクビを宣告したいところです。
 
 
 
政治屋は現実を知らない (jijyi)
2007-04-07 14:07:07
今回の赤ちゃんポスト論争は、赤ん坊の人格を考えない安部なにがしの貧しい道徳観がもたらしたものとして軽蔑する。少子化問題解決しようとするならば
貧乏人の子だくさん社会の構築こそ必要。
そのためには赤ちゃんポストの拡充も、託児所の増設
そしてそこで働く人の生活向上こそ必要。
議員会館などは売り払ってそちらへ廻わしなさい!!
 
 
 
Unknown (山崎元)
2007-04-07 14:19:22
社長(=首相)がバカだから、部長(=閣僚)が言うことがおかしくても仕方がないのかも知れませんが、産経のizaを見ると(http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/46583/)次のような発言がありました。

========================
高市早苗少子化担当相は同日の記者会見で、「ほかの場所で(ポストが)増えたときに、機器の故障などで子供の生命の安全が確保できない状況も想定せざるを得ない。ポストの仕組みや運用によっては児童虐待防止法や刑法の保護責任者遺棄罪にも触れる可能性がある」と指摘、ポストの設置拡大に慎重な見解を示した。その上で、「新しい命を授かることの尊さについて国民全体の認識を深め、子供を産み育てやすい社会をつくっていくことが私の大事な責務と思っている」と述べた。
=======================

高市さんは、病院のポストのある場所に赤ん坊を捨てるのと、何も無い場所に捨てるのと、どっちが「子供の生命の安全」だと考えているのでしょうか。病院に捨てられた子供に対する処置が悪かった場合は、病院や制度を認めた政府の責任になりますが、どう考えても病院のポストの方が安全ですね。きっと、責任問題にしか関心がない、木っ端役人のレクチャーを聞いて、安倍首相に合わせた談話を発表したのでしょう。愚かです。

========================
 長勢甚遠法相は「一般的には保護責任者遺棄罪に当たる可能性は少ないのではないか」としながらも、「親の責任とか社会に対する影響を考えれば、こういう仕組みはいかがなものかと個人的には思う」と述べた。
========================

保護者責任遺棄罪にあたる可能性が少ないという法相の見解は心強いですね。発言の後半は、バカ上司に意見を合わせたものと推測します。飼い主の意見が変われば、賛成でもいい人なのかも知れませんね。

========================
 柳沢伯夫厚生労働相も同日の記者会見で、「(赤ちゃんの遺棄は)許されないというのが基本的立場。今後どのような状況になっていくか注意深く見守りたい」と述べた。
========================

安倍さんよりはアタマの良さそうな柳沢氏ですが、べき論の押しつけと想像力の欠如は同傾向です。彼の場合、もう一つ失言すると大変ですね。



一つの心配は、たとえば、赤ちゃんポストの近くを、警官がずっと見張っていると、子供を捨てた親は、少なくとも誰なのか特定されますし、罪に問われる可能性がありますから、赤ちゃんポストが機能しませんね。政府側がそこまでやらないことを祈りたいと思います。
 
 
 
鈍だけー 美意識などないのにから (作業員)
2007-04-07 14:44:00
美しい国、とか言うから、ややこしいのだよねえ。赤ちゃんポストの話は興味なかったのですが、ちょうど赤ちゃんポストに興味のある二十四歳のおねーちゃん二人とお茶をしてきたところなので、一言。の前に、現人鈍器もいいが、現人凡器もいいし、便所紙なら、現人紙もいいかと思うし、戦争行ってこいと若い衆に言うなら、現人赤紙、もあるか。

さて、ポストコロニアルな話ではなく郵便ポストが赤いのも戦後民主主義の仕業だと考えていながらにしてケトーのケツなめまくっている人間凡器宰相の話であるが。赤ん坊を捨てる親がけしからんのは、確かにそうとおりだとして。
顔の美醜はこのさい問わないがとりあえず関西では鏡台の恥と言われている中西なにがしの、
「最下層民をどんどん増やして、コンドームも買えなくすれば、子供は自然に増える」
なる発言は、けしかるのか。どんだけー。
で、この顔の美醜はこのさい問わないが関西では鏡台の恥と言われている中西なにがしが、美しい国をなんだと、世界に発信するメンバーに入っているってか。座長は、高いばかりでそう大して驚くほどの絵ではないから死んだら相場が崩れると噂されている中国べったりの日本画家らしいじゃないか、あーうつくしい国でんなー。どんだけー。「鈍だけー」に進化しそうだな、二丁目では。

赤ちゃんの話からそれてしまった。郵便ポストが赤いので、赤ちゃんポストもきっと赤いのだろうが、主義者ではなく耶蘇の連中の仕業でしょうか。健康診断だけして、乳児院かなんかに回すだけ、らしいですね。年間三十万実際は百万と言われている中絶をするぐらいなら、産んで捨ててくれ、ちゅう国策にそう反していない耶蘇のおせっかいに反対している鈍器宰相の美意識、さて、引き続きみなさんで評価してあげてください。鈍だけー。
 
 
 
赤ちゃんポスト… (まさくん)
2007-04-07 18:27:19
山崎先生、こんにちは。

僕は「赤ちゃんの救済施設」の設置には、賛成です。

ですが、人目のつかない時刻に赤ちゃんをポストに入れて、そのままバイバイするという方式ではなくて、ちゃんと病院の関係者と対面し、赤ちゃんの保護をお願いする方式の方が良いと思います。

赤ちゃんポストに置かれた幼児が成長したとき、仮に、自分は捨子だと知らされたとしても、自分が赤ちゃんポストに入れられた理由を知りたい、そして、実の両親に会いたいと思うときは、必ず来るだろうと思います。

そして、赤ちゃんポストに我が子を置いた両親が、経済的な困難を克服した場合、「あの時、自分たちは大きな誤りを犯した。」と心から反省し、我が子に会いたいと思うことでしょう。

ですが、赤ちゃんポストは、そのような要求に応えることが、できないのでは?

