山形弦楽四重奏団 ブログ

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山形Q 練習日誌67-vol.6(今井記)

2018-03-22 23:16:43 | 練習日誌
 春分の日の翌日。あいにく天気は雨模様ですが、昨日のように雪でないだけマシというものかもしれません。寒いのは苦手です。。。というわけで、気を取り直して練習開始。
 
 今日はお楽しみアンコールの合わせから。内容についてはつまびらかにできませんが、確認の為にも是非、14日に会場までお越しくださいませ(笑)。名曲中の名曲とだけ言っておきましょう。きっとお気に召して頂けると思います。美しく、そして深いです。
 
 その後はハイドンを、より丁寧に細かく見ていきました。次回のハイドンクァルテット全曲演奏ファイナルの布石となるだけあって、やればやるほど、底なしのように「新たなる課題」が次々と出てきます。特段長いわけではなく、もの凄く複雑なことを弾かされているわけでもないのに。。。。それだけよく磨かれているということでしょう。大吟醸と同じですね。って、下戸の私が言うのも何ですが。
 
 メンデルスゾーンは、やはり特有の華があります。若さゆえというところもあるでしょうが、そもそも育ちがよく、しかも溢れんばかりの才能を持つ人が放つオーラというのは、パアッと周囲を照らす明るさがあります。それは短調であっても損なわれることはありません。かの有名なヴァイオリン協奏曲もホ短調ですが、決して湿っぽくはならない。あくまでも光を感じます。しかも、あざとく魅せるためではない技巧が色々と使われています。なので弾き手は、それと感じさせないよう、涼しい顔でそれをやらなければいけないわけで。。。どうやって?勿論地味に練習(基礎練含む)を重ねるしかないのです。まだまだ道半ば、引き続き頑張りますよ!!

チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
 ただいま16箇所
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