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韓国 焼け崩れた南大門 国民ショック「子孫に顔向けできない」
2月13日8時1分配信 産経新聞
【ソウル=久保田るり子】首都ソウルのシンボルだった文化遺産、南大門が放火により、テレビを見守る国民の目の前で燃え崩れ落ちた。その衝撃が韓国全土で広がっており、現場では白い菊やユリの花を手向ける市民が後を絶たない。
12日、李明博次期大統領は南大門の復元を国民の募金で行うことを提案。「早期に復元しよう」と南大門ショックに対応する姿勢をみせた。
火災は韓国では一年中で一番のんびりする旧正月連休明けの日曜日、10日の夜9時前に発生した。発生時は火の手は見みえず白い煙だけ。発生5分後には消防車20台が南大門を取り囲み、鎮火は時間の問題に見えた。消防当局は30分後に鎮火したと判断。しかし楼閣内の古い複雑な木造建築内で火は燃え続け、午後11時前に再び炎が上がった。消防と文化財庁の初期消火への判断ミスが原因とみられている。
その結果、国民は、南大門が焼け崩れていく姿をテレビの生放送で見守るはめになった。「子孫に顔向けができない」(東亜日報)「豊臣秀吉の出兵、清の侵攻、朝鮮戦争にも生き残った国宝を平和な時代に灰にしてしまった」(朝鮮日報)と、貴重な歴史的建造物を失ったことへの無念の思いや憤りが強まっている。
文化観光省や文化財庁のホームページには市民の批判が殺到、11日未明はサーバーがダウンした。黒いがれきとなった南大門の周囲は12日、修復に向けた高い囲いの設置が始まった。再建には2~3年、約200億ウォン(約22億円)が見込まれている。
(引用終わり、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080213-00000090-san-int)
みなさまもニュースでご存知だと思います。ソウルの南大門(ナムデムン)が放火によって焼失してしまいました。
ソウルのシンボル的な存在が失われてしまい、残念でなりません。韓国国民が悲しみ、涙を流し、花をそなえている様子を見ていると胸が痛みます。また、犯人に対する憎しみも募ります。
一刻も早く復元されることを切望いたします。
写真は、私が昨年8月に訪れた際にデジカメで撮影したものです。