「匿名で赤ちゃんを置き去りにすることは許さない」という、安倍晋三首相の見解は正しいと思うし、「匿名で赤ちゃんを置き去りにする」ことが法的に正当化されたら、人権は、一体、どうなってしまうのだろうか?と考えます。

僕が高校生の時の「倫理社会」の教科書の中での、「私が生まれてきた理由は、本当のところ、良く分からない。でも、私が生まれてきたことで、地球は、より良く回るのだと考えよう!」という、女子高校生の一文を、懐かしく思い出しました。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2007-04-07 23:08:00
育児放棄というモラルの欠如を、やむを得ない場合もあるからなどと様々な難癖をつけてセーフティネットを張ってあげるという発想でうやむやにするのはいかがなものか。
まず、現状の救済措置の活用が大前提で考えられるべきである。「ポストがあるから、もう安心」という風潮がきっと広がるだろう。いったん失われたモラルの回復は不可能だ。
それから、なんでもかんでも「安倍が悪い」「安倍のせい」という短絡的な発想は、さぞかし使い勝手が良くて気持ちがいいのでしょうね。解決に困ったら、説明ができなかったら、安易で便利な安倍叩き。見ていて、一々失笑を禁じ得ませんよ。
 
 
 
私はどうかと思います。 (moto金田浩)
2007-04-07 23:08:58
最初この話を聞いたとき「びっくり」しました。
私の幼少時には時代が戦後まもなくということもあり、お寺の前などにおふとんにくるんで親が泣く泣く
ミルクなどとともに置いて行かれたということを
母親や近所のおばさんから聞きましたが、めったに
有ることではありませんでした。
その後はあまり聞きませんがお役所がなんらかの形で
お預かりしそういう施設で育ててこられていると
思っていました。
一般の病院などがそういうことをすること事態変です。
また、こういうことをだいだい的にすることでも
ありません。なにか、あかちゃんを商品というかそんな感じで扱っているように感じ変です。
どこか狂っているという感じに思えてしかたがあり
ません。
失礼な書き込みですみません。
 
 
 
美談とするならば (作業員)
2007-04-07 23:55:47
>「ポストがあるから、もう安心」

安倍や麻生という政治屋さんでかつ数十億程度の資産がある一家が、家の裏に赤ちゃんポストを設けたりすれば、それでもいくらかは美談になるんではないでしょうか。「裏の木戸は開いている」っていう時代小説、誰だったかなあ、山本周五郎だったな、確か。このポスト問題は、やはりキリスト者的な発想なのでしょう。安倍を支持している日本会議系宗教右派および池田学会さんの、諸事情により捨て子されてしまう赤ちゃん救済に対する具体的な提言、出てくると、それはそれで一歩前進だし、宗教理念の違いなど見えておもろいでしょうね。

ポストがあるから安心できるように、労働基準局があるからもう安心、と労働者が言える世の中に一刻も早くしてほしいものです、安倍や柳沢には。赤ちゃんポストの責任は、確かに安倍にはないかもね。いや、狭義ではなく、広義ならあるか。慰安婦であっても、中絶はだめなんじゃないかなあ、原理主義者的には。安倍がペルー金貨の広告塔になったり、統一協会に祝電打つのは聞いたことあるが、中絶に反対しているかどうかは、そういえば聞いたことがないなあ。

以下全く関係ないが、〒ネタである。ある山の上に一軒屋があって、その家にたどり着くための山道の勾配がきつすぎて、〒バイクがすぐに故障してしまう。しかし配達をやめるわけにはいかない。だってユニバーサルな仕事してるから、彼ら。で、宅急便はどうしているかというと、郵便局にブツを持ってくるらしい。さすが、採算重視の民営企業だ。民営化後の郵便屋は、やっぱりハガキ一枚を頂上の家まで届けなければならないのだろうか。それとも、山のふもとのその家用のポストにでも、投げ入れればいいのだろうか。こちらのポストは、コストなどで考えられそうだが、赤ちゃんの方は、結構面倒そうですね。
 
 
 
さあどうするか (せんべい屋の寄宿人)
2007-04-08 02:02:02
1)
育児放棄が、SEXしたら妊娠しちゃって、生んじゃったけど思ったより大変だからポストにおいてきちゃった、ハハハ、という人によるものが多いのか、

2)
それとも、気づくのが遅くて、あるいは言い出せなくて中絶の機会を失って仕方なく生んだ、育てられない、という人によるものが多いのか、

3)
それとも覚悟して産んでは見たけれど、やはり育てられない、という人によるものが多いのか、

各人により事情は異なるでしょう

しかしコメントをいくつか拝見すると1)の場合のみを想定して意見を述べられている、と受け取れるコメントがあります。
残念ながら1)の場合の人もいるでしょうが、1)が大多数で、2)と3)は数少ないのでしょうか?

考えるときに2)と3)の人たちを忘れていませんか?
 
