去る24日、江南市職員の男(土木建築課主事 36歳)が、詐欺容疑で江南署に逮捕されました。報道発表によると、他人のクレジットカード番号を使ってインターネットショップから商品をだましとったとされています。警察の調べに対し、職員は容疑を認めています。
市民に範を示すべき立場にある者が、人の善意を欺く行為に及んだことは絶対に許されません。刑事処分が決まり次第、市当局は厳正に処分を行うべきです。
事件を起こした職員は2004年(平成16年)4月に新規採用され、課税課、市民サービス課、土木建築課に配属されていました。実はこの職員、昨年春にも、他人の車に傷をつけて器物損壊容疑で逮捕されています。その時は示談が成立し不起訴処分となったこともあり、半年間の減給処分にとどまりました。今回は2回目ですから、市民感情としては懲戒免職以外あり得ません。
また、前回の処分が妥当であったのかも問われます。処分後、職場の中でコミュニケーションを図り、フォローしていたのかも気になるところです。
それにしても、不祥事で「江南市」の名前が知られることが、恥ずかしくて仕方ありません。