立憲民主党 山としひろ「パワフル日記」

立憲民主党 衆議院富山1区公認内定者
44歳 
人にやさしい政治

貧困率15.7%

2009年10月21日 | Weblog
 先日のブログに書いたように、「子どもの貧困問題」に関心を持っています。今日も午後、市役所控室で本を読んで勉強しました。

 みなさんは、「貧困」についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?「格差」と「貧困」は違いますし、「貧困」にも「絶対的貧困」と「相対的貧困」があります。個人の生活環境や社会情勢に対する認識などによって、貧困のイメージもさまざまでしょう。まずは、社会的に許されない貧困とは何かについて認識をある程度共有してからでないと、この問題の進展は難しいのではないでしょうか。

 ところで、きのう厚生労働省が日本の「貧困率」を発表しました。

 これまで日本政府は「貧困問題は存在しない」として公式統計を取ることすら拒絶してきました。しかし、政権が変わり、あっという間に貧困率が調査され公表されました。連立三党合意で(特に子どもの)貧困問題に取り組むことが確認されていますから期待していますし、地方、現場から国に声を上げていきたいです。



(以下、記事を引用 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091020-00000665-yom-pol)

日本の「貧困率」15・7%、OECD中4位

 長妻厚生労働相は20日午前の閣議後の記者会見で、全国民の中での低所得者の割合を示す「相対的貧困率」が2007年調査で15・7%だったと発表した。

 経済協力開発機構(OECD)がまとめた加盟30か国の中で4位で、貧困率の高さが際だった。相対的貧困率は、これまでOECDが日本政府の統計資料を基に算出してきたが、今回、初めて日本政府が算出した。

 OECDによる加盟30か国の「2000年代の相対的貧困率」調査では、日本は14・9%(04年調査)だったが、今回の日本政府の07年調査では、貧困の悪化が顕著になった。

 OECD調査で貧困率が高かったのは、メキシコ(18・4%)、トルコ(17・5%)、米国(17・1%)の順。逆に低いのはデンマーク(5・2%)、スウェーデン(5・3%)、チェコ(5・8%)だった。

 厚労省によると、日本の1998年調査の相対的貧困率は14・6%で、以後、年々悪化傾向にある。子どもの貧困率も01年に14・5%を記録した後、04年に13・7%と改善の兆しを見せたものの、今回14・2%と再び悪化した。

 ◆相対的貧困率◆ 国民一人ひとりの所得を順番に並べて、ちょうど中間の額の人を定め、更にその額の半分に満たない人が、全体でどれくらいいるかを示したもの。この際に用いられる「所得」は、等価可処分所得といい、所得から税金などを差し引いた世帯の可処分所得を、世帯の人数の平方根で割った数値となっている。貧困の水準を示す絶対的貧困率と異なり、国内の低所得者の割合を示す指標になっている。

最終更新:10月20日14時0分

(引用終わり)



[きょうのできごと]

 7:00 ~  8:00 早朝行動で街頭演説(名鉄江南駅東側)
11:00 ~ 11:50 弔問
14:00 ~ 17:00 文献講読など(市役所控室)

[あすの予定]

 7:00 ~  8:00 早朝行動で街頭演説(名鉄布袋駅前)
 終日           文献講読など(市役所控室)