 
 
賛成します。 (どんぐり)
2007-04-08 03:17:41
赤ちゃんポストは賛成しています。ちなみに僕の意見はまさくん氏とほとんど同じです。

ただし匿名でも仕方ないのかなと思っています。言葉は悪いですが、オカネが無くて、ミタメが悪くて、コンジョウもアタマも足りない人は名乗ることすらできないかもしれません。捨て子、子殺しの話はこんな陰うつなところに目を向けなきゃいけないのでしょう。

遠藤周作さんの「沈黙」という小説で、神様はこんな弱い人をゆるしてくれると書いてあるように読めました。僕もそうだったらいいなと思っています。
 
 
 
安倍のせい、と? ()
2007-04-08 08:07:19
Unknown様

元記事は、赤ちゃんポストを設置せざるを得ない状態になった原因を安倍政権に求めてはいないと思います。
「一々失笑」したいがためにお読みになって、目がお曇りではないでしょうか。現実に起こっている事態に対しての安倍政権の判断について批判しているのだと思います。

私自身は、せんべい屋の寄宿人様のご意見に共感します。政治家の仕事はモラルを説くことではありません。同じくモラルが欠如するなどとして反対する
個人のご意見にも賛成できません。個々人のモラルで解決するような生易しいことは社会問題にはならないでしょう。
 
 
 
マルタの鷹派 (アベルフ・シンドラー)
2007-04-08 09:07:59
> 安倍や麻生という政治屋さんでかつ数十億程度の資産がある一家が、家の裏に赤ちゃんポストを設けたりすれば、それでもいくらかは美談になるんではないでしょうか

俺たちの安部総統が名誉回復したがっている祖父の岸くんが、かの瞬殺無音部隊の首魁・石井四郎の上司であったことを思い出してみると、総統の裏口に預けられた赤ちゃんが果たしてどうなることか、ちとホラーですね。
 
 
 
安倍首相の資質についての補足など (山崎元)
2007-04-08 09:39:50
「赤ちゃんポスト」の当否は、賛否両論あっておかしくないと思います。いざやってみると、弊害がものすごく大きい、という可能性があることも否定できませんね(私は、コストが掛かったとしても、それだけ救命できた事のメリットが大きいと考えますが)。もちろん、救った後の育て方の問題もあるでしょう。

ただ、望まずに妊娠したが中絶しそびれた、いざ生んでみたがダメだった、といった、「判断の失敗」ということがあり得ることは、考慮に入れる必要があるでしょう。

また、いちいち注釈するほどのことでもありませんが、モラルは失われたり作られたりするもので、一度失われると不可逆的に回復しないというようなものではありません。これは、モラルに関して、昔の方が良かったこともあれば、今にして思えば昔が野蛮だったこともある、という事実を考えると明らかでしょう(もっとも、モラルの定義は様々ですから、極端な立論はあり得ます)。



公の場でこれを言うのは、ルール違反ないしルール・ギリギリなのですが(政治家に於いてはプライバシーまで含めて資質が問われると考えるならOK)、安倍さんのご家庭には子供がいませんね。

(この論点について、私はこのブログ程度のものには書きますが、テレビでは誤解の可能性があるので言わないでしょう。雑誌の場合、自分で原稿を書いて言葉を尽くせる場合なら、書くことがあるでしょう)

一般論として、たとえば、サラリーマンの世界では、子供のいない上司というのは、部下に厳しいと言われています(私が新人時代に先輩社員から聞いた話でもあります)。部下がこうあるべきだと思ったら、そこから逸脱する部下を理解できず、従って許せないからという説明になります。他方、子育てを経験すると、子供は理屈通りに動いてくれないことがあるので、「人間は、理屈通りに動かないことがある」ということに対する理解と慣れが生じます。これまでに、上司とか先生と言われる人種を多数観察すると、なるほど、と思うことが多々ありました。

子供が居ても、他人の考えがよく分からない人は、(多分私も含めて)たくさんいますが、安倍さんには、この「子供のいない上司」の一般論に通底する狭量を感じることがあります。

従軍慰安婦の問題にしても、「軍が積極的に関与した『証拠』がないだろう」というご自分の側の理屈に執着するあまり、「従軍慰安婦問題を『悪い』と思っていないという印象を与えると大変だ」ということに対する想像力が乏しかったのではないかと思います。

仮に安倍さんの理解が正しいのだとしても、それを認めさせる手続きとして、首相である彼が、今、それを声高に主張するという手段はいかがなものかと思うのですが、彼は、たぶん、複数の視点を検討することが苦手なのでしょう。

安倍さんを肯定的に評価する視点としては、たとえば佐藤優さんは、「安倍さんは、河野談話なんて好きなはずがないが、これを継承すると明言する。これは、今までにあるものとの継続性をひとまず大切にしようという正しい保守主義のあり方だ」というようなことを仰います。確かに、外交の視点に立つと、以前の政権から勝手に言い分が変わるような政権は話し相手として信用できないので、この評価には一理あるとは思います。

しかし、複数の視点を比較検討する想像力が弱い、という欠点は、現在のような時代にあって、首相を務めるには、決定的な弱点ではないかと、私は思います。「ブレない」は長所でしょうが、「視野が狭い」「変化が下手」という短所は、長所を遙かに上回っていると思います。

サラリーマン人事論的に言うと、安倍氏は、視野の広いボスに使って貰う忠実な中間管理職くらいが良く、何らかの仕事を担当する「特命部長」みたいなポストがせいぜいで、経営全体を見るべき、役員以上のポストには寸法が足りない人材なのではないでしょうか。こういう人がCEOを務める会社は心配です。



そういえば、日刊ゲンダイに出ていた話ですが(4月7日号。リッツカールトンホテルに関する記事の中です)、山本金融担当相の娘さんの結婚式に出た安倍さんが、スピーチで「お友達内閣と言われますが、お友達を入閣させて、何がいけない!!」と言って、出席者のやんやの喝采を浴びた、という話が出ていました。軽さを隠しもせずに、ウケを狙うのは、たぶん前任者の真似でしょうが、困ったものですね。
 
 
 
