子どもの貧困－セーフティネット・クライシス

　今夜のＮＨＫスペシャル。子どもの貧困問題、セーフティネット・クライシスが取り上げられていました。番組全てを見たわけではありませんが、高校生が授業料や生活費と稼ぐために夜のアルバイトをしている、経済的問題で進学に支障をきたす、母子家庭の母親が働きに出たいが保育所が満杯で入れない・・・・・・深刻な事案が紹介されていました。

　子どもには何も罪も責任もありません。また、選挙権もなく発言権がありません。ですから、大人が子どもにきちんと目を向けて、必要なサポートをしなければ、子どもは苦しみから解放されません。

　子どもが悲しい顔をしている様子は見たくありません。政治の世界に身を置く者のひとりとして、政治の責任において子どもの貧困問題にきちんと取り組まなければと痛感させられました。