27日から29日まで3日間の日程で、市議会企画総務委員会の行政視察が実施されました。
1日目の訪問先は新潟県長岡市。視察テーマは「インターネット公売について」。
税金の滞納者から差し押さえた物品を、ヤフーのオークションを利用して公売し、その売却代金を滞納金に充てています。実際にオークションにかけられた物品と回収代金はわずかですが、宣伝効果が大きいとのことです。
江南市においても税金の滞納は増え続けており、その回収に四苦八苦しています。厳しい生活をしている人を苦しめることがないよう配慮しつつ、税負担の公平性の観点から滞納対策を強化していくべきです。そのひとつとして、オークションをやってもいいのではないかと思いました。
差し押さえられた物品にはこんなものもあります。
長岡市議会の議場で全員で記念撮影。私は左から2番目。
視察後、新潟中越地震の仮設住宅(跡地)に立ち寄っていただきました。この建物は現在子育て関連の施設に転用されています。
1日目の訪問先は新潟県長岡市。視察テーマは「インターネット公売について」。
税金の滞納者から差し押さえた物品を、ヤフーのオークションを利用して公売し、その売却代金を滞納金に充てています。実際にオークションにかけられた物品と回収代金はわずかですが、宣伝効果が大きいとのことです。
江南市においても税金の滞納は増え続けており、その回収に四苦八苦しています。厳しい生活をしている人を苦しめることがないよう配慮しつつ、税負担の公平性の観点から滞納対策を強化していくべきです。そのひとつとして、オークションをやってもいいのではないかと思いました。
差し押さえられた物品にはこんなものもあります。
長岡市議会の議場で全員で記念撮影。私は左から2番目。
視察後、新潟中越地震の仮設住宅(跡地)に立ち寄っていただきました。この建物は現在子育て関連の施設に転用されています。
市税の滞納に触れ、江南市を含む県下の人口類似している市の状況を確認してみました。
資料は各市の監査委員が実施報告している決算審査意見書を使用してみました。
江南市の市税の不納欠損額は39.8百万円(1,160件 34千円/件)であり、
不納欠損額を調定額で除した率は、0.3% 税務職員数38名です。
この率は小牧市が0.4% 税務職員数59名、北名古屋市 0.3% 37名、犬山
市 1.0% 27名、西尾市 0.2% 34名、半田市 0.8% 36名、蒲郡市
0. 9% 32名でした。
江南市の不納欠損率は比較した他市に比べ著しく高い値ではありませんが、市民への公
平のためにも市として相当な努力が必要となります。回収に注力すれば回収に要する費用
が増加し、いたちごっことなり得ることも考えられます。
また、監査委員より「様々な理由があるにしても、負担の公平性を確保するため、そその判断基準を明確にして、市民への説明責任を果たすことが必要であると考えられる。」
との助言に対する措置も必要ではないかと思っています。
現状はもっと厳しいようです。なぜといえば
広報こうなん11月号7頁に20年度の施策・事務事業の評価結果が掲載されております。
市税等収納管理の充実欄の今後の施策展開の方針・改善などには、「2.納税意識の低い方には、税負担の公平性を保つため、様々な滞納処分の手法を調査・研究し、実施に向け、仕組みを整えていく。」とコメントがあります。
滞納は今、始まったようなコメントであり、これから調査し仕組みを整えるとなると税務課職員が本腰で滞納に取り組むのは何年後になるのでしょうか。
江南市は雨・雨・雨でいつも雨傘!なのでしょうか。
税金の滞納について厳しい意見を頂戴しております。私としても何らかの提言ができるよう努力いたします。