晴れときどき原理主義 (作業員)
2007-04-08 15:19:58
>理屈通りに動かない

これは結局、身内にアル中や精神疾患者や寝たきりやアホボンや、なんやかや、抱えているその「悲惨」が、人を優しくすることもある、ということだろう。少子化なんだから、子供は社会で育てたっていいじゃないか。とりあえず、丸山健二をまねて、ご唱和を。
「よくぞ、生まれし! どんだけー」

メモ夫人が現れないので少し寂しく日曜の朝の番組について書こうと思うが、山さんの番組の再放送を録画して、フジなんぞを寝ながら聞いていただけなので、鏡台の恥が相変わらず恥じをさらしていたぐらいのことしか覚えていない。ただ、山さんの番組に出ていた川島という人の顔にはしびれた。金融屋はああいう顔が理想も理想、現人紙幣だろう。○瀬さんはやっぱり、賭場と女郎屋を行き来しているヤクザ者の顔をしていた。(山さんはいつも、あんたはいいよな市場価値があって、とからかわれている。正社員はどうも、安定の代わりに安月給に甘んずる、ようになるみたいね)

>『悪い』と思っていないという印象

この分析は、完璧だと思う。一言付け加えると、悪いと思っていないのは秦ちゃんとか中西ちゃんとか西岡ちゃんとかのブレーン?が思っていないので、蝋人形あるいは腹話術の安倍ちゃんには、判断する回路がなかろう。
産経系右派がよく言う、現在の価値観で過去を断罪してはいかん、というのは、個人の態度としてはそういうのもアリだが、結局は現在のアナタの価値判断が問われているのであるから、「印象」が大変大事なのである。

ついでなのでフジねたを続けると。あるあるを検証して、その結果女子穴がいじられるぐらいならまだしも、放送法をいじられて、国家統制が強められたりしたら、国家フェチのフジさんたちの思う壺、だろうが。フジが検証しなければならないのは。まずもって原発やプルサーマルの安全性を、御用メディアとして垂れ流したその捏造姿勢についてではないのか、とわしは思う。

最後に佐藤優の安倍評だが。まあ、その通りだとは思うのだが、では、安倍を右翼の代表だと思って無邪気に支持してきたその人々に対して、どうなのか安倍の態度は。日本会議に代表される支持者たちは、河野を売国奴だと言い、即刻河野談話を破棄せよ! と言っているわけでしょう。と書いて、複雑なのは、「日和りやがった安倍に天誅を!」という声があまり聞こえてこないんだよなあ。わしはほんの時々、「視野が狭い」「変化が下手」な原理っぽい人間なので、生ぬるさにイラっともするのであった。右翼なら右翼らしく、とっとと刀剣友の会に入って非弁活動で有名な西村鎮護国家主義者になってもらいたい。
 
 
 
賛成とは言いたくないが、まあやってみても良いか。 (biaslook)
2007-04-08 17:17:42
外国だと経済的に余裕のある夫婦が養子をとるという選択肢があるのですが、戦後の日本にはありませんよね。
安倍総理の場合は、養子をとって、不幸な子供を社会全体で世話をするという模範となるべきではないでしょうか。

なぜ、日本には養子を積極的にとるという風潮がないのでしょうかね。昔の人の経歴を読んでいると、戦前はあったように思われます。戦後のGHQ的価値観が影響しているのかもしれません。
 
 
 
止むに止まれずに (Dialectician)
2007-04-08 23:20:39
子供のいない上司のケツの穴は小さいという感じの視点は初めて知りましたが、けだし真のような気がします。個人的には子供なしの上司はかつていなかったので想像ではありますが、しかし自分に子供ができてその不条理の塊のような存在に接して初めて自分の無力さ、信頼関係を構築することの困難さ、キリスト教的寛容の精神などという言葉の本当の実践の困難さ(決してキリスト教に限らないでしょうが)、教育の奥深さ等、知りたくもないことを知ることになりました。子供を持って一人前などとはよくも言ったもんだと思います。
尤も『子供のいない上司のケツの穴は小さい』が真かも、と言ってるだけでその逆や裏が成り立つと言ってるわけではないですよ、子供持たない人の名誉のために言うと、念のため。だから『子供を持つ上司のケツの穴はでかい』とか『ケツの穴の小さい上司には子供がいない』とかまで真とは思いません、厳密に言うと。それは自分を省みればすぐ分ることで、小さい子供がいるのに寛容さが足りないわけで。ただ自分の人間の幅の狭さに気が付くぐらいのきっかけ程度はもらったような気がするわけです。道徳みたいなのを『科目』に格上げするよりも(その弊害はそら恐ろしい)、子供をもった親への教育のほうが(自分も含めて)必要性が高いなどと思いますね正直なところ。
安倍っちについてはもはや多言を要しないと思うのですが、社長はおろか事業部長ですらどうでしょうか。戦後“先進国”のなかでこれほど日本を政治的に孤立化させつつある首相というのはあまりいなかったような気がします。
赤ちゃんポストの議論は良く知りませんが、刑法の緊急避難のアナロジーでいけば保護法益と侵害法益との比較考量になって、保護責任者遺棄罪幇助の保護法益と生命価値との比較となり(急迫性はさておき)後者の法益が優越するのは明らかだし、今後遺棄を誘発・助長するかもしれないというのは抽象的危険に過ぎないのに対して赤ん坊の生命の危険は今そこにある、現実的な危険なのでしょう。昔から遺棄罪については母親が交番の前に赤ん坊を置いて捨てるのが遺棄罪の構成要件にあたるか否かみたいな議論がありますが古くて新しい問題なのだと思わせるテーマです。

