山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌67-vol.7(今井記)

2018-03-26 23:24:56 | 練習日誌
 まさに春来る!というポカポカ陽気。ストーブなしで練習です。何ヶ月ぶりかしら。。。

 今日もメンデルスゾーンを中心に、残りの時間でハイドンの難所を合わせました。
 
 今回のメンデルスゾーン、2楽章がスケルツォになっています。イタリア語で冗談やいたずら、戯れといった意味を持ちますが、いかにもメンデルスゾーンらしい、まるで鳥が軽やかに飛びまわりながら遊んでいるような、晴れやかな気分に満ちた楽章です。スケルツォは、彼の弦楽八重奏曲の3楽章にも出てきますが、メンデルスゾーンの十八番といっても良い曲想だと思います。
 
 しかし子どもの頃はともかく、大人になるにつれて「スケルツォ」の気分からはだいぶ遠ざかった気がします。私も酒が飲めればまた違ったかもしれませんが。。。。ありし日の「子ども心」を引っ張り出して、なんとかうまく表現したいと思うのですが、下手をするとあざとくなってしまいます。技術的にも、羽の如き軽さを表すのは、実は大変な努力と工夫が要するのです。本番もいよいよ来月、ここが踏ん張りどころですね。
 
 ようやく待ち望んでいた春の到来、鳥が春を謳歌するように、美しい歌をさえずりたいと思います。四羽の鳥がどのような会話をしているか、是非会場にいらして耳を傾けてみて下さい。
 
チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
 ただいま16箇所及び山形市内公民館
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