立憲民主党 山としひろ「パワフル日記」

立憲民主党 衆議院富山1区公認内定者
44歳 
人にやさしい政治

市議会企画総務委員会 行政視察(3日目)

2009年10月29日 | Weblog
 行政視察3日目、最終日の訪問先は福島県喜多方市。視察テーマは「広域消防・消防団運営について」。

 喜多方市では周辺自治体と一緒に「喜多方地方広域市町村圏組合」をつくっており、消防業務もそこで行なわれています。

 現在、愛知県は「消防の広域化」を推進しています。消防本部を統合することで、人員配備の効率化と充実、消防体制の基盤強化などのメリットがあるといわれています。

 担当者の話を聞いていると、国の補助金カット、自治体の財政難や団塊世代の大量退職によって、広域化していても苦労しているんだと感じました。この問題を考えるにあたっては、「広域化して大きくなればそれでよし」という発想ではダメだと思いました。

市議会企画総務委員会 行政視察(2日目)

2009年10月28日 | Weblog
 行政視察2日目の訪問先は新潟県新発田市(しばたし)。視察テーマは「市民参画と協働による新発田市まちづくり基本条例について」。

 まちづくり基本条例、自治基本条例なるものは、いわば自治体の憲法、最高規範です。

 江南市においても現在、(仮称)自治基本条例の策定に向けて検討委員会で議論がなされています。しかし、議論が多くの市民を巻き込んだものとなっているとは到底思えません。また、この種の条例に関わって、「地域協働(ちいききょうどう)」概念が重要になりますが、まだまだ理解が進んでいません。

 新発田市の担当者からは、まちが置かれた現状と条例制定までの経緯を詳しい説明していただきました。私の所感をひとことで述べます。

 将来、まちをどうしていきたいのかといった根本的議論が必要ではないでしょうか。それ抜きに条例を作っても、何の意味もありません。



市議会企画総務委員会 行政視察(1日目)

2009年10月27日 | Weblog
 27日から29日まで3日間の日程で、市議会企画総務委員会の行政視察が実施されました。

 1日目の訪問先は新潟県長岡市。視察テーマは「インターネット公売について」。

 税金の滞納者から差し押さえた物品を、ヤフーのオークションを利用して公売し、その売却代金を滞納金に充てています。実際にオークションにかけられた物品と回収代金はわずかですが、宣伝効果が大きいとのことです。

 江南市においても税金の滞納は増え続けており、その回収に四苦八苦しています。厳しい生活をしている人を苦しめることがないよう配慮しつつ、税負担の公平性の観点から滞納対策を強化していくべきです。そのひとつとして、オークションをやってもいいのではないかと思いました。




 差し押さえられた物品にはこんなものもあります。


 長岡市議会の議場で全員で記念撮影。私は左から2番目。


 視察後、新潟中越地震の仮設住宅(跡地)に立ち寄っていただきました。この建物は現在子育て関連の施設に転用されています。

冬のボーナスカット

2009年10月26日 | Weblog
 午後3時から、各派代表者会議。

 議題のひとつが、議員の12月期末手当(冬のボーナス)について。国の特別職のボーナスが引き下げられることに合わせて、0.1月分カットするというものです。議員については70,180円減となります。

 議員や首長など特別職についてはやむを得ないでしょう。民間企業の実態はもっともっと厳しいと察します。改めて、一生懸命に仕事をしなければと感じました。

 また、人事院勧告によって一般職員の期末・勤勉手当(冬のボーナス)もカットされます。5月の臨時勧告に基づき、特例措置として0.2月分凍結されたものを含め、0.35月分カットされます(実質的には0.15月分)。職員一人あたりの平均影響額は136,251円(年間)となります。

担当課に資料要求

2009年10月23日 | Weblog
 今日も朝から市役所控室にこもって、文献購読していました。「子どもの貧困」をメインテーマにして質問したいのですが、なかなか難しいですね。

 午後、教育委員会教育課、健康福祉部子育て支援課にうかがって、基本的データなど資料を出してもらうようお願いしました。

 頭の中で考えたことだけで質問をつくってしまうと、どうしても「机上の空論」になってしまうおそれがあります。データも見て、担当者の話も聞いて、実態に即した質問ができるようにしたいです。



[きょうのできごと]

 9:30 ~ 16:30 文献購読、担当課へ資料要求など(市役所控室)

[あすの予定]

 特に公務はありません。自宅で文献購読などをして過ごします。

[あさっての予定]
 
 9:30~ 消防観閲式(布袋北小学校グランド)
 

議員報酬(10月分)を公開します。

2009年10月23日 | Weblog
 毎月21日は議員報酬の支給日です。今月も、21日に10月分の議員報酬が支給されました。その中身を公開します。

 支給総額:484,000円

 控除額:125,725円
      議員年金掛金 76,800円
      所得税 16,780円
      社民党費 29,145円(振込手数料105円含む)
      企画総務委員会食糧費 3,000円

 差引支給額:358,275円
     
 さらにここから住民税(年間433,800円)、国民健康保険税(年間約44万円)、国民年金保険料(年間172,230円)を支払います。

 実質的な手取り:約25~26万円
          これが生活費、議員活動費となります。

 議員報酬に見合った仕事ができているか、私を含め全議員の働きぶりをみなさんが厳しくチェックしてください。みなさんがご存知の市議会議員は、議員報酬に見合った仕事ができていますか?みなさんの視線が強く江南市議会に注がれれば、江南市は、必ず暮らしやすいまちに変わっていくはずです!
 
 なお、江南市議会には費用弁償(交通費)などの諸手当は一切ありません。議長、副議長を除いて、年齢、当選回数などにかかわらず、新人であろうと大ベテランであろうと一律で484,000円です。

【報告】 2009年9月の自殺者数2人

2009年10月23日 | Weblog
 先日、江南市生活産業部市民サービス課より2009年9月の自殺者数を報告していただきました。

 9月は、男性1人、女性1人(死亡届出書より判明分で、いずれも江南市内に住所を有する市民)が自殺で命を絶ちました。

 自殺の要因については分かりませんが、厳しい社会・経済情勢が影響しているのでしょうか。いずれにしても、私は、いのちを大切にする政治の実現に向け、今後とも積極的に自殺対策に取り組みます。

 なお、9月における死亡届出書の受理件数は計66件でした。内訳は、男性37件(本籍受理分25件、本籍送付分2件、非本籍受理分10件)、女性29件(本籍受理分19件、本籍送付分4件、非本籍受理分6件)でした。

名古屋市政 市長は正義の味方?

2009年10月22日 | Weblog
 名古屋市政の動向に注目が集まっています。河村市長は公約である「市民税減税」「地域委員会」を何としても実現すると意気込んでいます。それに対して、議会からは批判も出ています。

 今週、夕方の東海地方のニュース番組に河村市長が生出演しているのを見ました。しかし、マスコミ報道で「市長は正義の味方」「議員は旧態依然」という論調がはられていることには違和感を覚えます。確かに河村市長の発言は分かりですし、また名古屋市会や議員の体質には問題がありますが、議会側の声ももっと伝えられてしかるべきではないでしょうか?

 それとも、こんなことを言う私も旧態依然としているのでしょうか?