ところでまたもや石原確定ですか、、、
都民というのはやっぱりマゾなのかなァ~。
こいつは“ババァ”や“三国人”や身障者や貧乏人が嫌いなだけではなく、およそ一般に『庶民』が嫌いであると思われるのに、その庶民によって再選されたのだ。マゾとなでは言わないまでも庶民というのは『強力なリーダーシップ』なるものに巻かれたいという願望から自由でないのだろうか。『自虐史観』もいいが、それを超えて自虐されたいといのはどういうことだろうか。自分は“ABI”(石原以外なら誰でも)で、死票と知りつつユーモア溢れる、しかし不正はしないだろうと思われる人に入れたがこれほど不人気だったのは、、
これでは政治的無気力にも陥るというものででして、、

日本の養子については昔から“藁の上からの養子”があってそれを制度的に高めたのがいわゆる特別養子の制度ですが利用率は依然低いようです。
むしろ節税養子とか(バブル期はそれこそ,2,30人の子持ちも少なからず誕生したとか)、面会養子(檻の向こうの暴力団幹部に面会に行くため養子になる)とかのほうがあるようで、キリスト教の先進国によくある、恵まれない国の子を養子にしてユニバーサルラブ云々みたいなのは確かに殆ど聞かないですね。良し悪しは別として一体どうしてなのか興味あることろですね(何百億あろうがそういう発想は麻生などには不可能ではないですか)。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2007-04-09 10:13:31
Dialecticianさま

おはようございます。

評論屋としては、突っ込み所満載の石原慎太郎氏が都知事の方が、ネタが豊富で良いのでしょうが、一都民としては、あまり嬉しくない、選挙結果でした。

まあ、政治に不満があるのはいつものことなので、この結果も仕方がないかと思いますが、どこの誰が何を考えて石原氏を選び、投票したのか、具体的に想像が付かないので、今朝は、新聞を読みながら考えてみます。



養子を育てる、というのは、慈善としても、人間そのものの行為としても、素晴らしいと思いますね。

私は、自分の子供で手一杯で経済力が追いつかないし、親としても度量が乏しいので、養子を持つ、というところまでは、出来そうにありませんが、どこの誰の子供か分からない子供を引き取って、自分の子供と同様に育てる、という行為は、相当に自分を育ててくれるだろうな、ということが想像できます。
 
 
 
機械的で嫌です (BB)
2007-04-09 20:24:35
 手から手へと渡されるべきじゃないかと、感情的だとは思いますが、なんか嫌なのです。しかも私の大嫌いな病院です。病院なんてのは意識の無い患者はサンプルを採るための実験動物にしか見ていません、家族には先端医療だといって金を出させて新薬を使い、そのデータを取る検査の代金まで要求します。
 赤ちゃんポストに入れられた子供が無事成人するなんて信じられません。
 
 
 
Unknown (Dialectician)
2007-04-09 22:46:08
山崎様
わざわざ御言及有難いですがそれより、あまりの投稿時刻の朝早さ(一般人には普通)にちょっとビックリして山崎さん、どうかしたのか!と思っていたら何のことはない『生活改造』の一つ、なのでした。自分も今日から娘が通い始めた中学が白金台で、7時起きになったことに倣って早起き(普通かも)にカイゼンすることにしました。ちょっと話を聴くと(依然としてあまり口を利いてくれないけれども)新学校での初日であるのも拘わらず既にクラスに『派閥』結成のうごめきがあるようです。それでも結構楽しそうなので安心しましたが、特に女子というのはやはり強烈に群れたがる生物のようですね。大人の『派閥』よりは動機において無害ともいえそうなのでまあいいかと思いますが。

慈善ということでは、私の履歴書は終わってしまったようですが宮城まり子さんのような人が知事になればきっと暖かい都、東京になると思います(かっこいい都デザインは黒川さん担当、行政官は浅野さんあたりで十分、、)


 
 
 
Unknown ()
2007-04-09 23:05:50
どうでしょうね、上の方で付和雷同とでも言うべき意見が出ていますが、私は反対です。

わが国の行政は、通達行政などとも言われますが、これこ
そ厚生省が国の方針に沿った通達を出すべきです。
そもそも、生み親のモラルが低下した際につける薬として適切な処方=政策でしょうか?
他の法制度改革(養子縁組など)より、イージーで、確かに救われる命がいくつも出るかも知れない事は元記事どおりですし、そういった予想は間違いないと思います。

しかしこの政策で将来も続けていけるか?といわれると、微妙な社会問題を孕む可能性があるように思います。

ちょうど、代理母問題や、300日推定規定など、子に関する議論が多い中で、それぞれ課題を解決する方向で国に取り組んでもらいたいと思います。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2007-04-10 02:37:48
>BBさま

確かに、病院というものには、感じの悪いところがありますが、それでも、救命されれば、結果的にいい感じに育つ子供の居るように、私は思います。両親が健在で経済力もあり、という家庭よりも、不利な人生を歩みがちだとは思いますが、それでも、生きて、育って、成人できる可能性が開かれる、ということの意義は大きいような気がします。

>Dialecticianさま

やさしい知事の方がいいのでしょうね。とはいえ、時代の気分は、「勇ましい知事」の方なのでしょう。東京がこんな感じですから、全国的に、「勇ましいナショナリズム」の方向に向かいそうな可能性が見えて、ちょっと心配です。

>()さま

心配なのは、「国の方針」なるものが、誰がどうやって決める方針なのか、そもそも立派なものなのか、ということです。

「国が、きちんと」やってくれればいいのに、或いは、「政府はしっかりした方針を示すべきだ」というのはある意味で簡単ですが、現在の政府に、その能力があるか、という問題もあります。

確かに、赤ちゃんポストが弊害をもたらす可能性はありますが、メリットが生じる可能性もあるとすれば、これを「良し」と思う人には、やらせてみればいいのではないでしょうか。

どうせ、政府の連中には、確たる答えを出す能力など無いのですから、多元的な価値感・意見を認めて、小姑のように邪魔をせずに、いろいろとやらせてみるのが、いいように、私は思います(教育なども、そうでしょうね)。

安倍政権が好みがちな、国としての統一を強調する、「ナショナリズムのおままごと」みたいな路線は、いかにも危なそうで、心配です。国と関係なく出来ることを増やすのが、社会全体としては、「安全策」により近いような気がします。
 
 
 
例の病院はカトリック (雪渓)
2007-04-10 08:02:31
 例の病院はカトリックで、そうではない一般的な日本人とは全く異なる生死感を持つ人たちの組織であることが論じられるべきです。
 カトリックは、聖書をどう読んだらそうなるのか理解に苦しむトンデモ根拠をよりどころに、中絶どころか避妊具による避妊すら禁止されるべきと世界中の政府に圧力をかける宗教団体です。問答無用で中絶禁止の暗黒時代の到来を宿願にする宗教団体が運営する「ゆりかご」は、私には悪夢に近い話です。中絶禁止を標榜するからには、受け入れ先を作らなくては片手落ちだからと作ったのが例の「ゆりかご」でしょう。つれてこられた赤ちゃんは、病院に育てらるのではなく、その宗教団体に育てられることになるのでしょう。これだけアクの強い宗教団体に生まれながらに入れられてしまうのは大問題です。
 親が育てられない子供を預かる組織は「ゆりかご」だけではありません。下のアドレスは、里親(養子縁組ではなく、一定期間子供をあずかる制度)NPOのHPです。私は両親が預かる里子と一緒に育てられました。一緒に暮らした里子は、一ヶ月未満の短期間の里子も含めると延べ10人以上です。養子となると厳しいでしょうが、里親なら年収500万未満の私の両親もやり切れました。私も下の子が10歳を超えたら始めるつもりです。
http://tokyo-yoikukatei.jp/
 
 
 
ん? (hoku)
2007-04-10 16:01:58
こんにちは。

いかにも評論家ですね。
「命が救われる」を大義名分として「モラルが欠如した親が莫大に増える」可能性に触れないのは、想像力が偏りすぎてる気がします。
子供を創ったら「育てなければならない」という責任が付きまとうことは、渋谷でナンパされる人でもわかってるでしょう。
だから避妊するんですよ。
そもそも、「命が救われる」とだけ言っている方々は、何故「匿名」かというところに疑問を何故持てないのでしょうか?
家計が回復したら引き取りにくるのが筋でしょう。匿名だったら、始めから引き取りに来る気がないということだと思いますが。
預けた親には、それなりのペナルティーが必要だと思います。(高校時代、保健体育の授業で、家計の状況を鑑みて子供を創る計画を立てなさいと習いました。だから無計画に創っておいて、育てられないなんていうのは、あまりにふざけすぎだと思うわけです。)
もちろん、子供を育てる過程でなんらかの切迫した家計事情が起こったとしたら施設に預ける措置もありえるかもしれませんが、それを「匿名」でなんて馬鹿馬鹿しいです。

親の考え方に関して楽観的すぎると思います。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2007-04-10 20:11:40
hokuさま

こんにちは。

議論が噛み合っていないようですね。

「匿名」は良くないに決まっていますが、この場合、議論の前提です。実名を名乗って養育を放棄する場合には乳児院もあれば、慈恵病院に相談して、名乗って託すことも出来ます。慈恵病院の看護婦さんは、TVのインタビューで、「出来るだけ相談してくれるケースが増えてほしい」と仰っていました。

問題は、親として特定されたくなくて、新生児を捨てたり殺したりする親が現実にいることです。これは、悪いに決まっていますが、現実に、そういうケースがあるのです。新生児を殺して生ゴミと一緒に捨てたり、公衆便所で流したり、あるいは、ロッカーに入れたり、といったケースがあります。また、殺さなくても、どこかに置き去りにする、ということは、現実に存在します。

匿名が非人道的で、まともな感覚から見ると「馬鹿馬鹿しい」のはその通りで、私もそう思いますが、人間は、計画性がないこともあるし、非道い人というものが存在することは、残念ながら事実です。エントリーの説明の括弧書きに「匿名で」と書きましたが、そもそも非道い親がいるというところから、物事がスタートしているのだという点をご理解下さい。簡単に言うと、「筋」を説く以前の親がいるのですね。「ふざけている」と仰るのも、もっともですが、そんなレベルの人間が現実にいるではないですか!

こうした親は処罰されるべきですが(ただしペナルティーをきつくしすぎると、こっそり捨てられる赤ん坊が増える可能性があります。この点の設計は、本当に、難しい・・)、問題は、生まれた子供です。この子供が、赤ちゃんポストの存在によって、生きられる確率が高まることが、同ポストを設置する意義ではないでしょうか。

この場合に、「殺すよりも、ポストだ」と思ってくれたら、非道い話だけど、よりマシなのではないでしょうか?ここが論点の急所だと思います。

もちろん、後でデータが集まって、たとえば「上記のような救命が1名に対して、普通なら親が育て居たはずの赤ん坊が100人発生した」(あるいは、10人なら?、1000人なら?「莫大に増える」というのは、どのくらいですか?)というような事が分かった段階で、それでも意義があるとか、弊害の方が大きいから止めてくれ、とか、議論の余地はあると思います。

エントリーで私が述べたかったこと(一部述べ足りていませんが)は、安倍さんが無能だということを除くと、上記です。

>雪渓さま

カトリックは、私も気持ち悪いと思う宗教・宗派の一つですが、死んだかも知れない子供を救命してくれるなら、その行為を良しとすればいいのではないでしょうか。子供が将来、カトリックを克服した人物になる可能性もありますし、そもそも克服するためには、生きていなければなりません。

尚、「里親」は本当に立派だと思います。安倍さんは、率先してやるといいのにね!
 
 
 
今回はかみ合いませんね^^; (BB)
2007-04-12 23:52:23
 山崎さま、早速のコメント返しありがとうございます。赤ちゃんポストで無事成人できるのかがそもそも疑問と思っていることに対し、山崎様は何の疑問ももたれていないということが判りましたので、始めからかみ合わないと思います。

 それから、ポストができると無責任な親が増えるという話には、現在でも痛ましい状況はあるのだから救いになるとおっしゃっていますが、たしかにそういう面はありますが対処療法にすぎないと思います。
 
 どうしてそういう親が出てきちゃったのかという、原因追求や反省がない。根本から正すこともやらなければ、やっぱり増えてしまうと思うのです。極論を言えば、今、赤ん坊産む年代と言うのが団塊ジュニアで、彼らを産み育てた団塊世代の反省がないまま、赤ちゃんポストをつくるということです。
 
 ボケた親は老人病院に縛り付けておくから、安心して残業や休日出勤して稼げという世の中にしてきたのと一緒じゃないでしょうか?
 
 歪な整合だと思います。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2007-04-13 02:15:36
BBさま

コメントありがとうございます。

些か訊きにくいことをお訊きしますが、無事成人するとはどういうことなのでしょうか。また、無事成人できないなら、早く死んでしまった方がいいのでしょうか?私は、本人にとって辛いことが多いとしても、生きるチャンスが多い方がいいと思いますが、もちろん、これ以外の意見もあると思います。成人するまでに疑問や心配はもっているけれども、それ以前に救命される可能性が大きいことがプラスだというのが、現在のこの議論での私の立場です。

また、子供を匿名で捨てたいと思っている親がいることは(私も)困ったことだと思いますが、その対策と、赤ちゃんポストでの対症療法とは、それぞれに必要な問題であって、赤ちゃんポストを作ること自体には問題はないのではないでしょうか。

「根本から正すこと」の必要性は別の問題として、重要なのであって、何でもかんでも、赤ちゃんポストが解決する訳ではありませんし、赤ちゃんポストが無い方がいいという論拠にはなっていないように思います。

また、「ボケた親は老人病院に縛り付けておくから、安心して残業や休日出勤して稼げという世の中にしてきたのと一緒じゃないでしょうか?」というのは、何と何が、どのような理由で同じなのでしょうか。論理がよく分かりません。

子供を捨てるような親がいることが問題で、これが許せないのだ、という事なのかも知れませんが(私も100%そう思います)、それは、赤ちゃんポストの可否とは別の議論だと思います。

同じ問題について考えているのですから、結論が違うとしても、丁寧に議論すれば、「かみあわない」ということは無いはずです。
 
 
 
Unknown (BB)
2007-04-13 22:31:24
 山崎さま、ご丁寧にありがとうございます。初めに書き込んだように感情的な面もありますので、どこから始めたものか。
 
 一つには、人身売買や臓器売買に悪用される危険をはらんでいるという懸念があります。最善を尽くしている病院もあるけれどそうでないのもある。
 
 身内の不幸のことなのであまり言いたくないのですが、母は脳梗塞で倒れ、開いてみたら脳腫瘍で半年と言われたのが、3年も生きました。後に他の医者や保険屋にこのことを話しますとそんなことはありえないといいました。入院中に容態が変わって死んでしまったのですが、連絡を受けて入った病室はいつもの大部屋ではなく個室で大げさな機械がつながれ、下のほうには緑色の笑気ガスのボンベがありました。父の泣き崩れる姿を見て警察を呼んでくれとは言えませんでした。それ以来大きな病院が嫌いです。
 
 北朝鮮による拉致以外にも、臓器ブローカーによる誘拐などということが実際にあるそうです。その昔、パソコン通信のニフティーサーブのころ、FTV(テレビフォーラム)というのがあって、その掲示板にTDLで出口閉鎖をかけてくれたおかげで助かった子供がいるという書き込みがありました、SYSOPに問い合わせて確認してもらったところ事実で思わぬ取材ができたというメールを頂きました。このとき以来、マスコミのニュースは疑って読むようになりました。
 
 そういう臓器移植への横流しのような危険があるので、監視の目を向けていなければ、無条件で賛成できる内容ではないなと思うわけです。
 
 それから山崎様の言う”「根本から正すこと」の必要性は別の問題として、重要なのであって、何でもかんでも、赤ちゃんポストが解決する訳ではありませんし、赤ちゃんポストが無い方がいいという論拠にはなっていないように思います。”ですが、数学的な理論ではそうでしょう。
 
 私も受け入れ施設はあったほうがよいと思います。しかし、別問題として割り切ってしまうことは誤っていると思います。こちらの「子育てを放棄する親」にも同時に何らかの手を打つべきだと思うのです。
 
 例えは悪いのですが、生産ラインのどこかで不具合がおき、ある確立で不良品が生産され世に出回ってしまったとします。消費者からのクレーム処理だけをしていては、不良品は依然として生産され広まっていきます。それどころか不具合の程度がひどくなりもっと不良品が出回ることだってあります。
 
 えと、子育てを放棄する親すべてが不良品と言ってるつもりではないのです、そうせざるを得なくなる世の中もまた不良なところを抱えているのですから、世の中のおかしなところもつねに改良されていかなければならないと思うのです。
 
 対処療法だけではいづれ破綻します。体質改善のためには割りきりではなくフィードバックが必要だと思うのです。今回の「赤ちゃんポスト」にはそういう面が見えてきません。まるで免罪符のようであります(避妊に否定的でスキンも使わないキリスト教徒にはまさに免罪符なのかもしれませんが)、これっきりでもう解決と、そう見えて仕方ありません。
 
 長文失礼いたしました
 
 
 
 
山崎さんはいいこと言いますね (どんぐり)
2007-04-14 02:03:10
山崎さん、いつもいろいろなレスをいただいて本当に嬉しいです!ありがとうございます。

福田首相は「人の命は地球より重い」とテロリストに妥協して、世界中から不興をブーブーかいましたが、僕はこういうのが好きです。世の中がポンコツで、親がヤクザなアンポンタンで、不注意で生まれてしまったとしても、僕は新しい命になんとしても生き延びて欲しいです。「今日」命を救えるならば、まずはバッチグーに思えます。格好つけてサルトル先生風に言うと「人間はなんにでもなれる存在なので、まずは生きてチャンスを持ってほしい」です。さらに無事に成人できると万々歳でしょう。無事に成人するという意味は本人の努力しだいで「ああ良かったなあ」と思える人生をつかめるスタートラインにいること、くらいが妥当に思えます。

もちろん赤ちゃんポストに置かれる方々は不幸に決まっているので、このようにならない努力はしていきたいですね。啓蒙っていうことで高校受験の科目に「性」を加えてみましょうか。英語よりも高い配点にして、たくさん勉強したらいい高校に入れます。う~ん、あんまり冴えたセンスじゃないですね。なんかいい案があったら教えてください。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2007-04-14 11:57:52
>BBさま

論旨は大体分かっていただいたようで、嬉しく思います。子供を捨てる親が出ないような社会にしたいですね。

>どんぐり様

考えてみると、安倍氏は、「人の命は地球より重い」とテロリストに妥協した(これはこれで問題でしたが、まあ、たまには、そんなことがあってもいい)福田派の系譜なのに、気がついてみたら「首相のオツムは、羽よりも軽い」になってしまいましたね。いやいや、待てよ、「拉致問題は、国益(←曖昧で怪しい言葉ですが)よりも重い」という形で、教えを受け継いでいるのかも知れませんね。

ところで、必修科目に、性を加えるって、実技も教え込むのでしょうか?

いっそのこと、フィギュア・スケートのように採点競技にして、みんなで讃え合いながら見物すると、いいかも知れませんね。地上波デジタル放送普及の切り札コンテンツかも。もちろん、各種性知識は、これからの国民にとって、実用的でしょう。
 
 
 
赤ちゃんポストの賛否 (yuki)
2007-10-31 09:13:16
赤ちゃんポストですが、赤ちゃんポストには、賛否両論が飛び交っている。
その中で、賛成派の中で「いいことだ!」というのは、実際に「子供を捨てよう」、「もう要らない」などと考えた方ではないか。
僕は実際賛成である。
なぜならば、本文中にもあったが、宗教上の問題もあれば、望まれない妊娠(レイプ)等で中絶ができない場合がある。時間がたってしまえば中絶するのはとても難しくなる。そういったことから賛成である。
それに、経済的な理由で子供を育てられなかったときに、一度は「殺そうか」と思う人も少なくはないのだろう。しかも、最近の若者は無防備に性行為をしてしまって、子供ができて、生まれてから案外大変だったから捨てる。ということも考えるのではないだろうか?
今は性犯罪も増加傾向にあり、非常に無様で無礼な人間が増えていることは間違いない。
こんなおかしな人間に無理やり妊娠させられたにもかかわらず、自分の子供だからといって育てなければならないのだろうか。
決して子供を育てなくてもいいといっていることではない。こんなことはありえない。
まず赤ちゃんポストをつくり、そこから対策をしていくのが良い方法ではないだろうか?
実際問題EUでは、赤ちゃんポストが多数設置されている。それで、日本にこのことを反映されたのではないかな、と私は思う。

だが、反対の意見もある。
まずひとつは、赤ちゃんポストができると安易に子供を作って、「赤ちゃんポストに入れればいいだろう」という考えを持ってしまう人もあるかもしれない。
そのようなことで、反対とも思えるが、私は子供を持つ身として賛成である。

子供をしっかり今まで育ててきて、思ったことは自分よりも子供を優先しようという心構えでいないと子供を作ってはいけないと思う。
たとえ子供が40歳になったとしても、自分の子供なのだ。そのことをしっかり踏まえて子供のことを考えてほしい。


「「若者修行一図感無量」」ぢゃ!!
 
 
 
Unknown (山崎元)
2007-10-31 10:39:30
yukiさま

「できちゃった婚」などという言葉があるくらいで、こどもが「できちゃって」、それで「結婚しよう」となることがあるくらいですから、心の準備のできていない親は少なからず居るはずで、これらの全てに「十分な親としての自覚」を持たせることは、教育問題として無理でしょう。少なくとも、教育が失敗したケース、あるいは教育途上のケースにあって、不幸になりかねない子供の救済措置が必要だと思います。生まれてくる子供に責任はありません。
 
 
 
マオ (knockoff handbags)
2012-02-06 23:05:16
小沢一郎氏はあれだけテレビでもお金の問題が流れているのに、そのまま残っているのかという事・・・あまり政治のことは分かりませんが、それが率直な感想です。
またブログ読ませていただいて勉強します。gbsxd
 
 
 
ぶっちゃけ、この年齢で海外のリングに上がっても (christen press 2020 jersey)
2020-09-14 21:46:33
それにしても、ボクシングほど報われないスポーツはないなと改めて思いました。日本では歴史的な快挙と
言われた世界ミドル級を制覇した竹原選手は現役引退後、食えない時期があり日焼けサロンで店員として
働いていたそうです。しかしボクシングには他のスポーツには絶対無い物凄さがあるのも事実で、なにかみていて複雑に気分にさせられました。
 
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